「マイファミリー」新たな“タイトルの意味”加わる 香菜子(高橋メアリージュン)の告白に視聴者涙
2022.05.23 11:42
嵐の二宮和也が主演を務めるTBS系日曜劇場「マイファミリー」(毎週日曜よる9時~)の第7話が、22日に放送された。タイトルに新たな意味が加わり、反響が寄せられている。<※ネタバレあり>
二宮和也主演「マイファミリー」
誘拐された娘を取り返すための唯一の方法として警察を排除することを決意した夫婦が、たった2人で娘を取り返すべく戦っていく同作。「グランメゾン東京」(2019年)、「TOKYO MER~走る緊急救命室~」(2021年)などを手掛けた脚本家・黒岩勉氏がオリジナルで描く、先の読めないノンストップファミリーエンターテインメント。二宮はゲーム業界の新時代を切り開く男ともてはやされている「ハルカナ・オンライン・ゲームズ」のCEO・温人、多部未華子がその妻・未知留を演じている。さらに鳴沢夫婦に協力する重要人物として、2人の大学時代の友人で弁護士の三輪碧役を賀来賢人、元刑事・東堂樹生役を濱田岳が務めている。
第6話までのあらすじ
温人は娘・友果(大島美優)を誘拐から救ったものの、次の被害者は三輪の娘・優月(山崎莉里那)。温人たちは警察の介入なしで犯人と取引し優月を救い出すも、今度はネットサービス企業・NEXホールディングス社長のCEOで鳴沢家と家族ぐるみの付き合いがある阿久津晃(松本幸四郎)の娘・実咲(凛美)が誘拐される。さらに、東堂が自身の娘・心春(野澤しおり)が5年前に誘拐され未だに発見されていないこと、妻の亜希(珠城りょう)が失踪したことも明かした。
しかし、実咲の母・絵里(森脇英理子)が身代金を入れたスーツケースにGPSタグを仕込んだことで事態は急展開。温人がそのGPSの位置に行くと、そこではハルカナの社員・鈴間亜矢(藤間爽子)が1億円を詰め替えており、そこで温人は何者かにスタンガンを当てられ気絶させられてしまう。
香菜子&鈴間の関係性は?
温人と阿久津は、鈴間のノートパソコンをビジネスパートナーの立脇香菜子(高橋メアリージュン)が処分していたことを突き止める。さらに阿久津は彼女の通信履歴から鈴間に「ノートパソコンは処分しておいたからもう会社には戻らないで」と連絡していたことも明らかにし、香菜子本人を問い詰めた。しかし香菜子は、実咲が誘拐されていることさえ知らなかった。
彼女は温人が優月の誘拐時に三輪に貸すため一時的に会社の口座から5億円を引き出したことを知り、再び誘拐が発生していると予想。調べたところ、同時期に鈴間が自動音声変換ツールを使い外部に頻繁にアクセスをしていたこと、友果誘拐時も同じような記録が残っていたことがわかり、鈴間本人に直接確認。黙っているだけの鈴間に「会社を辞めてほしい」と告げていた。
香菜子にとっての“マイファミリー”
その事実を知り、温人が「なんで教えなかった」と1人で行動していた理由を聞くと、香菜子は「会社を守りたかったから」と告白。友果誘拐時、ハルカナは多くのユーザーの課金に助けてもらったことを振り返り、「なのに、会社の中に誘拐犯がいるってわかったら、バッシングを受けてハルカナは終わる。だから、このまま鈴間さんがいなくなって誰にも知られずに済むならそれでいいって思った。犯人が捕まらなくたっていいって」と声を震わせながら明かした。
そして「私にとっては、この会社が子どもなの。だからどうしても、ハルカナを守りたかった」と語るのだった。
「マイファミリー」新たな意味に視聴者涙
阿久津にも改めて謝罪した香菜子。彼女の会社への思いを受け、話を聞いていた未知留は、阿久津に問い詰められた際に床に落ちてしまった社員の集合写真を1つずつ拾い、立てかけ直した。第5話では誘拐犯が温人に「私たちは誘拐をともにする“ファミリー”ですから」と伝え、「マイファミリー」は鳴沢家ら様々な家族を指すだけでなく、犯人が温人と協力関係にあるという意味もあったことが明らかに。今回の放送では、香菜子にとっては会社が「マイファミリー」であることがわかり、新たな意味が加わった。
視聴者からは「未知留が写真もう一度立てかけるところで泣いた」「めちゃくちゃいいシーン…」「香菜子さん、怪しんでごめんなさい…。ハルカナを守ろうとしてくれてありがとう」など、感動の声が多数上がっていた。(modelpress編集部)
情報:TBS
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