二宮和也、芸能界引退に言及「60くらいで一旦というか…」自分を見つめ直し気付いたこととは
2022.04.04 16:43
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嵐の二宮和也が3日放送の自身がパーソナリティを務めるラジオ「BAY STORM」(bayfm/毎週日曜よる10時)に出演。芸能界の引退について語った。
二宮和也、60歳で「退室するのありかなって思ってる」
この日、「仕事をしていて幸せだなと思うことはありますか?」とリスナーから質問が寄せられると、二宮は「(幸せだと)思うことしかないよね。もうずっと仕事してたい、24時間。できることなら。でも国がね…国が改革を起こしちゃったからできないだけで」と回答。「働きたくてしょうがない、全てを見せたいから」と高い意欲を示した。しかし「でも俺、別に大好きだった仕事じゃないわけじゃん」と芸能活動の始まりは「好き」「憧れ」といった気持ちがきっかけではなかったと振り返り、「だから『合ってるな』って感覚なのよ、どっちかというと。自分はこの性質で生きてる限り、こういう仕事が合っている人間なんだなって認識」と考えを吐露。
そして「最近思うのは…」と続け、「60くらいで一旦というか、退室するのありかなって思ってるんですよ」と60歳くらいで仕事を引退することも視野に入れていると明かした。
二宮和也、引退作品への思い
二宮が何歳になっても「ずっと見ていたい」と考えるファンがいるのはわかった上としつつ、「どう思います?“二宮60まで”計画。あと22年」とスタッフに問いかけ。スタッフが、二宮の60歳の姿も想像がつき「全然普通にやってらっしゃるイメージがある」と話すと、二宮も「大幅に崩れることなく今みたいな感じで飄々と20年後もやってるんじゃないかな」と予想。「ざっくり20年後もそんな感じなんだって思ったら、60で終わって、それまでめちゃくちゃ頑張って、逆算の波の作り方ってできるなって思ってきてて」と想像ができるからこそ、60歳をゴールに設定して逆算する選択肢もあるとした。
さらに「60までに死ななかったと仮定して、引退作品っていうのが作れるじゃないですか。最後の作品っていうのが生きながらにして作れるわけですよ」と語った二宮。役者の中では作品に参加している途中や公開前に亡くなり、図らずも遺作になってしまう場合が多いとも話し、「私の先輩方は志半ばで病気になったりとか、不慮で亡くなったりとかっていうのが多かったので、結果論としてそういうことになってきた」と説明した。
そのような先輩の背中も見てきた二宮は「遺作じゃないんだけど、最後の集大成みたいなのを自分で(決めて作れたらいい)」と願望も吐露。「どうする?こんなに語ってて60の時に作品の話が来なかったら(笑)。結果論『58の作品が最後の作品になりました』みたいな(笑)」と笑いを誘いつつも「そうならないように頑張らなきゃね」と続けた。
二宮和也「総じて幸せ」自分を見つめ直し気付いたこと
また、「20年頑張るって難しいですけど、1年に1本で20本だったら全力で頑張りますよね」とも語った二宮は、「こんなに将来のことをふと考えてみようなんて思う仕事のやり方だったり生活をしているってことは、総じて幸せなんですよね。退屈とかいうよりも」と自身を見つめ直した結果、幸せであると気付いたそう。「定年で退職したらどうなるんだろうってことを38で真剣に考えてるんですよ。なかなかちゃんとそのエンターテインメントと向き合ってる感じがしました」とし、「これがつまんないとかやめたいとかしんどいだったらやめてますよ僕。シンプルにやめてますよ」「(でも)そうじゃない、だからなんかまだ一泡吹かせたいんですよ、どっかで」と楽しいからこそ今も仕事で爪痕を残したいと考えていると明かした。
最後は「だから総じて幸せなんだと思うなぁ、今は」と締めつつ、実際に60歳になって「もうちょっとやりたいなと思ったら『そんなこと思ってません』(と言う)」と今回の発言をなかったことにすると語り、スタッフを笑わせていた。(modelpress編集部)
情報:bayfm
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