「KCON 2022 Premiere」JO1・INIら日プ出身グループ集結 BTS・IZ*ONEらヒット曲続々カバー＜セットリスト＞

JO1・INIら日プ出身グループが一同に集結

この日のMCは、古家正亨、本田仁美（AKB48）が担当。

JO1（豆原一成、川尻蓮、川西拓実、大平祥生、鶴房汐恩、白岩瑠姫、佐藤景瑚、木全翔也、河野純喜、金城碧海、與那城奨）とOWV（本田康祐、浦野秀太、中川勝就、佐野文哉）と円神-エンジン-（宮里ソル、A.rik（エーリック）、中本大賀、瀧澤翼、山田恭、草地稜之、中林登生、中谷日向、熊澤歩哉）は、オーディション番組「PRODUCE 101 JAPAN」出身。

そして、INI（木村柾哉、高塚大夢※「高」は正式にははしごだか、田島将吾、藤牧京介、尾崎匠海、西洸人、許豊凡、松田迅、池崎理人※「崎」は正式には「たつさき」、佐野雄大、後藤威尊）
とOCTPATH（海帆、栗田航兵、古瀬直輝、太田駿静、高橋わたる、小堀柊、四谷真佑 ※活動休止中の冬馬は欠席）はそのシーズン2となる「PRODUCE 101 JAPAN SEASON2」出身。

デビュー曲のメドレーで開幕

まずINI、OCTPATH、円神、OWV、JO1の順にメインとサブステージに交互にグループが登場し、デビュー曲をメドレーでパフォーマンスし自己紹介。

冒頭から総勢42人がメインステージに横並びに集結する壮観の光景となり、各グループ代表者が挨拶。仁美は配信に向けて韓国語でも挨拶した。

OCTPATH、韓国語・英語でも呼びかけ

OCTPATHからライブがスタートし、パープルで統一された衣装の7人がメインステージの階段から読売テレビ・日本テレビ系ドラマ「ケイ×ヤクーあぶない相棒ー」の主題歌にもなった「Be with you」を歌唱。高橋と小堀、栗田と太田で階段に座るなど、ステージをたっぷりと活用して観客を魅了し、2曲目「Perfect」では爽やかなダンスチューンでボルテージを上げた。

MCでは高橋が韓国語、海帆が英語で配信に向けて呼びかけた。

円神「TREASURE」「Addicted」歌唱

男性パフォーマンスユニットの円神は、パステルカラーのカラフルな衣装を着こなし、登場。サブステージでタオルを振り回しながら「TREASURE」で盛り上げると、メインステージではスタイリッシュで中毒性のあるナンバー「Addicted」を歌唱し、多彩な魅力で惹きつけた。

草地は近況の話題で、「円神入ってからめちゃくちゃ太りまして、最近ダイエットを始めました」と報告。カロリー制限と筋トレを続けているそうで、周りのメンバーも「頑張ってるよね、痩せた」と変化を実感していた。

K-POPカバーパートでIZ*ONEの「Airplane」をカバーした円神。A.rikは「めっちゃ練習しました。ひーちゃんパートしています」と直接仁美に伝えて、「素晴らしかったです」と褒められると嬉しそうだった。

OWV、“本田被り”が発生する

次のライブはOWVで、「Sound the Alarm」「TALK TALK TALK」とステージ端まで盛り上げた貫禄のパフォーマンスに、古家からは「信じて見れるOWVだね」という称賛も。

古家が「2人の“本田さん”がいて困っているんです」と言うように仁美と康祐で、“本田被り”をしているため、康祐は「日プの本田でやっています」と笑い、仁美も「さきほども舞台裏で『本田さん！』と呼ばれて自分かと思っちゃいました」と告白。

