二宮和也主演「マイファミリー」

誘拐された娘を取り返すための唯一の方法として警察を排除することを決意した夫婦が、たった2人で娘を取り返すべく戦っていく同作。「グランメゾン東京」（2019年）、「TOKYO　MER～走る緊急救命室～」（2021年）などを手掛けた脚本家・黒岩勉氏がオリジナルで描く、先の読めないノンストップファミリーエンターテインメント。

二宮はゲーム業界の新時代を切り開く男ともてはやされている「ハルカナ・オンライン・ゲームズ」のCEO・温人、多部未華子がその妻・未知留を演じている。さらに鳴沢夫婦に協力する重要人物として、2人の大学時代の友人で弁護士の三輪碧役を賀来賢人、元刑事・東堂樹生役を濱田岳が務めている。

三輪（賀来賢人）の娘、誘拐事件へ

第4話で、誘拐事件からちょうど1年が経った日、温人の元に友果の誘拐犯から「三輪の娘、優月を誘拐した」という連絡が。三輪は、3年前に妻・沙月（蓮佛美沙子）と離婚し、現在優月（山崎莉里那）とは月に1度しか会っていないという。

その日の夕方、三輪が沙月・東堂とともに犯人に5億円を用意したことを電話で伝えるが、犯人からは「交渉人が温人でないと取引できない」と断られ、10秒以内に温人が出ないと優月を殺すと伝えられる。

カウントダウンが始まり全員が混乱していると、残り2秒というところで三輪家に温人が登場。温人が電話に出ると、犯人は「明日の9時に受け渡し方法を連絡します。頼りにしてます、鳴沢温人さん」と伝え電話を切るのだった。

温人（二宮和也）ら、優月救出に成功

翌朝、いよいよ交渉がスタート。警察に頼らず、温人は三輪・沙月・東堂とともに、犯人の指定する場所へ5億円を持って次々と移動。

そして、犯人からほこりアレルギーの優月が苦しんでいるとの連絡が。一同は、優月の居場所を聞き出し、急いで現場へ。無事、優月を見つけ出し、救出に成功。最後には、三輪は沙月に「優月から離れられない。そばに居たい」と話し、しばらく3人で共に暮らすこととなり、家族の絆が深まった。

「マイファミリー」に隠された“もう1つの意味”

また、放送ラストには、温人の元に再び犯人から連絡が。自宅の勝手口を見ると、段ボールが置いてありその中には大量の札束があった。

犯人は「私たちは見事営利誘拐を成功した。その報酬だ」と説明。さらに、今度は阿久津（松本幸四郎）と絵里（森脇英理子）の娘・実咲（凛美）を誘拐したという。温人が「俺に恨みでもあるのか？」と叫ぶと「私たちは誘拐をともにする“ファミリー”ですから」と述べた犯人。

タイトルの「マイファミリー」にある“ファミリー”は「家族」の意味とは別に、犯人との「共同」の意味も隠されていたことが明らかとなり、視聴者からは「そういう意味だったのか」「怖すぎる」「ぞっとする」「ラストにまたモヤモヤが！」といった反響が寄せられている。

また、第6話の予告では、遂に温人が犯人と対峙する様子が映され、視聴者からは「どうなるの？」「来週も楽しみ」などの声が相次いでいる。（modelpress編集部）

情報：TBS