松本潤、“時代に翻弄されたか弱きプリンス”をどう演じる?1番頼りになる人物明かす<どうする家康>
2022.04.15 15:37
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嵐の松本潤が15日、オンラインで行われたNHK大河ドラマ「どうする家康」(2023年放送予定)の出演者発表会見に、共演の大森南朋、山田裕貴、杉野遥亮、板垣李光人、音尾琢真、広瀬アリス、山田孝之、松重豊とともに出席。松本演じる主人公・家康を支える“チーム家康”の11名が発表され、松本は“家康像”や“チーム家康”について分析した。
松本潤、古沢良太から「ピッタリ」
脚本を担当している古沢良太から、松本は家康役が「ピッタリ」と言われていたことについての話題に。松本は「ピッタリかどうかは自分で自分のことを自己分析するタイプではないのでわからないですけど…」と話し始めた。自身が演じる徳川家康について、松本は「『たぬきおやじ』と言われているイメージが僕もあった」とコメント。一方で、今作での演じ方については「時代に翻弄されたところから始まるか弱きプリンスが仲間たちの力を借りて、いかに戦国時代を生き延びて、そして江戸という大きな時代を作っていけるのかをしっかり描けたらいいなと思っております」と明かした。
続けて「今日一緒にいらっしゃる皆さんとどのようなチームを作っていくのか、そこの関係性がある種今の時代にも通じる」と分析。「今の視聴者の方がご覧になった時に『こんなチームを自分達も作れたらいいね!近くにあったらいいね!』と思ってもらえるようなチーム作りができたらいいなと思っています」と意気込んだ。
さらに、松本は「数々の武将がいる中で“チーム徳川”がどう乗り越えていくのかっていうのを僕自身もすごく楽しみにしていますし、どうみんなで乗り越えていけるのか楽しみに思っています」と力強く語っていた。
松本潤、1番頼りになる人物とは?
また「1番頼りになりそうだなと感じるのは誰?」と聞かれた松本は「やっぱり、徳川家臣の中でもベテランなお2人じゃないですかね。芝居の面でもたくさん支えていただきたいと思っています」と大森と松重の名前を挙げた。これに、家臣団のリーダー・酒井忠次を演じる大森は「できるように頑張ろうと思っています。その覚悟で馳せ参じて参りますので、松重さんとともによろしくお願いします」とコメント。“チーム家康”の交渉人・石川数正を演じる松重は「食事係が松本さんと決まれば楽だよね!飯を中心に人が集まってくるから和気あいあいと食べながら、コロナ禍に気を配りながら…それがあれば大丈夫じゃないですか?」と言い、会場の笑いを誘っていた。
また、石川は家康がもっとも信頼する家臣という役どころ。松本と松重はドラマ「夏の恋は虹色に輝く」(フジテレビ系/2012年)以来の共演だという。
「松本にとって松重はどんな先輩か?」と問われ「僕、12年ぐらい前に一緒にお仕事させていただいてその時もすごく支えていただいた記憶があるので、今回もがっつり支えてもらいたいと思います」と回答。これに松重は「もう支える体力ないので、支えてもらわないと立てないから」と冗談交じりに言うと、松本は「そんなことないですよ~よろしくお願いします!」と笑顔を見せていた。
「どうする家康」新キャスト発表
今回発表されたのは松本演じる徳川家康とともに数々の困難を乗り越える登場人物・“チーム家康”の面々。先に1人で登場した松本は、多くの武将が登場する同作を受けて「チーム家康がポイントになってくる」と語り、「私自身興奮しています。ぜひ楽しみにしていただけたら」と出演者の発表へ胸を膨らませていた。そして、酒井忠次を大森、本多忠勝を裕貴、榊原康政を杉野、井伊直政を板垣、鳥居元忠を演じるのが音尾、於愛の方を広瀬、服部半蔵を孝之、石川数正を松重が演じることが発表。出演者が明らかになる度、9分割された画面へ1人ずつ映し出される演出にはそれぞれが驚いた様子を見せ、和やかな空気で会見は進んだ。
松本潤主演「どうする家康」
貧しき小国・三河の岡崎城主・松平広忠の子として生まれた松平元康(のちの家康)は戦乱で父を失い、母とも離れ、駿河の大国・今川家のもとで人質として暮らしていた。今川義元に見込まれた元康は不自由ない生活を保障され、十分な教育も受け、やがて今川家重臣・関口氏純の娘・瀬名と恋に落ちる。そんな今川家に染まる姿を、元康に付き添っていた石川数正、鳥居元忠ら三河の者たちは苦々しく思っていた。ある日、父の墓参りに三河・岡崎を訪れた元康は、そこで父に仕えていた酒井忠次など旧臣たちと再会。彼らが今川家に不満を抱き、松平家再興の思いがくすぶっていることを知る。しかし、義元を慕う家康にとって、彼らの思いは重荷でもあった。
1560年(永禄3年)、今川義元は、織田領である尾張へ進撃する。元康は妻子たちに別れを告げ、織田軍の攻撃を受ける大高城に、兵糧を送り込む任務に就いた。
敵方の猛攻をくぐり抜け、大高城にようやくたどりつき、喜んだのもつかの間、桶狭間から衝撃の知らせが届けられる!しかも、大高城に押し寄せるのは、あの織田信長!幼い頃、信長と一緒に過ごした時の忌まわしい記憶が、元康の脳裏によみがえる。織田軍に包囲される中、家族が待つ駿河に戻るか、故郷の三河へ進むか、それとも籠城か。
どうする家康!この決断が、ピンチとガマンの連続、壮絶な家康の人生の幕開けだった。
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