視聴者からのコメントで「本田さん可愛い」と寄せられると、仁美は「どっちかな？」と首を傾げていた。

INI、ダンスチューンで存在感

INIは、オーディション当時の映像が流れた後にサブステージに降臨。

前半はデビュー表題曲「Rocketeer」、「DILEMMA」とダンスチューンを畳み掛け、後半は2ndシングル「I」より「CALL 119」「We Are」を歌唱した。

JO1、新曲サプライズ披露も

JO1もオーディション映像が流れた後、5月25日リリースの2ndアルバム「KIZUNA」より「Walk it like I talk it」からライブがスタート。

2曲目は新曲「Algorithm」をサプライズで初披露した。

「ツカメ」「Let Me Fly」全員でパフォーマンスがエモい

コンサート後半はK-POPスペシャルカバーステージとなり、それぞれのグループが影響を受けた楽曲や思い入れのある楽曲をカバー。

15日はJO1の「SHINE」カバーにスペシャルゲストのYUTO（PENTAGON）が加わり、本家メンバーとの豪華なコラボレーションが実現。

このほか、JO1はStray Kidsの「Back Door」、INIはEXOの「Growl」とBTOBの「Missing you」、OWVはBTSの「IDOL」を披露。OCTPATHはグローバルガールズグループデビュープロジェクト「Girls Planet 999 ： 少女祭典」から誕生したガールズグループKep1erのデビュー曲「WA DA DA」、円神は「PRODUCE 48」から誕生したIZ*ONEの「Airplane」とガールズグループのカバーでも沸かせた。

ラストは「PRODUCE 101 JAPAN」のテーマ曲「ツカメ！～It's coming～」と、「PRODUCE 101 JAPAN SEASON2」のテーマ曲「Let Me Fly ～その未来へ～」を全員でパフォーマンス。オーディション当時親交があるメンバー同士がともに肩を組み合って歌うなど、ステージ上様々なところでファンにとって見逃せない場面が大量に発生。

最後は一番最後に残った與那城が深々と客席にお辞儀をして、約3時間のコンサートの幕を閉じた。

世界最大級のKカルチャーフェスティバル「KCON」

2012年にアメリカのカリフォルニアで始まったKCONは、北米、中東、ヨーロッパなど世界9都市で110万人以上の観客を集め、K-カルチャーのデジタル化を牽引する役割を果たしてきた。初年度に1万人からスタートし、直近最後の対面公演だった2019年には29万1千人余りの観客を記録するなど、実に29倍の成長を記録し、名実共にグローバルK-カルチャーフェスティバルとなった。

2022年は5月に韓国のソウル、日本の幕張、アメリカのシカゴの「KCON 2022 Premiere」を皮切りに、8月にアメリカのLA、10月に日本で「KCON」を開催。2年ぶりに再開する今年の「KCON」はポストコロナ時代を迎えて変化したトレンドを反映し、デジタルとオフラインを組み合わせたZ世代をターゲットとした話題性のあるコンテンツで、真新しく興味深い経験を多数提供する。（modelpress編集部）

セットリスト

／楽曲のアーティスト名　：歌唱したグループ

Rocketeer （サビのみ） ：INI
IT'S A BOP （サビのみ）： OCTPATH
ENJIN（サビのみ）：円神
UBA UBA (サビのみ）：OWV
無限大（INFINITY）（サビのみ）： JO1
Be with you：OCTPATH
Perfect：OCTPATH
TREASURE：円神
Addicted：円神
Sound the Alarm：OWV
TALK TALK TALK：OWV
TO1：VTR
Rocketeer：INI
DILEMMA：INI
CALL 119：INI　
We Are：INI
Walk it like I talk it：JO1
Algorithm：JO1
SHINE／PENTAGON：JO1／ユウト
Growl／EXO：INI
WA DA DA／Kep1er：OCTPATH
Airplane／IZ*ONE：円神
IDOL／BTS：OWV
Back Door／Stray Kids：JO1
Missing you／BTOB：INI
僕らの季節：JO1
With Us：JO1
ツカメ！～It's coming～：全員
Let Me Fly ～その未来へ～：全員