「ボブ・マーリー：ONE LOVE」公開記念前夜祭が、5月15日(水)に開催される

映画「ボブ・マーリー：ONE LOVE」日本公開を祝して、日本レゲエ界のレジェンドが集う「公開記念前夜祭」が開催

2024.05.11 10:00

ジャマイカ出身のアーティスト、ボブ・マーリーの知られざる激動の生涯を描く映画「ボブ・マーリー:ONE LOVE」が、5月17日(金)より日本で公開される。このたび、日本公開を祝した入場無料の「公開記念前夜祭」が、5月15日(水)に東京・MIYASHITA PARKで開催されることが決定した。

“伝説のアーティスト”ボブ・マーリーの生涯を描く映画が、日本でも公開を迎える

カリブ海の小国・ジャマイカで生まれ、世界中の希望となった伝説のアーティスト・ボブ。彼は、全世界でアルバムを7500万枚以上売り上げ、歴史的名盤と言われるアルバム「エクソダス」は、米タイム誌により「20世紀最高の音楽アルバム(the best music album of the 20th century)」に選ばれている。

その他にも、グラミー賞の特別功労賞生涯業績賞受賞に、殿堂賞の複数受賞、“Hollywood Walk of Fame”への殿堂入り、国連平和勲章受賞など数々の偉業を残し、ジャマイカ初の世界的トップスターが生み出した“愛と希望”に満ちた音楽は、今もなお世界中の人々に影響を与え続けている。

しかし、白人と黒人のハーフとして生まれた出自や、国内の政情不安と政治家の思惑にも翻弄されてしまう国民的英雄としての苦悩。さらに、欧米がすべての中心だった当時の音楽業界において、稀有な第三世界出身アーティストとして世界的な成功を収めるサクセスストーリー、妻・リタとの絆など、彼の音楽とメッセージの背後にある物語はあまり知られていない。

そして2024年、ボブが愛した妻のリタ、息子のジギー、娘のセデラがプロデューサーとして参画した、まさに「正真正銘のボブ・マーリー映画」が誕生。長く愛され続ける、心震わす音楽とメッセージ、知られざる激動の生涯を描く、映画「ボブ・マーリー:ONE LOVE」が、日本で公開される。

映画を盛り上げるため、日本レゲエ界のレジェンドたちが集結

本作の監督を務めるのは、レイナルド・マーカス・グリーン。脚本にはレイナルドに加え、テレンス・ウィンター、ザック・ベイリンらが参加する。

主人公であるボブ・マーリー役には、「あの夜、マイアミで」(2020年)で、マルコム Xを演じ、高い評価を得たキングズリー・ベン=アディル。ボブ・マーリーの妻、リタ・マーリー役には「キャプテン・マーベル」(2019年)などのハリウッド映画への出演が続く俳優ラシャーナ・リンチ。

キャスト陣渾身の演技に加え、妻のリタ、ボブとリタの実子であるセデラとジギーなど、ボブ本人を誰よりも愛し、近くで見守ってきた家族たちが監修に参画しているのも物語に深みを加えている。

全米では公開から2週連続の首位を獲得(Box Office Mojo)し、イギリス・フランスでは公開初日興収が「ボヘミアン・ラプソディ」を超え、音楽伝記映画史上最高の初日興収をたたき出した。世界中で記録ずくめの“ONE LOVE”旋風が日本上陸を果たす日が近づくなか、本作をさらに盛り上げるべく、ジャパニーズレゲエ界レジェンドの全面協力が決定。

1979年にアジアで唯一となるツアーを敢行し、日本がお気に入りの国と語っていたボブ。多くの国内アーティストに影響を与え、日本にレゲエブームを巻き起こした「来日ツアー」から45年。再び、“レゲエの神様ボブ・マーリー”を日本で盛り上げるべく、ボブに多大な影響を受けたジャパニーズレゲエ界のレジェンドが集いパフォーマンスを行う「公開記念前夜祭」が、5月15日(水)に東京・MIYASHITA PARKで開催される。

ジャパニーズレゲエ界のレジェンド「MIGHTY CROWN」から司会にSAMI-T、会場のミュージックをCOJIEが担当。同じく日本を代表するレゲエグループである「湘南乃風」からはHAN-KUNが参加する。が参加。さらに、レゲエ界を代表する面々が顔を揃え、ボブへのトリビュートとなるパフォーマンスを行う。

また『ボブ・マーリー：ONE LOVE』のプロデューサーでありボブの長男であるジギー・マーリー、主演のキングズリー・ベン・アディル、監督のレイナルド・マーカス・グリーンも登壇を予定している。