岡田将生×染谷将太×高橋一生×濱田岳 演技派が揃う春ドラ注目3作
新しい季節とともに、名作が生まれそうな期待が膨らむ2026年春ドラマ。本稿では、ドラマ通も唸りそうな演技派俳優が出演するドラマ3選を紹介します。そこからは、昨今のドラマにおいて「過去と現在の往来」や「人生のやり直し」といったトレンドも見えてきます。
まず、1作目は岡田将生さん主演、染谷将太さんが共演する『田鎖ブラザーズ』(TBS系)。両親殺害事件の時効を迎え、法では裁けない犯人を自分たちの手で裁くべく警察官となった兄弟が、事件の真相を追い続けるクライムサスペンスです。
4月1日執筆時点では、初回放送前の春ドラマの中でTVerお気に入り登録数第1位の11.9万人と、視聴者の期待値の高さが伺える今作。
過去の遺恨を晴らすため奔走するという意味では、冬ドラマ『再会〜Silent Truth〜』(テレビ朝日系)、『ラムネモンキー』(フジテレビ系)に通じるものがあります。
めんどくさがり屋な兄・田鎖真を岡田さんが、きっちりとしているけれどコミュニケーションに難がある弟・田鎖稔を染谷さんが演じます。
昨年、『ちょっとだけエスパー』(テレ朝系)で、寡黙ですべてを見透かしたような謎の会社社長・兆を演じていた岡田さん。
今作ではややルーズな役どころですが、目的達成のために「時に執念深く暴走する」という点では、兆から感じられた痛々しいまでの狂気も見られるかもしれません。
一方、岡田さんの「一緒に兄弟を演じたい」という熱烈なメールに応えたのは染谷さん。
昨年、映画『爆弾』では、感情を抑えながらも強い正義感を秘めた刑事・等々力功を演じていました。冷静で目が座っているあたりは、田鎖稔と通じるところがあるかもしれません。
岡田さんと染谷さんは今作出演にあたり、「兄弟の絆」を強調しており、情熱を持って事件に向き合う兄弟が「エモい」とも言い表しています。
美しさの中に闇を同居させ、役柄に奥行きを持たせることに長ける岡田さんと、人物の内面を血肉化し、作品の空気を変える染谷さん。
2人の情緒的な兄弟の絆が、悲惨な過去の記憶を塗り替えることになるのかに注目です。
2作目は、高橋一生さんが主演を務める『リボーン 〜最後のヒーロー〜』(テレ朝系)。新興IT企業社長・根尾光誠が、何者かに突き落とされた末に14年前へ転生し、全くの別人でクリーニング店を営む青年・野本英人として人生をやり直すことに。
高橋さんは、勝ち組上層社会に生きる根尾と、苦境の庶民である野本に扮し、「真逆の世界」で1人2役を務めます。
「別人に生まれ変わっての1人2役」と言えば、冬ドラマ独り勝ちとなった日曜劇場『リブート』(TBS系)で、鈴木亮平さんの演じ分けが話題となったばかり。
野本(新しい自分)として、本来の自分を必死に隠しながら、時に根尾(元の自分)のキャラを覗かせる、という点でも『リボーン』は『リブート』と似たところがあり、演技派・高橋さんの技量が試されることになりそう。
ただ、高橋さんも日曜劇場『天国と地獄〜サイコな2人〜』(TBS系)で、サイコパスな殺人鬼として、綾瀬はるかさん演じる女性刑事の中身と入れ替わる役柄をこなしていました。
性別も善と悪も反転する超難役ながら、仕草、声の出し方、目線の配り方とどれをとっても中身が綾瀬さんだと思わせる説得力は、さすがとしか言いようがありません。
役への没入度が高く、作品ごとに全く異なる存在感を纏う高橋さんであれば、冷酷無比な根尾とまっすぐで仲間想いな野本の演じ分けは容易いはず。
その中で、「富と貧困」の格差や「人との交わりや助け合い」の欠如という問題を孕む現代に対し、どんな問題提起をしてくれるのでしょうか。
3作目は、濱田岳さんが主演を務める『刑事、ふりだしに戻る』(テレビ東京系)。10年前にタイムリープし、人生2周目の“モブキャラ”アラフォー刑事・百武誠が、当時の未解決事件と恋人の死の真相に迫るサスペンスです。
未来が分かる“チート能力”を持ち、その未来を変えたいという点では、『リボーン』の野本と同じ。
また、岡田さんが演じた『ちょっとだけエスパー』の兆も、未来から過去に自身の立体映像を送り込んでいたという設定でした。
時代を超越して変わること、変わらないことを問うというのが、昨今のドラマの風潮なのかもしれません。
濱田さんは、昨年『PJ 〜航空救難団〜』(テレ朝系)では責任感の強い救難員を演じた一方、『釣りバカ日誌』シリーズ(テレ東系)では、釣りが最優先の万年ヒラ社員としてドタバタコメディーを演じてきました。
どの作品でも濱田さんらしさをベースに、「人間臭さ」をリアルに感じさせてくれるので、共感してしまう。百武が恋に、事件にどう奮闘するのか、そして未来を変えることは出来るのか、見守りたいと思います。
関連記事
「音楽」カテゴリーの最新記事
-
Ryosuke Yamada(山田涼介)2ndアルバムジャケット写真公開 モノトーン×REDで大人な雰囲気漂う【Are You Red.Y?】モデルプレス -
櫻坂46、国立競技場で開催「5th YEAR ANNIVERSARY LIVE」Leminoで生配信決定モデルプレス -
timelesz菊池風磨、初の音楽番組MC決定時の心境「不安を感じられること自体が貴重」畑芽育の印象も「渡辺翔太から…」【夜の音】モデルプレス -
日向坂46、Wアンコールでサプライズ連発 デビュー舞台オマージュ・楽器演奏・ソロダンス…記念ライブで魅せる真骨頂【7回目のひな誕祭/セットリスト】モデルプレス -
日向坂46、ライブで怒涛の展開 Wアンコール→17th告知VTR→異例のフォーメーション&センター発表→そのまま初披露「息する間もなかった」「サプライズすぎて腰抜かした」の声【7回目のひな誕祭】モデルプレス -
日向坂46高橋未来虹、キャプテン就任から1年…先輩・同期・後輩それぞれへ感謝「グループの歴史を1番に背負って」8年目に意気込み【7回目のひな誕祭/スピーチ全文】モデルプレス -
日向坂46五期生、“自己紹介のみ参加”のお披露目から1年…再び立つハマスタで証明した成長&ステージ掌握【7回目のひな誕祭】モデルプレス -
日向坂46上村ひなの「楽しいことばかりなんていうのは不可能」一瞬噛みしめる大切さ センター曲に込めた思い語る【7回目のひな誕祭/スピーチ全文】モデルプレス -
SWEET STEADY、“グループ最大規模”幕張メッセでデビュー2周年公演開催 初のアリーナ単独サプライズ発表で涙「感謝しかありません」【ライブレポ】モデルプレス