木村文乃、大河ドラマ「麒麟がくる」起用理由は?長谷川博己の妻役
2019.06.17 12:47
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俳優の長谷川博己が主演を務める2020年大河ドラマ「麒麟がくる」の新たな出演者発表会見が17日、東京・渋谷のNHKにて行われ、女優の木村文乃が出演することわかった。
木村文乃の起用理由は?
記念すべき2回目の東京オリンピックが行われるメモリアル・イヤー2020年に放送する「麒麟がくる」は、第29作「太平記」を手がけた池端俊策氏のオリジナル脚本。大河ドラマとしては初めて主役となる明智光秀を長谷川が演じ、その謎めいた前半生に光があてられる。制作統括の落合将氏は、会見後の囲み取材で「煕子は、ふんわりとした癒やし系として登場するため、木村さんの透明感がぴったりだと思いました」と木村の起用理由を説明。
同作には帰蝶(濃姫)役の沢尻エリカらも出演することから、「(煕子は)若い女性たちの中で、存在が際立つと思いました」と語った。
木村文乃、長谷川博己との共演に意気込み
木村が演じるのは、光秀の正室で、美濃の土豪・妻木氏の娘である煕子。戦乱に明け暮れ疲弊する光秀の心の支えとなる女性となることから、会見で木村は「ほっと一息できるような、温かい人でいられたらいいなと思います」と意気込み。長谷川との共演はドラマ「雲の階段」(2013年/日本テレビ系)以来2度目ということで、「その時も今回もハッピーエンドではないのですが、(長谷川さんは)大変ご多忙なようなので、支えられたらと思います」とし、長谷川の印象についても「穏やかで物腰が優しい印象はずっと変わらないです」とにっこり。
長谷川も「前回は離婚しましたよね。今回は円満な関係なので嬉しいです」とジョークも交え、「木村さんはますます女優のオーラが出ていて、楽しみです」と共演の喜びを明かした。
2020年大河ドラマ「麒麟がくる」
今回、新たに出演が発表となったのは木村のほか、「美濃」から“守護代”斎藤道三の側室・深芳野役の南果歩、美濃三人衆と呼ばれた斎藤道三有力家臣の1人・稲葉良通役の村田雄浩、明智家に仕える家臣・藤田伝吾役の徳重聡、「駿河」から“海道一の弓取り”の異名を持ち、強大な軍事力を持つ有力戦国大名・今川義元役の片岡愛之助、「尾張」から織田信秀の継室であり、信長とその弟・信勝(信行)の生母・土田御前役の檀れい、藤吉郎(のちの豊臣秀吉)役の佐々木蔵之介、「大和」から13代目将軍足利義輝の弟・足利義昭役の滝藤賢一、「京」から室町幕府末期の幕臣(将軍奉公衆)・三淵藤英役の谷原章介、光秀の生涯の盟友・細川藤孝(幽斎)役の眞島秀和、主に幾内を中心に勢力を広める戦国武将・松永久秀役の吉田鋼太郎の計11人。また、語りは市川海老蔵(13代目市川團十郎)が務める。題字は中塚翠涛氏が手がけた。
落合氏は、豪華な面々を前に「彩りがさらに増していくのが非常に楽しみでならないです」とキャスティングへの思いを明かし、「今撮影は、全力疾走でやっています。僕自身が1番楽しみにしています」と語った。(modelpress編集部)
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