Hey! Say! JUMP知念侑李、舞台初主演で初ストレートプレイに挑戦<照くん、カミってる!~宇曾月家の一族殺人事件~>
2020.02.03 04:00
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Hey! Say! JUMPの知念侑李が、4月から6月にかけて東京・東京グローブ座、大阪・梅田芸術劇場シアター・ドラマシティにて上演される舞台『照くん、カミってる!~宇曾月家の一族殺人事件~』で初主演を務めることがわかった。
知念侑李、舞台初主演 新作ストレートプレイに挑戦
ドラマや映画など映像作品へ出演は数多いものの、知念にとって、舞台出演は2012年の「JOHNNYS’ World」以来約8年ぶり、本格的なストレートプレイに挑むのは初となる。本格的な謎解きが盛り込まれた“そこそこ本格ミステリ”、それでいてコメディ要素もたっぷりな、初物尽くしの知念にはなかなか高いハードルが用意された本作。さらに“極度のめんどくさがり屋な探偵”というかなりクセの強いキャラクターをどのように演じるのか期待が高まる。
演劇界の奇才・河原雅彦×気鋭の脚本家・須貝英がタッグ
本作の演出を務めるのは、2016年、2018年の「市場三郎」シリーズで東京グローブ座の観客層だけでなく、演劇ファンにも強烈なインパクトを与えた河原雅彦。ストレートプレイのみならず、数々のミュージカルや音楽劇で、笑いとユーモア、そこに隠されたほんの少しの切なさで観客の心を鷲掴みにしてきた河原が、シリアスでありながらコメディ要素も入った、本格的な推理のある“コメディミステリ”という新ジャンルを創り上げる。そして、河原からの指名で脚本を務めるのは、まだ30代ながら、しっかりとした作劇と抜群のコメディセンスに定評のある須貝英。河原とは、2019年8月に上演された『オリエント急行殺人事件』の上演台本でタッグを組んでおり、その信頼度は抜群。河原のお墨付きである、原作に描かれていない部分に面白みをもたせる、登場人物たちをより魅力的に見せることのできるその手腕を遺憾なく発揮し、スリリングかつ笑いのある探偵ストーリーを描き上げる。(modelpress編集部)
あらすじ
大学生の能神照(のうがみてる)は、ミステリ作家の兄・久(ひさし)の依頼により、東北と関東の境目にある小さな集落、天狩村(あまがりむら)に赴くことになった。この村は旧家・宇曾月家(うそつきけ)を中心にまとまっている。十三代目当主・宗八が亡くなり、次期当主は彼の息子・喜八(きはち)になると思われたが、意外にも喜八の娘の八菜(はな)が当主に指名されてしまう。彼女は莫大な権力を妬まれて家族の何者かに命を狙われる。八菜は旧知の久に相談をもちかけるが、照は彼の代理で天狩村に派遣されたのだった。
照と同じ夜間学部に通う中年大学生の明智大五郎と共に、嫌々村にやって来る照。そこで彼を待っていたのは、宇曾月喜八やその妹の貴八子(きわこ)を始めとする、一癖も二癖もある個性的な人々だった。不穏な空気が漂う中、ついに悲劇が起こる……。照と大五郎は山間の旧家で起こった殺人の謎を解くことができるのか!?
知念侑李コメント
本格的なストレートプレイは初めてなので最初は正直迷いましたが、自分に合っているかどうかもやらずに決めるのは良くないと思い、チャレンジさせていただくことになりました。現時点では舞台はどう作られていくものなのか、稽古場の雰囲気は一体どんな感じなのか、想像するだけでドキドキしています。しかも今回は探偵役。複雑なトリックをまず自分が理解しなければ説明できませんから、その難しさ、大変さを実感しつつ挑みたいです。さらに河原さんのお話ではシリーズ化を希望されているそうで、そんなことを先に言ってしまうと実現しなかった時が心配ですが(笑)、先々に大きな野望があるというのもより面白い挑戦になりそうです。僕としては舞台俳優デビューとなるのでここで人生が変わるかもしれませんし、未来へつながる作品の記念すべき第1弾となるのか、逆にこれで…なのか(笑)。いずれにしても貴重な作品になるはずなので、楽しみにしていてください。全力で、がんばります!河原雅彦コメント
ジャニーズ事務所さんと組ませてやらせていただく時は、いろいろな作家さんと新作舞台にチャレンジするのが僕のテーマになっているんです。それで今回は、これまでにない個性を持った“探偵モノ”をやりたいと思ったので、昨年『オリエント急行殺人事件』で一緒に上演台本を作ってもらった、推理サスペンスものにとても造詣が深い須貝英さんに脚本をお願いすることにしました。前代未聞の探偵キャラを開発し、Hey! Say! JUMPの知念侑李さんに生き生きと演じてもらおうかと。知念くんはとにかく可愛いですし、運動神経も抜群。だけど控えめでインドアな部分もあると聞いたので、そういう彼の素の部分も役柄に反映できたらいいなと考えています。横溝正史先生の世界観にデタラメなコメディ要素を含めつつも、そこそこ本格派なミステリーに仕上げる予定です。今はまだ誰の許可も得ていませんが、僕の中では勝手に、連ドラ構想が出来上がっています。『てるカミ』の愛称で広く親しまれることも含め(笑)。どうぞ、ご期待ください。
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