木村文乃、吉田鋼太郎ら2020年大河ドラマ「麒麟がくる」新たな出演者11人発表 豊臣秀吉は佐々木蔵之介 語りは市川海老蔵
2019.06.17 11:15
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俳優の長谷川博己が主演を務める2020年大河ドラマ「麒麟がくる」の新たな出演者発表会見が17日、東京・渋谷のNHKにて行われた。
2020年大河ドラマ「麒麟がくる」
記念すべき2回目の東京オリンピックが行われるメモリアル・イヤー2020年に放送する「麒麟がくる」は、第29作「太平記」を手がけた池端俊策氏のオリジナル脚本。大河ドラマとしては初めて主役となる明智光秀を長谷川が演じ、その謎めいた前半生に光があてられる。今回、新たに出演が発表となったのは「美濃国」から光秀の正室・煕子役の木村文乃、“守護代”斎藤道三の側室・深芳野役の南果歩、美濃三人衆と呼ばれた斎藤道三有力家臣の1人・稲葉良通役の村田雄浩、明智家に仕える家臣・藤田伝吾役の徳重聡、「駿河」から“海道一の弓取り”の異名を持ち、強大な軍事力を持つ有力戦国大名・今川義元役の片岡愛之助、「尾張」から織田信秀の継室であり、信長とその弟・信勝(信行)の生母・土田御前役の檀れい、藤吉郎(のちの豊臣秀吉)役の佐々木蔵之介、「大和」から13代目将軍足利義輝の弟・足利義昭役の滝藤賢一、「京」から室町幕府末期の幕臣(将軍奉公衆)・三淵藤英役の谷原章介、光秀の生涯の盟友・細川藤孝(幽斎)役の眞島秀和、主に幾内を中心に勢力を広める戦国武将・松永久秀役の吉田鋼太郎の計11人。
また、語りは市川海老蔵(13代目市川團十郎白猿)が務める。題字は中塚翠涛氏が手がけた。
制作統括の落合将氏は、豪華な面々を前に「彩りがさらに増していくのが非常に楽しみでならないです」とキャスティングへの思いを明かし、「今撮影は、全力疾走でやっています。僕自身が1番楽しみにしています」と語った。(modelpress編集部)
木村文乃
煕子(ひろこ)…光秀の正室。美濃の土豪・妻木氏の娘。戦乱に明け暮れ疲弊する光秀の心の支えとなる女性。南果歩
深芳野(みよしの)…守護代・斎藤道三の側室。斎藤高政(義龍)の実母。そもそもは守護・土岐頼芸(とき・よりのり)の愛妾であった。ゆえに高政は自分の出自について疑いを抱いている。村田雄浩
稲葉良通(一鉄)(いなば・よしみち/いってつ)…美濃三人衆と呼ばれた斎藤道三有力家臣の一人。はじめ土岐頼芸の家臣であったが、のちに道三の家臣となった。道三の強引なやり方に不満を持っている。徳重聡
藤田伝吾(ふじた・でんご)…明智家に仕える家臣。実直な性格だが、戦闘能力は非常に高く、常に光秀のそばに寄り添う。片岡愛之助
今川義元(いまがわ・よしもと)…「海道一の弓取り」の異名を持ち、強大な軍事力を持つ有力戦国大名。その家柄と参謀・太原雪斎(たいげん・せっさい)の後ろ盾により、道三たちがおびえる東海最強の戦国武将。檀れい
土田御前(どたごぜん)…織田信秀の継室であり、信長とその弟・信勝(信行)の生母。うつけと言われた信長を疎み、弟・信勝ばかりを可愛がっている。佐々木蔵之介
藤吉郎(とうきちろう)…のちの秀吉。最下層の農民であったが、持ち前の人懐っこさと庶民ならではの自由さを武器に、信長の家臣として頭角を現していく。光秀生涯のライバル。滝藤賢一
足利義昭(あしかが・よしあき)…13代将軍足利義輝の弟。もともと将軍家の家督相続者以外の子として仏門に入っていたが、義輝亡き後、室町幕府最後の将軍として擁立される。政治的手腕に富み、抜群の先見性と外交力がある。谷原章介
三淵藤英(みつぶち・ふじひで)…室町幕府末期の幕臣(将軍奉公衆)。光秀の盟友・細川藤孝の義兄。幕臣として、将軍・足利義輝、足利義昭に仕える。眞島秀和
細川藤孝(幽斎)(ほそかわ・ふじたか/ゆうさい)…光秀の生涯の盟友。将軍奉公衆として室町幕府の再興に尽力する。当代きっての文化人であり、文武両道の人物。吉田鋼太郎
松永久秀(まつなが・ひさひで)…主に畿内きないを中心に勢力を広める戦国武将。軍事政治両面で力を発揮し、荒々しく、したたかな生き方で、若き光秀に大きな影響を与える。戦国三大梟雄きょうゆうの一人。
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