NMB48太田夢莉、涙のソロコン開催 “予定外”パフォーマンスも<セットリスト>
2019.11.18 12:01
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11月30日にNMB48の卒業を控える太田夢莉が、東京・国際フォーラム ホールCにて『太田夢莉 ソロコンサート ~Daydream~』を昼夜2公演開催した。
太田夢莉「Daydream」の由来とは
残り少ないNMB48としての太田の姿を見届けようと、会場にはプラチナチケットを手に入れた1300人のファンが集結。太田はNMB48やほかの48グループの楽曲、バンドスタイル、ダンスパート、アイドルユニットなど、多彩な構成で、全25曲を全力パフォーマンスした。開演時間を迎えると、お馴染みの『overture』に引き続き、トレードマークのショートカットと純白の新衣装で登場。『ゼロサム太陽』を皮切りに、『ラベンダーフィールド』『オネストマン』『ごめんね、SUMMER』とNMB48以外の48グループの楽曲を立て続けに披露し、「みんなで声出していきますよー!」という煽りで、青色のペンライトで染まった客席を一気にヒートアップさせた。
最初のMCでは、タイトルの『Daydream』の由来について、夢のようなアイドル人生を送れてきたということと、名前に「夢」が入っていることをかけていると明かした太田。また、昼公演でセットリストをネットに晒さないようにお願いしたところ、まったくなかったそうで、「約束を守ってくださるのがうれしくて」「みなさんと活動の中で、信頼関係が築けた」と感謝を口にした。
太田夢莉ソロコン、大田莉央奈&南羽諒が登場
チェック柄の衣装にチェンジし、バンドメンバーを従えた『僕らのユリイカ』『太陽が坂道を昇る頃』とNMB48の2曲で盛り上がりはさらに加速。「アーティストさんのMVに出演させてもらった曲を歌わせてもらいます」とのMC通り、『藍』『オリオン座』『青いベンチ』を自ら歌唱し、スクリーンのMVも相まって、しっとりと聞かせた。ここで、バンドメンバーと入れ替わりで、太田と同じNMB48チームN所属の大田莉央奈と南羽諒が登壇。2人は太田に関するエピソードを紹介し、初選抜入りを報じたネットニュースで、誤って太田の写真が掲載され、大田が「ネットニュース載る機会、少ないんですよ!」と声を荒げるなどして、笑いを誘っていた。
太田夢莉「わるきー」デビル衣装でパフォーマンス
おそろいの衣装に着替えた太田も加わり、3人による『君のC/W』、大田と南による『ハートの独占権』とアイドルの王道曲で魅了。さらには太田は、先輩OG・渡辺美優紀のカバー『わるきー』をデビル衣装でパフォーマンスし、歓声を浴びる。続いては、アイドルの顔から一変し、ダンサーを従えたダンスパートを挟みつつ、『アイヲクレ』やステッキを使った『伝説の魚』などをパワフルに歌唱。NMB48として活動した7年半を振り返るとともに、今回のソロコンへの思いを語る映像が終わり、ワイルドなスカジャン姿でステージに戻った太田は 、「等身大の歌詞で大好きな楽曲」という初披露のソロ曲『Acting tough』をしっとり歌い上げた。
その後「しんみりで終わらせません!」との煽りで『大声ダイヤモンド』『正義の味方じゃないヒーロー』では客席を巡りながら歌い、ファンを歓喜させ「今の私の気持ちを歌います!」と紹介した『永遠より続くように』でハイテンションに締めくくった。
太田夢莉「みなさんも忘れないで」
大勢の「ゆうり」コールに応え、Tシャツ&ダメージジーンズ姿で再登場したアンコールでは『虹の作り方』『ずっとずっと』を熱唱。大田と南が加わり、サイン入りグッズのプレゼント抽選会を終えると、目標に掲げていたソロコンへの思いを吐露。『わるきー』については、「最後に絶対みなさん、見たいだろうと思って、やってやりました。めっちゃ生意気(笑)」と笑顔を見せた。また、悔いはないとしながらもステージに立つ機会がなくなることについては、何度も「寂しい」と口にし、「みなさんにはこれから先の人生、甘えていけないんですけど、甘えてしまう部分もあると思うので…」と複雑な心境を語り、「甘えて!」といった声援を受けた。
そして「今日のことは絶対忘れないので、みなさんも忘れないでくれたらうれしいです」というラストメッセージを残し、NMB48の最新シングルにして太田にとって最初で最後のセンター曲『初恋至上主義』(11月6日発売)で、太田らしく明るいエンディングを迎えた。
太田夢莉、涙浮かべる
ダブルアンコールに応えた太田は、鳴りやまない「ゆうり」コールに再びステージに登場。予定していなかったため、客席からの声援で決めた『虹の作り方』を歌い上げた。涙を浮かべながらも、清々しい笑顔で、新たな扉をノックするこれからの太田を印象づけた約2時間。この日のソロコンで、またやりたいことが増えたそうで「世間のみなさまにも認めていただける人間になりますので、よろしくお願いします」と前向きなメッセージを残して、ステージを去った。(modelpress編集部)
セットリスト
1.ゼロサム太陽2.ラベンダーフィールド
3.オネストマン
4.ごめんね、SUMMER
5.僕らのユリイカ
6.太陽が坂道を昇る頃
7.藍
8.オリオン座
9.青いベンチ
10.君のC/W
11.ハートの独占権
12.わるきー
13.アイヲクレ
14.背中から抱きしめて
15.誰のことを一番愛してる?
16.伝説の魚
17.Acting tough
18.大声ダイヤモンド
19.正義の味方じゃないヒーロー
20.夏が行っちゃった
21.永遠より続くように
22.EC1 虹の作り方
23.EC2 ずっとずっと
24.EC3 初恋至上主義
25.EC4 虹の作り方
【Not Sponsored 記事】
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