

「問題作」「違和感」「主演交代」も...4月前半ドラマ総まとめ!「観る価値アリ」のおすすめトップ3
4月前半までに初回放送があった民放ゴールデン・プライム帯の連続ドラマ8本を、積年のドラマっ子である筆者が独断で勝手に採点。おすすめ度は★5点満点。配信動画サービスTVerのお気に入り登録数(4月17日時点)を参考までに付するが、採点には影響しない。下記に記した1~2話は全て見逃し配信中。今からでもまだ間に合う!
■『366日』(フジテレビ系、月曜21時)出演:広瀬アリス、眞栄田郷敦お気に入り登録:72.2万 【おすすめ度:★★★】
10年越しに想いが通じ合った矢先、想い人が意識不明の重体になったままストーリーが進む。彼を取り巻く家族や恋人の描写が繊細で丁寧だからこそ、事の重大さが実直に伝わり、トーンは重たい。HYの同名ヒット曲で“悲恋”を歌う「366日」がモチーフなため、「それでもいい」と思えるかで好みは分かれそう。
■『くるり~誰が私と恋をした?~』(TBS系、火曜22時)出演:生見愛瑠、瀬戸康史お気に入り登録:52.6万 【おすすめ度:★★★+】
記憶喪失の主人公とイケメン3人よりどりみどりの恋愛モノと見せかけて、記憶を取り戻そうとする過程で「本当の自分」を再発見&再構築していくラブコメミステリー。自分と他人、自分と家族、自分と仕事など多様な観点から「自分らしさ」とは何かを考えさせられる。同時に、観る者にとっての「めるる」とは何かも考えさせられる。
■『イップス』(フジ系、金曜21時)出演:篠原涼子、バカリズムお気に入り登録:51.8万 【おすすめ度:★★】
篠原演じる書けなくなった作家の苦悩は伝わるが、バカリズム演じる解けなくなった刑事は意外とあっさり事件を解決してみせる。トリックの細かい説明が無かったり、ミステリー作家というだけで事件現場をウロウロしすぎな事はさておき、コメディ寄りミステリーだとしても、バカリズム脚本ではないことを思い知らされる。
■『Re:リベンジ-欲望の果てに-』(フジ系、木曜22時)出演:赤楚衛二、錦戸亮お気に入り登録:63.2万 【おすすめ度:★★★】
巨大病院の権力争いとありがちな設定ながら、さわやか好青年のイメージが強い赤楚が「復讐心」に突き動かされていく姿が新鮮。5年ぶりに民放連ドラ本格復帰した錦戸が、異様な色気と存在感を放っている。タイトルからして複数の復讐劇が折り重なっていきそうで、赤楚が「欲望」にもまみれるのか、今後に期待。
■『ACMA:GAME アクマゲーム』(日本テレビ系、日曜22時30分)出演:間宮祥太朗、田中樹お気に入り登録:37.3万 【おすすめ度:★★】
1話の敵役が、千鳥・大悟の口調でイキり散らす肌ツヤ麗しい須賀健太というミスキャストで、物語に入っていけない。〝命懸けのアクマゲーム”も相手が嘘をついているかどうかや、互いに影踏みをし合うなど、間宮が主人公にしてはやや幼く、『ライアーゲーム』や『カイジ』のようなヒリヒリ感は感じられない。以下はおすすめトップ3。
■『アンチヒーロー』(TBS系、日曜21時)出演:長谷川博己、北村匠海お気に入り登録:52.9万 【おすすめ度:★★★★+】
長谷川が「かなり問題作になる」とコメントした通り、記憶力が曖昧な5歳の少年を誘導し証言させるなど、殺人犯すらも無罪にするために手段を選ばない弁護士が主人公。冷徹なようで人情も陰も持ち合わせる様が全貌を知りたいと思わせる。長谷川の理知的で小気味いいセリフ回しにも引き込まれる。
■『Destiny』(テレビ朝日系、火曜21時)出演:石原さとみ、亀梨和也お気に入り登録:82.5万 【おすすめ度:★★★★】
30代後半のキャストが回想で大学生役を演じたことによる違和感が話題となったものの、物語の中心が現在に移ると過去との繋がりが分かりやすい。まだ回想シーンがあるとはいえ、狂気の怪演を見せた田中みな実の1話退場が惜しい。過去と現在の男女の三角関係という軸がありつつ、多くの謎が複雑に張り巡らされた怒涛のサスペンスが展開される。
■『花咲舞が黙ってない』(日テレ系、土曜21時)出演:今田美桜、山本耕史お気に入り登録:53.8万 【おすすめ度:★★★★】
杏から今田に主演交代したが、ギラギラに大きな瞳から正義感の強さが伝わりハマっている。池井戸潤作品らしくテンポの良い勧善懲悪ドラマで、銀行内のトラブルでも分かりやすい悪者をスカっとこらしめる。柔らかい雰囲気ながら決定的な仕事をする、山本演じるバディとのバランスも良い感じ。期待を裏切らない安心作。
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