<「おっさんずラブ」新作会見全文>吉田鋼太郎「全力で春田を愛し抜く」 “冬の恋の思い出”も明かし合う
2019.10.23 15:09
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俳優の田中圭が主演、吉田鋼太郎がヒロインを務めるテレビ朝日系連続ドラマ『おっさんずラブ』の新シリーズ『おっさんずラブ-in the sky-』(11月2日放送開始/毎週土曜午後11時15分~0時5分)の記者会見が23日、茨城空港にて行われ、田中、吉田、千葉雄大、戸次重幸が出席した。
「おっさんずラブ」新作「おっさんずラブ-in the sky-」
モテないポンコツサラリーマン“はるたん”こと春田創一を巡る、おっさん同士の恋模様を描き、2018年流行語大賞トップ10入り、世界Twitterトレンドで1位獲得、夏には劇場版が公開され、185万人/興収25億円突破(10月17日現在)と、“OL旋風”を巻き起こしている『おっさんずラブ』。そんな話題作の新シリーズで、航空業界を舞台に、まったく新しい物語として生まれ変わる。田中が35歳にして突然のリストラ、なんと転職して航空会社で働くことになったピカピカの新人CA(客室乗務員)・春田を、吉田が春田に思いを寄せる機長・黒澤武蔵を、千葉が黒澤とペアを組む副操縦士(コーパイ)の成瀬竜を、戸次が熱血でストイックな職人肌の整備士・四宮要を演じる。
「おっさんずラブ」新作「とても新鮮で刺激的で楽しい」
― 新しいメンバーとの今の心境はいかがでしょうか?田中:毎日毎日楽しい刺激的な時間を過ごさせて頂いてますし、『おっさんずラブ』の特徴というか、良い意味で台本にとらわれすぎずその場その場で生まれたものを紡いでいくということを全く新しい環境で、全く新しいキャストの方々とやっている日々がとても新鮮で刺激的で楽しいです。
吉田:前回田中圭くんと初めてやらせて頂いて『なんて素晴らしい俳優なんだ』と思い、共演が本当に刺激的で楽しかったので、また一緒にできるということで日々喜びを噛み締めながらお芝居を楽しんでいます。黒澤武蔵の役もこの世の中に吉田鋼太郎と黒澤武蔵という2人の人間がいるようなもう一人の僕という愛着を感じ始めております。素晴らしい作品になる予感がしておりますので是非楽しみにして下さい。
千葉:素敵な先輩方とご一緒できて嬉しいですし、まだ始まって一ヶ月も経ってないんですけど、勝手にもう馴染んだなって思ってるんですけど、そうじゃないって雰囲気はないですか…?大丈夫ですか?
吉田:ものすごく馴染んでます。
千葉:(マイクをあごにぶつける)
田中:わざと?
千葉:わざとじゃないです(笑)。緊張してます。
戸次:緊張していない僕は罪悪感を感じるんですけど(笑)、それぐらい現場が田中くんもおっしゃったようにライブ感を大事にすると言うか自由な雰囲気が流れていまして最初の方は戸惑いも若干あったんですけど今は慣れてきて楽しく撮影できています。
吉田鋼太郎、コックピットに感動
― 今日は茨城空港の撮影でしたけど関西空港も使われたと聞きました。実際の飛行機を使っての撮影もあったそうでいかがでしたか?吉田:成田(空港)もやったよね。割と沢山空港行っています。コックピットにも入って感動しました。
田中:意外と狭いんだよね。
吉田:そう。今回乗った機体は操縦桿がなくてゲームスティックみたいであとは自動(手振りで)。
千葉:本当ですよね。なかなか入れるところではない。
吉田:役得、役得。
戸次:僕もエンジンの中身見ました。車のエンジンとかと全く違くてすごかったです。全く裸の。
田中:僕はマイク持ちました。それくらいっすよ。機内アナウンスのマイクちゃんと持ち方があるんです。縦じゃないらしいです、以上です。
吉田:前回と違うところは色んな空港に行かなきゃいけないから朝早い。
田中:あと冬ですからね~。
吉田:それがちょっと前回に比べると過酷。
キャスト4人の“冬の恋の思い出”は?
― 今回“冬の王道恋愛ドラマ”ということで“冬の恋の思い出”を聞こうと思います。田中:急に?急に?
戸次:冬限定の恋の話ですか?秋に別れてたらないですよね。
吉田:僕は鍋が好きなので冬になると、鍋を囲んで熱燗を呑むのがとってもキュンとします。
田中:(相手の)手を自分のポケットに入れたり…(段々小声に)
吉田:もうちょっと詳しく。
田中:いや、大体分かるでしょ(照)!雄大がすごいの持ってますから。
千葉:こたつの下で皆に見えないところで足で乳繰り合うっていうのが。
(一同笑い)
― 意外とセクシーな話題になりました。
千葉:一応大人なんで。
戸次:クリスマスとかイベント系が苦手で。当時付き合っていた彼女に「クリスマス何するの?」って言われてあえて「パン屋にパン買いに行くぞ!」とかありました。
― そろそろ吉田さんの美しいおめめが見たいという声がありまして。
吉田:(ずっとかけていたサングラスをとる)
クリスマスは「こたつの中で4人で乳繰り合う」?
― この中でクリスマスを過ごしたからどなたとどんな風に過ごしたいですか?役柄ではなく本人として。田中:僕は皆で過ごしたいですけど、1人じゃなきゃダメですか?
