二宮和也主演「マイファミリー」

誘拐された娘を取り返すための唯一の方法として警察を排除することを決意した夫婦が、たった2人で娘を取り返すべく戦っていく同作。「グランメゾン東京」（2019年）、「TOKYO　MER～走る緊急救命室～」（2021年）などを手掛けた脚本家・黒岩勉氏がオリジナルで描く、先の読めないノンストップファミリーエンターテインメント。

二宮はゲーム業界の新時代を切り開く男ともてはやされている「ハルカナ・オンライン・ゲームズ」のCEO・温人、多部未華子がその妻・未知留を演じている。さらに鳴沢夫婦に協力する重要人物として、2人の大学時代の友人で弁護士の三輪碧役を賀来賢人、元刑事・東堂樹生役を濱田岳が務めている。

飯田和孝氏、“新章”第4話以降の展開に言及

第3話では温人が誘拐された友果を救い出し、第4話から新章に突入。公式ホームページの相関図に三輪の家族や東堂の家族も追加され、今後のストーリーの展開が期待されている。

第4話以降の展開について飯田氏は、第3話で警察・葛城圭史（玉木宏）が、犯人を捕まえなかった温人へ向けて言った「後悔しますよ。星（犯人）を野放しにしたことを、あなたは必ず後悔する」というセリフを挙げ、「温人含め、未知留・三輪・東堂、みんなにこれからどういうことが起こるのか。ここが見どころです」とコメント。

「誘拐事件がそれぞれの人物に引き起こす波乱だったり、人間関係のもつれだったり、はたまた『犯人一体誰なんだろう』っていうところを注目して見ていただけたらと思います」とポイントについて説明した。

二宮和也＆多部未華子、展開を知ったときの反応は？

また、第4話以降の展開を知ったときの二宮・多部の反応について聞かれると、飯田氏は「やっぱり驚かれてる感じもありつつ、『でもそうだよね』っていう感じもありつつ…。1つの感情ではないような感じだったように思います」とコメント。

出演者の中には「犯人を知ってる人、知らない人。敢えて知らないようにしている人がいる」とした上で、「二宮さん多部さん以外にも『え～そうなんだ…』っていうリアクションをしている方もいました」と明かしていた。

飯田和孝氏、犯人は「そうそう簡単にはわかりません」

さらに、同作のテーマである「ノンストップファミリーエンタテインメント」が、「ノンストップサスペンスエンタテインメントに移行する感じになるのかなと思っている」とした上で、「ただ、なぜ『マイファミリー』というタイトルなのかというのが、どんどんわかってくる。『え？そういうことなの？』という流れになってきますので、そこにも注目していただけたら」と話した飯田氏。

犯人について「そうそう簡単にはわかりませんよ。ちゃんと見ていただけると、色々な見方が楽しめるんじゃないかと思っております」と語り、「ストーリーがどんどん進んでいくので、その中で自然と（犯人は）誰？っていう感情が、視聴者の方はより強くなってくるのかなと思う」としつつ、「マイファミリー」というタイトルには「返ってきます」と断言。

「第1話～3話が壮大なプロローグみたいな感じ」とした上で、「4話がスタート時点という感じで最後までノンストップでいくというイメージ。曖昧な区切りはあると思うが、第1章・第2章…ということはなく、ここからはわーっという感じという印象が強いです」と、怒涛の展開になっていくことを匂わせた。（modelpress編集部）