『五等分の花嫁∽』が本日放送、推しを決めるのが悩ましい五人のヒロインが登場するアニメ3選

　アニメ『五等分の花嫁』シリーズの原作マンガは2017年〜2020年まで週刊少年マガジンにて連載され、TVアニメは2019年1月〜3月に第1期、2021年1月〜3月に第2期がTBS系にて放送され話題を呼んだ。2023年9月からは『五等分の花嫁∽』がTBSにて放送予定で、期待の声があがっている。

　アニメ『五等分の花嫁』シリーズは、全国模試上位の高校３年生の上杉風太郎が主人公。家が貧乏な風太郎は中野家の五つ子（一花、二乃、三玖、四葉、五月）を無事に高校を卒業させるという依頼を受け、家庭教師を引き受ける。

　ヒロインは五つ子だが、性格はバラバラ。風太郎に大胆にアプローチする娘もいれば恋愛に鈍感な娘もおり、風太郎だけでなくファンもそれぞれのかわいさにどの娘も選べないと頭を抱えただろう。

　アニメ『五等分の花嫁』シリーズのヒロインに対して、SNSでは「面白かったしみんなかわいい…っ！推しは一花ちゃんか三玖ちゃんかなぁ」「俺推しは二乃と五月なんだよなぁ～(笑)」のように、推しを一人に決めきれないファンが少なくないようだ。

　週刊少年マガジンで2021年から連載されているマンガ『女神のカフェテラス』も五人のヒロインが登場する物語。2023年4月にはTBS系にてTVアニメ化され、2024年には第2期のアニメ放送が予定されている。

　主人公は東大現役合格の秀才・粕壁隼である。隼が、喧嘩別れしていた祖母の訃報を知り、祖母が経営していた古びた実家「カフェテラス・ファミリア」に帰ると、そこには見知らぬ五人の美少女がいた。隼と五人の美少女たちが、隼の祖母の店を立て直しながら、関係性を深めていくというストーリー。

　隼と共に店を運営する五人の美少女は、愛情深い王道ツンデレヒロインの幕澤桜花、真面目で一途な一面もある小悪魔系女子大生の月島流星、普段は大人しいが酔うとエッチに豹変する小野白菊、コーヒーを淹れるのが得意なクールでカワイイ鳳凰寺紅葉、天然でドジな五人の中で最年少の女子高生・鶴河秋水。

　年齢もタイプもバラバラの五人のヒロインにSNS上では「原作では桜花ちゃん推しだったのがアニメ見て流星ちゃん推しになってしまった」「カフェテラスなら　紅葉と白菊推し」という声も。一人の推しにこだわらなくてもいいほど、それぞれ魅力的な五人に目が離せない。　同じく五人のヒロインが登場した作品に『美少女戦士セーラームーン』がある。月刊少女漫画誌なかよし1992年2月号で連載がスタートしたマンガ『美少女戦士セーラームーン』は人気を集め、1992年3月にはTVアニメの放送も開始。2023年には映画『美少女戦士セーラームーンCosmos』も公開され、長きに渡りファンに愛されていることが分かる。

　第1シリーズのアニメ『美少女戦士セーラームーン』では五人の美少女がセーラー戦士に変身して、敵を倒していく物語が描かれてる。その五人を紹介するとドジで泣き虫だけど包容力と慈愛に満ちた主人公・月野うさぎをはじめ、IQ300ともウワサされる冷静な天才少女・水野亜美、火川神社の巫女を務める霊感少女・火野レイ、運動神経抜群で料理もできる乙女な木野まこと、アイドルに憧れるちょっぴりミーハーな愛野美奈子と魅力的な面々が顔をそろえている。

　そんな本作品にはSNS上で「私は小さい頃から亜美ちゃん推し」「セーラー戦士達は誰を選んでも美しいが、自分の推しはセーラーマーズこと火野レイちゃん」と自らの推しを熱く語るファンも後を絶たない。

　今回紹介した作品は、五人のヒロインが登場し、いずれのキャラクターも魅力的に描かれている。原作マンガだけでなく、アニメ化されたことでまた違った魅力が引き出されてもいるだろう。どのヒロインに注目して観るかで何度も楽しめる作品たちだ。