吉田:どうしても過ごすならって話でしょ?
田中:何で過ごしたくない前提なんですか!
吉田:過ごしたかないだろ。
田中:そうなんですけど(笑)、良いじゃないですか、皆で鍋を囲ってこたつの下で乳繰り合ったら。
― 4人で入ったら誰の足か分からないですね。
吉田:分かりたかない!
千葉:じゃあ“誰だ”あてっこゲームしましょ!
田中:何でだよ!どんなゲームだよ!
― 千葉さんは誰と過ごしたいですか?
千葉:…誰とも過ごしたくないです。
吉田:そこはあえてと言ってるわけだから!決めなさい!
千葉:田中さんと始まってからご飯行かせて頂いてすごく面白いのでクリスマス一緒に過ごしたいなって思いますけど…ごめんなさい、気持ちが全くのらないです(笑)。
戸次:誰か1人だけって言われると困りますけど田中くん。僕と田中くんは今ドラクエウォークにハマってまして、ドラクエウォークの話だけでも何時間でもいける。
田中:1日中歩けますね。
戸次:ちょっと外をウォークしてみる?って。
田中:この質問はなんだったんだ?
― 皆さんの仲の良さを見たいという質問でした(笑)。
キャスト陣、子供の頃の夢は?田中圭「俳優になれてよかったです!」
― CAやパイロットという憧れの職業を演じられていますが、子供の頃の夢はなんでしたか?千葉:考古学者になりたくて、エジプトとかが好きだったんですけど、去年お仕事で行けてミイラとか見れて半ば夢が叶った感じはありますね。
戸次:僕は夢も希望もない話なんですけど、子供のとき七夕の短作に「なんでもいいから社長になりたい」と。なんでもいいからとにかくお金持ちになりたかったんですね。そういう苦い思い出はあります。
― 社長と俳優業はどちらがいいですか?
戸次:…俳優業です。でも会社してるから社長でもあるんです。そんな話はいいんですけど。
田中:バスケットボール選手になりたいなと思ってたんですけど、僕が小さい頃はプロリーグがなかったので代わりになりたいものがなくて宙ぶらりんのまんまなんとなく昔勉強できたこともあり大学行ってどっかに就職するんだろうなと思ってたので、なので、なりたかったものがなかったんですけど、俳優になれてよかったです!
吉田:はっきりとは覚えてないんですけど、車が大好きだったのでタクシーの運転手って書いてました。あとは子供の頃から演じることがきっと好きだったんですね。「悪魔くん」っていうテレビドラマに憧れて、マンホールを魔法陣に見立てて呪文を唱えるとか。そういうことをとにかく朝から晩までやってたの。あと座頭市のモノマネしたり。夢とまで自覚はしてなかったけど将来俳優さんになりたいと潜在意識があったのかもしれないです。
― 田中さんに。男性客室乗務員はまだまだ世の中的に少ない存在だと思いますが、実際に演じられてどうか?
田中:まだ客室乗務員として仕事しているシーンがなくて、この間実際に飛行機に乗らせて頂いてオープニングでちょろっとお客さんと接するシーンを撮ったんですけどそのちょろっとだけでもすっごい難しくて声をかけるタイミング、物を渡すタイミング、お金をもらうタイミングとか。いつも当たり前のようにCAさんと接していたけど、今度からちゃんと見習おうと。ほんとに全部の職業奥が深いなと思っている最中でございます。
吉田鋼太郎「全力で春田を愛し抜きます」
― 今一度ファンの皆さまにメッセージを。田中:天空不動産のときとは設定もキャストも一新して春田創一も黒澤武蔵も一新しているので、僕春田が黒澤キャプテンと初めて会うところからスタートして、本当に全く違う『おっさんずラブ』が11月2日から始まりますし、撮影している手応え的には…(止まって)これはあとでまとめで言えばいいか。皆さん楽しみにしていて下さい。
吉田:“はるたん”なのかまだそれは分かりませんけど、全力で春田を愛し抜きます。よろしくお願いします。
千葉:本当に現場が楽しくて、文字通り楽しいもあるんですけどお芝居の中でこれどうしたらいいかなとかどうしたら面白くなるかなとかその時感じたことを悩んでやる時間も楽しくて。一生懸命頑張るので最後まで観てくれたら嬉しいなと思います。
戸次:キャスト・スタッフ一同本当に頑張って作っていますので、早朝から深夜まで時には雨にずぶ濡れになり作っているので皆さんに観て頂きたいと思います。
― 最後に田中さんから締めのコメントをお願いします。
田中:えっと…えっと…えっと…ちょっと言っちゃったな(笑)。天空不動産のときは何が始まるのかと、がむしゃらで一生懸命というか何ができるかわからない状態で始まって、連ドラも劇場版も愛して頂いて今回新たな舞台をくれて、それはそれは立場がちょっと1年半前とは違くて、皆さんが『おっさんずラブ』を知っているので生半可なことはできないと新しく全力を尽くして作っているなか、自分の体感ですけど、ちゃんと天空不動産とは、比べるものではないんですけど圧倒的にパワーアップしていると思っているので観ている人に楽しんで頂けるように自信を持って送り出せるものに現状なっています。勢いを維持して、おっさんずラブらしく全員で一つ一つ丁寧に作っていけたら良いなと思います。1話多い全8話になっているんですけどあっという間に終わっちゃうと思うので毎週毎週楽しみにして下さい。(modelpress編集部)
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