羽生結弦、プロ転向表明 織田信成が号泣「正直、羽生ファンとしては…」
2022.07.19 18:01
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プロフィギュアスケーターでタレントの織田信成が19日、テレビ朝日系情報番組「スーパーJチャンネル」(毎週月~金曜、夕方4時40分~)に生出演。羽生結弦選手が同日会見を開き、競技者として第一線から退くことを発表したことについてコメントした。
織田信成、羽生結弦のプロ転向に涙の想い
会見の中継を見ていた織田は、「どうしても競技会となると、4回転を何回飛んだりとか、高得点を狙うために自分がどうしたらいいのかを考えなければいけない。そこから少し解き放たれて、もちろん4回転も取り組みつつ、自分の芸術というものを日本を含め世界中の方に見てほしいのかなと思いました」とコメント。さらに「正直オリンピック2連覇して、競技へのモチベーションをここまで保ててたということ自体がすごいこと。自分のキャリアが最後の方になっても、4回転半という誰も挑戦しえなかった技に挑戦してきたということ自体が、本当にすごいこと」と称えた。
しかし「正直、羽生ファンとしては…」と切り出すと「羽生くんの鬼気迫るような、戦う姿がすごく好きだったので」と声を詰まらせ「それが見られないのは少し寂しいですけど」と涙。
「でも前向きにスケートを追求していくということは何も変わらないと思うので。普通プロって4回転とか飛ばなくなっちゃうんですけど、アスリートとして果敢に攻めていくようなお話だったので、そこは自分も同じプロとして負けていられないじゃないですけど…羽生君らしいと思いました」と泣きながらも笑顔でエールを送った。
「プレッシャーに押しつぶされそうなときでも、沢山の人に感動を与えてきて。だからあれだけの人が応援していると思うし、そういうのが見られないというのは正直寂しいですけど」と本音を明かしつつ「でも、これから同じプロスケーターとして、できるかまだ分からないですけど(笑)、でも一緒に滑る機会が増えたらいいなと思います」と語った。
羽生結弦、プロ転向に決意表明
羽生は会見にて「プロのアスリートとしてスケートを続けていくことを決意いたしました」と、競技者からは退きプロとしてスケートを続けていくことを表明。競技会に参加することはなくなるが、「自分のことを認めつつ、また自分の弱さと過去の自分とも戦い続けながら、これからも滑っていきたい」と、今後もスケートに意欲的な姿勢を見せた。
また、自身が目標としている4回転半ジャンプへの挑戦にも触れ、「より一層取り組んで皆さんの前で成功させられることを強く考えながらこれからも頑張っていきます」と意気込み、「どうか戦い続ける姿をこれからも応援していただけたら嬉しいです」と呼びかけた。
羽生選手は2010年にシニアデビュー後、2013年から4年連続でグランプリファイナル優勝、2014年のソチオリンピックと2018年の平昌オリンピックで2大会連続金メダルを獲得するなど、華々しい成績を残した。2013年から2018年に至るまで5シーズン連続で世界ランキング1位を誇り、2018年には国民栄誉賞を個人としては最年少で受賞している。(modelpress編集部)
情報:テレビ朝日
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