フリーアナ飽和時代、岩田絵里奈は何で勝つのか 「独立」で試される“猛獣使い”の実力
日本テレビの岩田絵里奈アナが3月いっぱいで同局を退社し、フリーに転身すると複数のメディアで報じられた。退社を惜しむ声がある一方、日テレの「次期エース」とも称された華やかさと、バラエティから情報番組まで幅広くこなす柔軟な対応力を備えていることから、フリーになることで活躍の場が今まで以上に広がるのではと期待されている。
岩田アナは慶應義塾大学卒業後の2018年にアナウンサーとして日テレに入社し、1年目にして人気バラエティ『世界まる見え!テレビ特捜部』の進行役に大抜擢された。同番組は所ジョージとビートたけしがレギュラー出演しており、新人にとっては荷が重いように思える現場だが、お笑い界の大御所たちをうまくさばきながら物おじせず的確に進行。業界内では“猛獣使い”とも評された。
2021年には、先輩の水卜麻美アナの後任として朝の情報番組『スッキリ』のサブ司会に就任。水卜アナの『ZIP!』への異動に伴うものだったが、日テレの絶対的エースである水卜アナのポジションを引き継いだことで、業界内では「次期エース最有力」の呼び声が高まった。
オリコンが発表する「好きな女性アナウンサーランキング」では、2020年から6年連続でトップ10入り。昨年12月に発表された同ランキングでは6位となり、投票者からは「ビートたけし、所ジョージ、中山秀征など、そうそうたる共演者にも臆せず引き立てている」「バラエティ番組でのMC力が素晴らしい」といった声が寄せられた。『スッキリ』終了後は帯番組から離れたものの、複数のバラエティの進行や情報番組『シューイチ』のMCなどで活躍を続けた。
『沸騰ワード10』『カズレーザーと学ぶ。』なども担当し、順調にキャリアを積み重ねているように見えただけに、フリー転身報道には驚きの声が上がっている。しかしそれ以上に、さらなるステージでの活躍を期待するファンが多いのも事実だ。
岩田アナは人気・実力ともにフリーで成功する素質が十分あるが、近年はキー局人気アナの独立が相次いでおり、フリーアナ業界は競争激化で“飽和状態”と言われる。そん中でも、岩田アナの今後の飛躍に大きな期待が集まるのはなぜなのだろうか。その大きな理由としては、番組ジャンルを問わず求められる役割を的確にこなすバランス感覚と対応力の高さが挙げられる。数多くのバラエティ番組で進行を務め、大御所芸人との掛け合いでも場の空気を読みながら立ち回る姿は高く評価されてきた。あのちゃんやローラなどの「クオリティの高すぎる」ものまねを披露するといった芸達者な一面や、笑顔が印象的な明るく親しみやすいキャラクター、画面映えする華やかさも相まって、バラエティ分野ではトップクラスの安定感を誇っている。
その一方、ニュース専門チャンネル『日テレNEWS24』で不定期ながらキャスターを担当しており、原稿読みのうまさや声の聞き取りやすさが好評。同番組ではバラエティの時のニコニコした印象から一転、キリリと引き締まった表情でキャスターを見事にこなしており、業界内では「報道でもエース級になれる」との評価も聞かれる。
現時点では報道系の仕事は多くないものの、もし本格的にニュースキャスターに挑戦すれば、想像以上の適性を発揮する可能性がある。そうした“伸びしろ”の大きさも、フリー転身における重要な魅力の一つといえるだろう。
高い知名度と好感度、そしてアナウンサーとしての実力を備え、バラエティと報道の両分野に対応できる希少な存在であることを考えれば、フリー転身によって「今まで以上の飛躍」に期待が集まるのは自然な流れだ。一部では「フリーでの成功は確実」と評する声まで上がっている。
業界内では岩田アナのフリー転身後について、当面は現在のようにバラエティ中心の活動になるだろうと推測されているが、ニュースキャスターとしての素質も高いことから報道・情報番組への起用も十分に考えられる。さらに学生時代に女優として活動していた経歴もあることから、ドラマや映画への出演を期待する声もある。
いずれにしても、民放の女性アナウンサーとしては屈指の注目度となりそうな岩田アナのフリー転身。芸達者で好感度も高く、抜群の対応力と進行力を持つ彼女がフリーとしてどんな道を進んでいくのか、今後の動向を見守りたい。
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