

田中圭は“令和の勝新”なのか? スキャンダル後も好感度が下がらない「憎めない男」の本質
俳優の田中圭について、思ったよりも「好感度が下がっていない」と業界内で話題になっている。永野芽郁との不倫疑惑騒動で批判が集中したはずだったが、ネット上では「憎めない」といった声も多く、世間の抵抗感はそれほど拡大していない気配だ。一方で、永野は仕事をほぼすべて失い、今後の活動の見通しも厳しいと見られていることから「スキャンダルの男女格差」という観点で物議を醸しているようだ。
田中と永野については、4月に週刊誌で不倫疑惑が報じられたが、双方が報道を否定。しかし、永野は数多くあったCMをすべて失い、ラジオ番組が打ち切りになり、出演予定だった来年のNHK大河ドラマ『豊臣兄弟!』を降板する事態となった。
田中もCMから姿を消すことになったが、俳優としての活動は継続。7月には主演ドラマを映画化した『三谷幸喜「おい、太宰」劇場版』が公開され、同作の舞台挨拶にも普段とさほど変わらない様子で登場した。
今のところ次のドラマや映画の出演予定は発表されていないが、業界内では「現時点では様子見だが、起用しても大きな問題はないだろう」との声がある。“開店休業”状態になっている永野に比べると、仕事へのダメージはかなり少ないようだ。
ダメージの少なさの大きな要因となっているのは、田中に対する世間の反応だ。その傾向は騒動の発覚直後から見られた。
不倫疑惑をスクープした「週刊文春」(文藝春秋)では、記者に「4月から(永野と)距離を置いていますよね?」と問われ、田中が「なんで知ってんの?なんで知ってんの?なんで知ってんの?」と連呼する様子が伝えられた。また、合鍵の所持を否定した直後、記者から「返したんですか?」と質問されると、田中は「とっくに(返した)。とっく、超とっく!」と、かつては合鍵を持っていたと不用意に認めるような発言をしたとされている。
このやり取りに対し、ネット上で「田中圭の声で余裕で脳内再生される(笑)」「イメージどおり過ぎて逆に面白い」「天然っぽくてなんとなく憎めない」といった声が少なからずあった。こうした反応は、永野には見られなかった。
さらに「憎めなさ」が加速するきっかけとなったのが、7月に米ラスベガスで開催されたポーカーの世界大会「ワールド・シリーズ・オブ・ポーカー」で3位に入ったというニュースだ。黒のバケットハットをかぶり、顎までマスクを下げた姿で試合に挑んでいる映像がSNSなどで公開されたが、観客の声援に応えて「行ってまいります!」と声を張り上げるなど、騒動の影響を感じさせないほど楽しんでいる様子だった。
田中が出場した部門は参加費約14万円で1935人がエントリーしたというが、その中で堂々の3位に入賞。賞金約1700万円を獲得する快挙を達成した。
これを受けて、ネット上では「普通にすごいし、ここまできたら感心する」「田中圭のメンタルの強さが素直にうらやましい」といった声が上がり、好意的な見方が広がる要因となったようだ。8月3日に放送された読売テレビの情報バラエティ『上沼・高田のクギズケ!』では、芸能界随一のポーカーの達人だというマテンロウのアントニーが、ポーカーフェイスで好成績を引き寄せた田中について「まったく物おじしていない」と指摘。大一番でも動じない大物ぶりを「令和の勝新太郎」と評した。
勝新太郎さんは生前、数々のトラブルやスキャンダルを起こしながらも、その豪快な人柄と生きざまでファンを魅了した。田中も不倫騒動だけでなく、過去には泥酔トラブルなどを報じられたこともあり、そうしたキャラクターが勝さんと重なる部分があるということなのだろう。
ポーカーの識者によると、田中が出場した「Super Turbo」という部門は短期決戦のゲームで、どちらかというと実力よりも運の要素が大きいという。そういう意味では、不倫疑惑で窮地に立たされるなか、運要素の強いゲームで世界3位を獲得したというのは「もってる男」と言えなくもない。それも「憎みきれない」というイメージが広がる一因となっているようだ。
結果として、田中は思ったよりも好感度が下がらず、ダメージが少ないと見られている。一方、お相手として報じられた永野は「清純派女優の代表格」だったこともあり、その反動で激しいバッシングが続き、女優業の今後も不透明な状況となっている。
このスキャンダル報道における「男女格差」については、女性側ばかりが叩かれやすい状況に疑問を感じる人が少なくないだ。ネット上では「男性側はすぐ元のポジションに戻って、女性側は業界から追い出されるパターンが多くて嫌になる」という声がある一方、「永野芽郁は清純派だったからギャップで叩かれただけで、性別関係なくイメージの違いでは」といった意見もあり、男女格差をめぐり議論が起きている状況だ。
いずれにしても、田中は「さほどダメージなく芸能活動を続けるだろう」との見方が業界では強いようだが、実際のところ世間はどのように受け止めるのだろうか。
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