「＜JUNG KOOK: I AM STILL＞ THE ORIGINAL」はディズニープラスで独占配信中

BTSの“黄金マンネ”JUNG KOOK、圧倒的パフォーマンスと“弟キャラ”のギャップで世界をとりこに「＜JUNG KOOK: I AM STILL＞ THE ORIGINAL」ではソロ活動の舞台裏も

2024.12.07 07:10

BTSの最年少メンバー・JUNG KOOK(ジョングク)のドキュメンタリー「＜JUNG KOOK: I AM STILL＞ THE ORIGINAL」(全3話)が、12月3日に一挙配信された。同作は2023年7月14日にリリースされたソロシングル「Seven(feat.Latto)」から同年11月3日にリリースされた1stソロアルバム『GOLDEN』まで、制作の舞台裏や世界各地を訪れて行われたソロ活動に密着したもの。甘いビジュアルに美しい歌声、ステージで繰り広げる世界トップレベルのパフォーマンス…まさに非の打ち所がないスターであるJUNG KOOKだが、ステージを離れて年上のメンバーたちと一緒にいる時のピュアな姿や、バラエティー番組で見せる無邪気な姿でもファンをとりこにしている。そんなギャップが愛おしいことからBTSの“黄金のマンネ”とも呼ばれている彼のオフな魅力に触れながら、第1話の見どころを紹介する。

メンバーたちから愛されるみんなの弟

BTSがデビューした2013年6月、当時15歳だったJUNG KOOKは最年少でセンターを務めるというプレッシャーと戦いながらグループデビューを果たす。韓国・釜山出身の彼はBIGBANGのリーダーであるG-DRAGONに憧れ、オーディション番組に参加するも脱落。しかし複数の事務所にスカウトされ、その中で後のグループリーダー・RMが練習している姿を見て、現在の事務所の練習生としての道を選んだことはファンの間でも有名なエピソード。それから血と汗がにじむ努力の積み重ねがあり、今や押しも押されもせぬ世界的アーティストの一人になった。

そんなJUNG KOOKといえば、アーティストとして表舞台に立つ姿だけではなく、飾らない等身大の姿でも多くのファンを魅了している。メンバー7人で自由気ままに旅するバラエティー番組では、自ら率先して車を運転したり、メンバーに料理の腕を披露したりする頼もしい面から、観光中に流ちょうな英語で会話をするRMの後ろにくっつくように行動するシャイなところまで、さまざまな姿を見せたことも。

そういうかわいらしい部分を持つJUNG KOOKに対して、年上メンバーたちは彼が何かを達成するとその成長ぶりを褒めてあげるなど、本当の弟のように大切にかわいがっているほほ笑ましい光景が番組を通して頻繁に見られる。

グループのメインボーカル、そしてセンターポジションを多く務めるJUNG KOOKのアーティストとしてのクールな姿とオフモードでは弟キャラ全開のギャップに沼ってしまうファンも少なくはないだろう。

ソロ活動の日々に密着した貴重な映像を収録

また、グループ内の年少メンバーであるJIMINと一緒にアメリカ、韓国、日本を巡った旅バラエティー「Are You Sure?!」(ディズニープラス)では、アスレチックパークで大暴れしたり、訪れた日本料理店で登場した豪華なコース料理に目を丸くしながら味わったりとおちゃめな姿をさく裂させている。年が近く、“グクミン”と呼ばれる仲良しコンビであるJIMINとの2人旅ということで、全編を通していつも以上にリラックスしていた様子。愛嬌(あいきょう)たっぷりなJUNG KOOKの姿が話題となった。

愛くるしいキュートな彼の魅力に触れたが、12月3日に「Are You Sure?!」と同じくディズニープラスで独占配信がスタートした「＜JUNG KOOK: I AM STILL＞ THE ORIGINAL」では、ソロアーティストとして新たなチャレンジに挑むJUNG KOOKの表舞台の裏側や胸の内に秘めた苦悩に迫っている。

第1話「Departure」では、サブタイトルの通り彼が1人のアーティストとして最初の一歩を踏み出す“出発地点”での様子が映し出された。喉に異変を感じながらも1stシングルの活動をこなす姿や、不安そうな表情でライブ会場へ向かう様子など、当時の心境をJUNG KOOKはインタビューでも吐露しており、彼の率直な思いに触れることができる。グループとして世界から認められる存在になった今でも常に上を目指し続ける彼の生き様を堪能できる貴重なドキュメンタリー映像となっている。

◆文=suzuki