石川佳純が五輪キャスターに再抜擢 パリで証明した“伝える力”と進化する“女優級ビジュ”

石川は11月28日付の公式Instagramで、「この度2026冬季ミラノ・コルティナオリンピック、フジテレビキャスターを務めさせていただくことになりました。2024パリ五輪に続いて、こうしてオリンピックに関われることを大変嬉しく光栄に思います」とファンに報告し、1枚の写真を添えた。

公開された画像は、黒のカーディガンに赤のニットに合わせ、かわいらしく微笑んでいる。清潔感のあるビジュアルがまぶしく、コメント欄では「女優さんかと思いました」「わかっていたけど、改めて見ても美人だ」「ガッキーに似てる」「どんどん綺麗になっていくなあ」などと、美貌を絶賛する声が相次いだ。

石川といえば、2012年のロンドン、2016年のリオデジャネイロ、2021年の東京とオリンピック3大会連続でメダル（女子団体）を獲得する快挙を達成。2023年に現役引退を表明すると、現役時代のクリーンで明るく爽やかなイメージもあって、テレビやCMで引っ張りだこになった。

とくにインパクトが強かったのが、2024年から起用された「洋服の青山」のCM。アスリート時代のユニフォーム姿の印象が強かったため、放送開始当初は「美人な女優さんだと思ったら石川佳純で驚いた」「えー、石川佳純なの？新人の綺麗なタレントさんだと思ってたよ」と、最初は石川だと気づかなかったという視聴者が続出した。同CMで橋本環奈と共演した時も「女優さんと並んでも引けを取らない美しさ」「橋本環奈の輝きに負けてないのスゴすぎる」などと称賛の嵐が巻き起こった。清楚で可憐な美貌が話題になっている一方、テレビ番組でも彼女は存在感を示している。当初は引退後、スポーツ関連番組への出演が中心になると見られていたが、10月28日にNHK『きょうの料理』に出演したり、12月1日にフジテレビ系『ぽかぽか』で生放送のバラエティに初出演したりと、スポーツの枠を超えて活躍している。

『きょうの料理』ではエプロン姿が可愛すぎるとSNSで話題になり、『ぽかぽか』では週5で焼肉をドカ食いしていた時期があることや、中華料理の料理教室に通っているという意外な近況、さらにファンが気になる「結婚願望」について語り、大きな反響を呼んだ。

活躍の場を広げる石川は、スポーツキャスターとしても上昇気流に乗っている。先述のとおり、来年2月に開催されるミラノ・コルティナ冬季五輪のフジテレビ系中継のスペシャルキャスターに就任したが、これは昨年夏のパリ五輪に続いての起用となる。

パリ五輪は卓球が種目にあるので経験者の石川が選ばれるのは順当だが、出場経験のない冬季五輪でもスペシャルキャスターに選ばれたのは、彼女に“元アスリート”以上の魅力があるからだろう。

業界内では「冬季五輪でもキャスターに起用されたのは、パリ五輪で彼女の伝える力や視聴者からの好感度の高さが証明されたから」との指摘がある。現役時代から受け答えのうまさに定評があり、まじめで勉強熱心なことから「引退後もキャスターとして十分やっていける」と評価されていた。さらに流暢に中国語を話せることでも知られ、中国選手に通訳なしでインタビューできる点も大きな強みだ。

すでに彼女はスノーボードやスキージャンプ、フィギュアスケートなどの取材を行い、冬季五輪キャスターとしての準備を進めているという。また、プライベートでも人生初のスキーに挑戦したといい、アスリート出身者ならではの身体感覚を伴ったリポートが期待できそうだ。

「女優レベル」と称される美貌とキャスターとしての高い実力を兼ね備え、バラエティでも存在感を放つ石川。来年は2度目の五輪キャスターを足掛かりに、さらなる飛躍が予想される。