木根尚登(TMN)を迎えた、椎名へきる、アーティストデビュー30周年記念イベント「HEKIRU MAX!! 2025~椎名へきるの全てがここにある~」2日目の公演をレポート!!

木根尚登(TMN)を迎えた、椎名へきる、アーティストデビュー30周年記念イベント「HEKIRU MAX!! 2025~椎名へきるの全てがここにある~」2日目の公演をレポート!!

2025.08.18 13:45
提供:WWS channel

声優アーティストとして活動中の椎名へきるが、アーティストデビュー30周年記念イベント「HEKIRU MAX!! 2025~椎名へきるの全てがここにある~」を、8月15日(金)~8月17日(日)に池袋Club MixaHall Mixaで開催。初日公演のチケットはSold Outを記録。大盛況で終えた。アーティストデビュー30周年記念イベント「HEKIRU MAX!! 2025~椎名へきるの全てがここにある~」は、連日、以下の内容で行われている。

ファン投票によって選ばれた過去のライブ映像5本と30周年記念ライブ「HEKIRU SHIINA 30th ANNIVERSARY LIVE 〜HARMONY STAR〜」計6本のライブ映像を、各日2本ずつ上映する「歴代ライブ上映会」。
白石稔、木根尚登(TMN)、冨永みーなを日替わりゲストに迎え、椎名へきるとの会話を繰り広げるトークコーナー。そして、彼女のライブを長年支え続けてきた斉藤JAKE慎吾(G)と川村ケン(Key)をサポートメンバーに、日毎にメニューを変えたアコースティックライブを行う「椎名へきるトーク&アコースティックライブ」。


これらを、1日3公演(2本上映+トーク&ライブ)3日間連続で行う。会場になった池袋Club MixaHall Mixa内には、ライブ時に身につけた衣装や数多く発売してきたCD、幾枚ものコンサートポスター、歴代のFC会報誌「4179LLOVE」を数多く並べるなど、貴重な資料の数々を展示。椎名へきる30年間の歩みを多角的に味わえる構成が成されている。

さらに、この3日間は、「椎名へきる×パセラ」とのコラボ企画として、特定店舗にて「HEKIRU MAX2025!!✕パセラコラボ」を開催。3日間限定で、スペシャルセットメニューを用意。「椎名へきるトーク&アコースティックライブ」を観ながら、フードとメニューを味わえる(コラボセットメニューは事前予約制)。さらに、パセラ秋葉原電気街店では、フード・ドリンク両メニューを楽しめる「HEKIRU MAX!! コラボメニュー」も展開している(オリジナル特典も多数用意)。


2日日となった8月16日(土)の公演では、「歴代ライブ上映会」を通して、「STARTING LEGEND'97 ~with a will~」と「Hekiru Shiina 10th Anniversary Tour version BEST 2004.1.1 @日本武道館」公演の模様を上映。「椎名へきるトーク&アコースティックライブ」では、トークゲストにTMNの木根尚登を招聘。軽妙なトークを繰り広げたその後には、アコースティックライブが行われた。ここからは、木根尚登(TMN)をゲストに迎えたトークライブの模様をお届けしたい。


初日に椎名へきるは、赤い(華)浴衣姿で艶やかな姿を見せてくれた。2日目は、(Baby)blue(eyes)のドレス姿で登場。このイベント、毎回、彼女がどんな衣装姿を見せてくれるのかも見どころだ。
椎名へきるは、登壇するや、すぐにゲストの木根尚登を呼び入れた。木根尚登は、椎名へきるに多くの楽曲を提供し、プロデュースも手がけてきた方。久しぶりにお会いしたとのことだが、木根尚登が最初に述べた言葉が「会った当時と何も変わってないよね。タイムマシーンで戻ってきたみたい」。そう口にした木根尚登自身も、以前と何も変わってない。互いに若々しいのは、いつも最前線で活動し続けているからに違いない。余談だが、椎名へきるの登場時にファンたちか彼女に向けて「Want You!!」の声を上げていた。その様を見て、木根尚登が「へきちゃんって、カテゴリーで言ったら永ちゃんのほうなんだと思った」と感想も述べていた。

最初のトークテーマは、「お二人の出会いや当時の印象を聞きたい~!!」。木根尚登は、「帯でやっていたラジオ番組「M-voice」にゲストで来てくれたとき」と発言。「音楽に対する姿勢が真っすぐで、ロックな子」という印象を抱いていたそうだ。椎名へきるは、同番組に出演したとき、木根尚登に「すごく優しい人という印象を覚えていた」と語っていた。でも、木根尚登の相棒でもある小室哲哉に言わせれば…。
木根尚登は、椎名へきるの4ヶ月連続シングル作品の楽曲制作及びプロデュースを手掛けたことをきっかけに、今の関係へと至っている。深い関係へ至るまでの経緯の話。4ヶ月連続で作った楽曲にまつわる裏話などは、当時を知るファンには嬉しい聞きどころだ。なぜか華原朋美の名前が出てくれば、じつは同年代だということも、ここで判明。そんな余談話もありながら、木根尚登いわく「必死」に提供曲を作っていた当時の話は、なかなか興味深かった。こちらも余談だが、椎名へきるの「木根さんがファミレスに一緒に行ってくださって」や「牛丼食べるんだ」と感激した言葉に返した木根尚登の発言や、小室哲哉も登場するコミカルな話の数々は、ぜひ耳にしてほしい。

