INI、至近距離で「KILLING PART」癒やしの歌唱 悩み相談に実体験でアドバイス<KCON 2022 Premiere>
2022.05.16 18:38
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5月14日と15日に千葉県・幕張メッセで「KCON 2022 Premiere」日本公演が開催され15日、INI(木村柾哉、高塚大夢※「高」は正式にははしごだか、田島将吾、藤牧京介、尾崎匠海、西洸人、許豊凡、松田迅、池崎理人※「崎」は正式には「たつさき」、佐野雄大、後藤威尊)が、コンベンションエリアで行われた1DAY HEALING CAFEに出演した。
INI「KILLING PART」歌唱で“癒しカフェ”開幕
当日は会場に限定200名近くの観客が集い、メンバーとの至近距離のステージに熱狂。配信も行われた。TikTokでも話題になったラブソング「KILLING PART」を歌いながら藤牧が登場し、メンバーを続々と呼び込み、 HEALING CAFEにふさわしい歌声で会場を癒やしながらスタート。木村は「こんなにまったりパフォーマンスしたの初めてです」と笑顔を見せ、尾崎が代表して「CLOSE」の札を「OPEN」にひっくり返した。
松田がほわほわした声で挨拶したのを皮切りに、メンバーはその流れで挨拶も“癒し系”仕様で始まり、西は「“精神”美容外科クリニック西洸人です」と挨拶すると、「俺が今アンヒーリングだった。めちゃくちゃスベったからドゥクンドゥクンしてる」と自虐。ボケないといけない空気に木村は思わず「INI初の空気感でめちゃくちゃやりづらいんでいつもの感じに戻しません?」と斬り込んで笑いを誘った。
木村柾哉のダンス指導はアメとムチ?
INIは1st、2ndとタイトル曲を2曲からファンの投票で決定するという形式を取っており、その時期の大変さについて池崎は「ダブルタイトル曲だったので同時にMVも2つ用意してちゃんとどちらが勝っても良いように2曲とも初日の1日くらいで振り入れをして2、3週間サブ曲も入れて練習していたのでその期間は週3、4くらいで焼肉行っていました」と回顧。木村が中心にダンスを練習。振り入れの手順について聞かれると、西は「木村の気分次第ですね!」と即答し、「めちゃくちゃしんどいときに『あと4曲フルで通します』『えー!』みたいな。でも優しいときは『これでもう終わりだから』って」とアメとムチを使い分けていると説明。木村が「皆の空気とか読んでいけるなと思ったときにいってるよ」と反論すると西は「いや、いけないときにいってるよ!(空気)読みきれてない(笑)」と主張し、気心の知れた“キム西”トークで盛り上げた。
2ndシングルのタイトル曲「CALL 119」の歌詞にちなんで「助けて」と思ったプチハプニングというエピソードを聞かれると、木村はダンス指導で前に立っているとき、自分は踊っていないため「『今から4曲通します』とか言うときは皆の『お前は今からだろ』という空気を感じて、ちょっとやばいこと言っちゃったかなとドキドキします(笑)」と吐露。田島が「でも柾哉くんすぐにできるからすごいよね」と木村は踊れているとフォローした。
松田迅、ホームシックになることも
イベントでは、1日限りのカフェというコンセプトでメンバーが会場から集めた悩み相談に回答。地元を離れるか迷っている人からの「家族や友達と離す寂しさをどうやって乗り越えたか」という相談には地方出身のメンバーが回答。沖縄県出身の松田は「なかなかすぐに帰ることはできないので寂しい気持ちもありますけど、INIのメンバーが毎日温かく接してくれて毎日楽しく過ごすことができて、もう本当に大好きです」とにっこりと答えたが、木村からは「3ヶ月に1回くらい迅がホームシックになっている姿を見て可愛いなと思います」とホームシックになっていることを明かされ、照れ笑いしていた。
また、「初対面の人とどんな風に打ち解けるか」という相談には自身も人見知りだという許が、「自分から喋って一歩を踏み出さないと永遠に始まらないので頑張ってファーストステップを踏みだすのが大事だなと思います」と力強いアドバイス。
「コミュニケーションお化けの私からすると…」と胸を張った松田は、高塚を相手にどんな風に懐に入るか実践。「めちゃくちゃかっこいいですね、是非お話したいです」とすぐに連絡先交換まで到達し、メンバーを感心させた。
さらに、メンバーからも悩み相談を募集することとなり、池崎が「最近なかなか夜寝付けない」と相談。寝付きが良いメンバーとして名前が上がった尾崎は「この間も京介とご飯食べに行って(帰りの)タクシーですぐに寝たんです」とエピソードを披露。藤牧は「めちゃくちゃ早かった!お互い携帯いじったりする時間あるじゃん?そういう時間終わって見たら…(寝てた)」と思い返し、尾崎は「ご飯をいっぱい皆さん食べましょう(笑)!」とアドバイスした。
夜のコンサート直前の時間に、観客を癒やした11人。最後は再び尾崎が「OPEN」の札を「CLOSE」にひっくり返し、1日限りのカフェを閉店した。
世界最大級のKカルチャーフェスティバル「KCON」
2012年にアメリカのカリフォルニアで始まったKCONは、北米、中東、ヨーロッパなど世界9都市で110万人以上の観客を集め、K-カルチャーのデジタル化を牽引する役割を果たしてきた。初年度に1万人からスタートし、直近最後の対面公演だった2019年には29万1千人余りの観客を記録するなど、実に29倍の成長を記録し、名実共にグローバルK-カルチャーフェスティバルとなった。2022年は5月に韓国のソウル、日本の幕張、アメリカのシカゴの「KCON 2022 Premiere」を皮切りに、8月にアメリカのLA、10月に日本で「KCON」を開催。2年ぶりに再開する今年の「KCON」はポストコロナ時代を迎えて変化したトレンドを反映し、デジタルとオフラインを組み合わせたZ世代をターゲットとした話題性のあるコンテンツで、真新しく興味深い経験を多数提供する。
「KCON 2022 Premiere」にはINIのほか、JO1、OWV、円神(ENJIN)、OCTPATHが出演。15日のコンサートのMCは、古家正亨氏、本田仁美(AKB48)が務めた。(modelpress編集部)
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