「隣徳学院!放課後ポッドキャスト」

ドラマ「御上先生」のスピンオフも! ももクロ佐々木、永野、ストレイテナーとwacci…ポッドキャストの新番組が面白い

2025.02.15 12:03
提供:ENTAME next

アイドル、芸人、ミュージシャンの人気ラジオ番組が多数存在する中、昨年末からポッドキャストの新番組が続々とスタートして、注目を集め始めている。radikoには30日間のタイムフリー機能が加わり、NetflixやU-NEXTといったサブスクサービスが溢れ、YouTubeやTVerやABEMAといった無料でも楽しめる映像コンテンツ、そして、SNSが多数存在する現代。コンテンツを追うだけでも、あっという間に1日が過ぎ去ってしまいそうなのだが、そんな中で、今あえてポッドキャストに参入していく理由とは何なのだろうか。

ポッドキャストの魅力としてよく語られることのひとつは、「ライフスタイルに組み込みやすいこと」。動画やテキストを楽しむには、ある程度まとまった時間が必要だが、音声メディアであれば、移動中や家事の最中、ジムでのトレーニング中など“ながら聴き”で楽しむことができる。スマホで簡単に楽しめることもあり、忙しい現代人のライフスタイルにぴったりだ。そして、「親密さや親近感、人間らしさが味わえること」も魅力のひとつと言っていいだろう。

イヤフォンやヘッドフォンを利用して、1人で楽しむことが多い音声メディアであるため、一対一で向かい合っているような気持ちで付き合うことができる。さらに、ラジオ同様にお便りやSNSのコメントなどを通じて、番組側との双方向のやり取りが実現。聴くだけではない参加型のコンテンツとなり、親密さが増すこととなる。

他には、「活字よりも疲れにくいため、読書が苦手な人にもオススメ」ということも挙げられる。読書に苦手意識を持っている人にとっては、気負わずに情報のインプットが可能。

耳は目に比べると機能が少ないので、脳を過剰に興奮させることがないため、ポッドキャストなど音声メディアは活字と比べて疲れにくいとも言われている。そして、最後に、一部例外もあるが「アーカイブが残っており、遡って何度でも聴けること」も大きなポイントのひとつだ。

ちなみに、昨年発表された『第4回ポッドキャスト国内利用実態調査』によると、「全年代の利用率平均は15.7%」、「利用率はFacebookやTikTokとほぼ同等で、NetflixやAbema、雑誌を上回っている」、「聴取プラットフォームの利用率ではSpotifyが1位」、「ユーザーのうち87.1%が、車の運転中や家事中など“ながら聴き”をしている」といった興味深い結果が出ている。

以上のような前段も踏まえつつ、今回は、昨年末から今年頭にかけてスタートした注目のポッドキャスト番組をいくつかピックアップして紹介してみたい。

まずは、昨年11月にスタートしたももいろクローバーZの佐々木彩夏のポッドキャスト番組「佐々木彩夏の0100(ゼロヒャク)」。

ももクロは、グループとして現在もニッポン放送、文化放送、TOKYO FMの3局でレギュラー番組を持っている。しかも、いずれも日曜日放送ということで、まさに“週末ラジオヒロイン”だ。各番組、メンバー2人体制が基本なので、佐々木にとっては初の単独パーソナリティ番組ということになる。

番組タイトルは、佐々木の性格が「0」か?「100」か?両極端な性格だということに由来。初回から40分と聴き応えのある1人喋り番組となっており、プライベートの話や近況がたっぷり聴けるので、ファンにはたまらない内容だ。

食べ物の話が多いのは、いかにも佐々木らしいところなのだが、独特の視点や切り口、語り口も魅力。デビュー直後からラジオ各局で鍛えられてきたこともあり、1人で40分以上喋り続けられるトーク力は流石としか言いようがない。もしかしたら、デビューを控えたアイドル予備軍、アイドルを目指す女子にとっても勉強や参考になるかもしれないので、是非チェックしてみてもらいたい。

続いては、孤高のピン芸人・永野のポッドキャスト番組「永野はミスターTBS」。

こちらは、今年1月に始まったばかり。最近、様々なYouTubeチャンネルで、いわうる“神回”を連発する永野は、いつしか“配信王”とも呼ばれる存在に。そんな永野のポッドキャスト番組、初回ゲストは爆笑問題の太田光という豪華なスタートとなった。

ビートたけしや立川談志、明石家さんまといったレジェンドとのエピソードや2人のお笑い論など貴重なトークはお笑いファン必聴。芸人ラジオは多数あるが、今後の展開が楽しみな番組のひとつとなっている。

そして、ミュージシャンのポッドキャスト番組にも新たな動きが。ロックバンド・ストレイテナーのホリエアツシとwacciの橋口洋平という少し意外な組み合わせの番組が今年1月からスタート。

「ホリエアツシと橋口洋平のgo-show」と題したこの番組は、実は、5月に大阪と東京で開催が決定しているホリエと橋口による弾き語りコラボライブイベントに向けた拠点番組という位置付けとなっている。今後、ライブイベントに出演するアーティストがゲスト出演したりもするのだろう。

ミュージシャン同士の貴重な長尺のトーク番組は貴重。曲作りへのこだわり、影響を受けたアーティスト、先輩後輩という関係性やお互いへのリスペクトなどが垣間見られるに違いない。しかも、コラボライブに向けて、2人で曲を作ることも発表。曲が出来るまでの過程が、番組内で紹介されることになりそうだ。こちらは、音楽を志す若者にも注目してほしい番組である。

ここまでは、アイドル、芸人、ミュージシャンといった地上波にも多数存在するラジオ番組とはまた異なる魅力を放つポッドキャスト番組をピックアップして紹介してきたのだが、最後に、新たな動きとしてTVドラマのスピンオフというパターンも紹介しておきたい。

これまで、人気ドラマのスピンオフやアナザーストーリーがTVerやHuluなどで配信されることはあったが、今クールのTBS日曜劇場「御上先生」のスピンオフがポッドキャスト番組として配信され話題となっている。

ドラマ自体は松坂桃李主演のシリアスな学園ドラマで、様々な考察が生まれそうな展開で人気が高まっているのだが、そんな人気ドラマのスピンオフ「隣徳学院!放課後ポッドキャスト」が現在配信中。

ドラマの中で、松坂演じる御上を敵視する化学教師の溝端役・迫田孝也がメインパーソナリティを務め、“放課後の様な楽しい雰囲気”で出演者やスタッフとトークを展開していく番組。いまやバイプレーヤーとして引っ張りだこの迫田のMC役にも注目だ。毎週土曜20時更新ということで、番宣対策としても機能。こうしたポッドキャストの活用方法もますます広がっていくのかもしれない。

今はまさに第何次ポッドキャストブームなのか!?といった感じで、かれこれ何度目かのブームが到来しているようにも感じられる。

今回紹介したような人気者のコンテンツのみならず、効率よくニュースなどの情報を知れたり、語学を勉強できたりするコンテンツもあれば、ニッチなジャンルの番組も山ほどある。そこからお気に入りのポッドキャスト番組を見つけるもよし、新たに配信者としてポッドキャスト界に参入するもよし。2025年は是非とも思い思いにポッドキャストの世界を楽しんでみてほしい。

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