

『コワすぎ!』新作も期待…ホラーモキュメンタリーに華を添える“アシスタントガール”たちの魅力
近年、ホラー映像をドキュメンタリー風に仕立て上げる“ホラーモキュメンタリー”が大きな盛り上がりを見せている。それらの作品は、なぜか撮影班のアシスタントとして個性豊かな女性キャラクターが配置されていることが多いのが特徴だ。ヒロインでありながらときに勇敢な姿を見せ、ときに暴走する──。「アシスタントガール」たちの魅力は一言では語りつくせない。
例えば『戦慄怪奇ファイル コワすぎ!』は、『ノロイ』や『貞子vs伽椰子』などで知られる白石晃士監督がスタートさせたオリジナルビデオシリーズ。ディレクターの工藤(大迫茂生)たち取材班があらゆる怪奇現象・心霊現象を検証していくというフェイクドキュメンタリーである。
そのなかでも特筆すべき存在が、ひたすら困り顔を連発する不憫なヒロイン・市川だ。彼女は常識人枠のメンバーで、おかしな行動ばかりとる猪突猛進タイプの工藤に振り回されるのがお馴染みの描写。それでいながら、なんだかんだで工藤たちと行動を共にし続ける健気さも併せ持っている。
「FILE-03 人喰い河童伝説」では河童に襲われて涙を見せるという実にヒロインらしい一幕もあったが、その後に行われた河童との最終決戦にはしっかりと参戦し、工藤の勇姿を見届けていた。そんなヒロイン気質と勇敢さを兼ね備えた市川は、『コワすぎ!』シリーズに欠かせない人物なのだ。
また1作目にあたる「FILE-01 口裂け女捕獲作戦」では黒髪のロングヘアを一つ結びにしていた彼女だが、3作目「人喰い河童」の回では茶髪のボブスタイルに。シリーズを重ねるごとに垢ぬけてヒロイン度が上がっていく様子も一つの見どころとなっている。
ちなみに9月8日に公開を控える最新作『戦慄怪奇ワールド コワすぎ!』では、市川を含む「コワすぎ!」チームが再集結するとのこと。スクリーンでの彼女たちの活躍に期待しよう。
ホラービデオ繋がりでいえば、『Not Found -ネット上から削除された禁断動画-』に登場する杉本ADも負けていない。同シリーズはネットから削除されてしまった“いわく付き動画”を検証するという内容で、冷静沈着な古賀Dと共に杉本は作品にレギュラー出演している。
彼女はとにかくUMAやツチノコが大好き。その正体を追い求めたいがために謎のスイッチが入って暴走してしまうことがたびたびあり、企画そのものが杉本に乗っ取られるケースも珍しくない。通称「杉本回」のなかで、特に有名なのが「ツチノコ」の回だろう。
次の企画案としてツチノコ獲りを提案する杉本だが、他のスタッフたちは全く乗り気ではない。結局企画は頓挫してしまうものの、諦めきれない彼女は一人で岐阜に赴き、ツチノコハンターに会いに行くという内容だった。
杉本回は基本的に怖くはないのだが、変な面白みがあるとしてニコ生ホラー民の間でも人気が高い。ちなみに『Not Found 外伝 いま霊に会いにゆきます』では、杉本が主演を務めており、「Not Foundらしからぬ恐怖が味わえる」とファンからも好評のようだ。
一方YouTubeで配信されている『心霊番組ゼロ』のかおりんも、魅力溢れるアシスタントガールの一人。同番組は「いかに視聴者を騙せるか」をコンセプトに掲げたホラードキュメンタリーエンターテイメント番組で、チャンネル登録者数は19万人を誇る。
2020年8月9日からシーズン2が始まり、そのタイミングで加入したメンバーがかおりんだった。彼女は、大人しく清楚な見た目とは裏腹に生粋のホラー好き。おっとりした喋りをしながら深夜の心霊スポットにズンズンと突き進んでいく姿や、番組メインレポーター・二宮の思惑を裏切る思い切りのいい行動が人気の要因となっていた。
そんなたくましさを持ちながらも、実は迷子癖があるというのも魅力の一つ。2020年9月に公開された「号泣!!怖すぎる心霊現象!!最恐スポットで行方不明…撮影中止の危機!!」では心霊スポットで一人迷子になってしまい、「どうしよ……」と半べそ状態に。普段たくましいからこそ、時折見せるギャップに心を掴まれた人も多いのではないだろうか。
そんなかおりんだが、残念ながら2021年12月に同番組を卒業している。理由は仕事が忙しくて撮影になかなか参加できず、このままでは全体に迷惑をかけてしまうと判断したため。
しかし加入時には“怖いのが好きなので女優になってホラー系に出演したい”と語っていたため、いつか役者になった彼女の姿を見られるかもしれない。
ホラーモキュメンタリーの登場人物は役柄を演じるとはいえ、本人の素の部分が垣間見えるのも特徴。映像から滲み出る素の姿が視聴者を惹きつけるのだろう。今後はホラー映画を見るときに、心霊だけでなく彼女たちの活躍にもぜひ目を向けてほしい。
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