続いてのトークテーマが、「『ひだまり』での活動や当時の想い出話を聞きたい~!!」。ひだまりとは、椎名へきると木根尚登が組んで活動をしていたアコースティックユニット。木根尚登がフォークソング好きということから、当時に流行っていた夫婦デュオに影響を受けて、ひだまりを結成したと語りだす。ここではグループ名を出していたので、気になった方はアーカイブを通して確認してほしい。グループ名のひだまりの命名についての話、ひだまりで歌った『Size Up』についての2人の解釈話などは、なかなか興味深い。木根尚登いわく「あの曲は、椎名へきるの『神田川』だからね」の発言へ、椎名へきるがどんな反応を示したのかも、ぜひ見てほしい。他にも、ライブ時の話など、2人の軽妙なトークに場内からずっと笑い声が起きていた。

ここで、ファンから寄せられた質問にラジオ番組風に答えようと、「椎名へきると木根尚登の TALK IS MY SOUL!!」を実演。「椎名へきる&木根尚登に聞きたい事!!」のお題に寄せられた質問にも答えていたが、なぜか質問のあとに書いてあった言葉に反応をし、盛り上がってしまうところが、この2人らしい。その内容が何なのかは、ぜひアーカイブ放送で確認してほしい。他にも、とある質問に答える形で、木根尚登が「椎名へきるの提供曲の中で一番好きな楽曲」も発表していた。逆に、椎名へきるが好きな木根尚登の提供曲とは…??「子供の頃、これをやってて良かったな」の質問への2人の真面目な回答から、笑いが起きる内容へと変わってゆくやりとりも、ぜひチェックしてもらいたい。


アコースティックライブのコーナーでは、木根尚登提供曲も多く披露。この日も、ファンクラブのリクエスト投票で上位に入った曲たちを中心に歌唱していた。この日も演奏前から、椎名へきる・斉藤JAKE慎吾・川村ケンの3人でトークショーのように盛り上がっていたように、3人の下世話?な話も含めてのライブだと捉えて、楽しんでもらいたい。

ブギウギ/ホンキートンクの演奏に乗せ、最初に届けたのが『裸のプリンセスマーメイド』。椎名へきるも手にしたタンバリンを鳴らしつつ、冒頭から力強い声を響かせてゆく。心をロックなモードに染め上げた彼女の気合の入った歌声に、ぜひ触れてほしい。この曲では、3人がジャムセッションをしてゆくような様で歌い演奏していたのも印象的だった。
「この場に素敵な青空を描きましょうよ」の言葉に続いて披露したのが、2022年リリースの曲『青空Highway』。軽やかに跳ねるピアノの旋律に乗せ、椎名へきる自身も情熱的な心の翼を広げ、2人の演奏に乗せて、この空間中に、晴れた歌声を真っすぐに響かせていた。曲が進むごとに心が晴れ渡り、一緒に青空のハイウェイを羽ばたく気分に染まっていた人たちも多かったのでは?!

ここからは、木根尚登が提供した楽曲のブロックへ。バラードの『嵐のち晴れ』で椎名へきるは、2人のしっとりとした演奏とコーラスに乗せ、想い出を振り返り、その景色や当時の様へ思いを寄せるように優しい声で歌っていた。彼女の歌声が、想い出をよみがえらせ、その物語に思いを馳せる語り部のように響くからだろう、『嵐のち晴れ』の演奏中、一人一人の心に、その人の想い出の景色がいろいろと思い浮かんでいたのではないだろうか…。
跳ねるようなピアノの演奏が心地好く駆けだした。そこへ、アコギの音色とタンバリンの音も追随してゆく。続いて届けたのが、『LOVE TOMORROW』。ミドルテンポながらピアノの旋律が跳ねているからだろう、この曲に触れていると気持ちがずっと弾み続ける。サビでは、3人で力強いハーモニーを作りあげていたのも印象的だった。曲が進むにつれ、3人の感情も熱くなりだしていたのか、自然とテンポも、歌声や演奏の熱も上がっていた。
木根尚登提供曲の最後に届けたのが、ライブでは定番曲の『MOTTOスイーツ』。いつものバンドバージョンではなく、アコースティックなスタイルだったが、冒頭から観客たちと「MOTTO」「スイーツ」と声を交わせば、座っての状態ながら、いつものライブのように気持ちはスタンディングをしていた。この場にじっとしているのがもどかしい。身体が疼くのを抑えられない観客たちが、思いをクラップにして、ステージの上の3人にぶつけてゆく。最後に、椎名へきるが叫んだ「夏したーい!!」の言葉も熱かった !!!

終盤、「日本の歌謡曲の素晴らしさをもう一度噛みしめたい」「戦後、いろんな人たちの心を救った名曲」という理由から、笠置シヅ子のカバー曲『東京ブギウギ』を、この日も歌唱。心ウキウキワクワクするこの曲を、3人はジャムセッションをするような様で歌い、演奏。人に歌を届けることに喜びを覚え、歌うことを純粋に楽しんでゆく昭和の歌姫のような様で、椎名へきるは心を弾ませ、眩しい笑顔で歌っていた。歌声へ、緩急など巧みに感情の揺れを描きだしていたのも印象的だった。
最後は、前日と同じように、夏祭りらしさをこの場に作りだそうと『へきるん音頭』を歌唱。斉藤JAKE慎吾がフルートを、川村ケンが太鼓を叩いて、演奏。椎名へきるのかけ声をリードに、演奏はスタート。この曲では、彼女自身がステージの上を左に右へと練り歩き、観客たちを宴の中へと呼び入れ、一緒にひと夏の想い出を作りあげていた。ドレス姿で音頭を歌っても、違和感を覚えさせないところが、椎名へきるらしさだ。

初日・中日と続いたこの楽しさ。楽日となる3日目の公演も楽しみになってきた。


PHOTO:鶴田建吾
TEXT:長澤智典

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