SixTONES、 異例の“50分MC”―ツアーに懸ける想い・6人が描くさらなる夢 田中樹は「60歳くらいまで」現役宣言【「VVS」ライブレポート/メンバーコメント】
2024.04.23 04:00
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SixTONESが4月22日、初の4大ドームツアー「VVS」東京ドーム最終公演を開催。ここではMCやメンバーのコメントをまとめる。<ライブレポートvol.3>
SixTONESらしさ全開 MCだけで50分
2023年に初の単独ドーム公演「慣声の法則 in DOME」を実現させてから約1年が経った今回、4thアルバム「THE VIBES」を引っ提げ、ドームという大舞台に帰ってきたSixTONES。MCでは、最終日ということもありそれぞれ名残惜しさを感じ、なかなか引けないというグループ愛を感じさせる一コマに。同公演には幼児もいたことを受け「何歳からこの重低音を聴かせていいんだろうね」という話題から「俺らが何歳までこういう音楽をやるかっていう…」と松村北斗が投げかけると、田中樹は「いや~俺全然60(歳)くらいまで引っ張るよ」と宣言し、会場からは割れんばかりの拍手が。一方「60になったらあと15はネックレス増えてるから」と加え笑いを誘っていた。
そんな中、楽しさのあまり、前半で披露した曲をもう一度やろうと京本大我が提案したが、他公演を考慮し、代わりとして森本慎太郎による“PayPayダンス”が披露された。リフターが上がり、赤と白のペンライトや照明に包まれた中での全身全霊の“PayPayダンス”に笑いが巻き起こると、いつの間にか全員ステージに座り込み雑談。良い意味で気の抜けたトークで盛り上がる姿は、まるで楽屋を覗き見しているかのようだ。気づけばMCだけで50分弱と通常のライブでは異例の事態だったが、それを通用させてしまうのがSixTONES。田中は「1秒でも長くステージに立っていたい。俺らアイドルだから」と放ち、笑いを取りつつファンを沸かせた。
またスタッフからの“エモい”サプライズも明らかに。田中が「ロックレーン」(※“音楽ジャンル”の「ROCK」・グループ名の由来である“石(ストーン)”の「ROCK」・SixTONESの“Six”を表す数字の「6(ろく)」などに、機構の「クレーン」を掛け合わせたメンバー命名の造語)での登場に触れ、同日もいつも通りボックスの中に入ると「10公演お疲れさま。来年あたりは北海道にも連れてってね。最後かましてこいよ」と書かれた貼り紙があったことを伝え、観客から大きな歓声が巻き起こった。
これにジェシーが「それはプライベートで連れて行こう」とジョークを交えつつ、メンバー全員「来年は行きたいね」と口を揃え札幌ドームを含めた5大ドームを目標に掲げる。さらに森本は「12球団ツアーしたい」、松村は「(野球選手の)入場曲のオファーを受けたら必ず歌いに行く」、京本は「SixTONESのライブ前に絶対始球式やる」など次々とアイディアを出し、さらなる夢が広がっていった。
田中樹、ファンへの感謝語る
そして今回のライブに向け、森本は「360°のステージ構成には、かなり難しさがありました」と初の試みで挑戦した「360°ステージ」の難しさを吐露したうえで「ライブを大事にしているSixTONESの良さを、うまくお客さんに伝えられてるステージなのではないかな、と思います。パフォーマンスにしろ、歌にしろ、良いようにハマっていった感じがします」と力強く言葉に。田中は「僕たちは『何かに頼らず自分たちで解決しよう』という考え方をしていて、ステージの構成上、柱が必要でどうしても見切れが発生してしまうとなったときに、『俺らが頑張って満足させればいい』という気持ちをもって、死ぬ気でやりました。規模がどんなに大きくなったとしても、結局俺ら次第だと思っています。何とか1公演終わった時には、満身創痍になるくらいで取り組んでいます」と熱くコメント。さらに「YouTubeなどでは、ファンの人たちが見た数字やコメントがダイレクトに反映されるので、目に見えてファンの人の力を感じることがすごく多いんです。お客さんが、不安な僕たちに自信を持たせてくれて、一緒にライブをつくっている気がしています。メンバーが一番とはいつも言いつつも、そのメンバーを繋いでくれるのはファンの人たちだと思っています」とファンへの感謝も語っていた。(modelpress編集部)
SixTONESメンバーコメント
Q.前回のドームは東京と大阪のみで、今回初の4大ドームでライブ感が伝わるライブだったと思いますが、振り返りつつ、特にこだわった点を教えてください。森本:360°のステージ構成には、かなり難しさがありました。前にも後ろにもお客さんがいるので、会場全体の一体感を生むライブ構成がすごく大変でした。結果的には、ライブを大事にしているSixTONESの良さを、うまくお客さんに伝えられてるステージなのではないかな、と思います。パフォーマンスにしろ、歌にしろ、良いようにハマっていった感じがします。
田中:僕たちは『何かに頼らず自分たちで解決しよう』という考え方をしていて、ステージの構成上、柱が必要でどうしても見切れが発生してしまうとなったときに、『俺らが頑張って満足させればいい』という気持ちをもって、死ぬ気でやりました。規模がどんなに大きくなったとしても、結局俺ら次第だと思っています。何とか1公演終わった時には、満身創痍になるくらいで取り組んでいます。
Q.ファンの方への感謝も含めて感じたことを教えてください。
田中:YouTubeなどでは、ファンの人たちが見た数字やコメントがダイレクトに反映されるので、目に見えてファンの人の力を感じることがすごく多いんです。お客さんが、不安な僕たちに自信を持たせてくれて、一緒にライブをつくっている気がしています。メンバーが一番とはいつも言いつつも、そのメンバーを繋いでくれるのはファンの人たちだと思っています。
Q.新曲「音色」が初披露となりましたが、どういった楽曲ですか?
京本:ドラマのタイアップが決まり、その内容に合う楽曲を探していく中で、自然と「音色」というキーワードが出て来て、これまでのSixTONESと重なるものがあるなと思いました。結成10周年に突入するタイミングで、SixTONESみんなで「音色」というタイトルでやるべきかソニーさんと検討して、6人のこれまでとこれから、プラスでドラマも盛り上げようということで、ドラマとソニーさんとSixTONESで合致しました。たまたま結成日の5/1発売ということや、音色というタイトルになったこと、全てがご縁に感じました。なるべく沢山の多くの人に手にとってもらえたらいいな、と思っています。
Q.ツアーを完走してみて感想を一言
ジェシー:今日で終わってしまうのがもったいない気持ちです。いずれ映像商品としてリリースされるかもしれませんが、このバイブスを本当は生のライブで届けていきたいです。この勢いのまま5大~8大ドームいけたらなと(笑)。
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