「ULTRA JAPAN 2018」感動的なクライマックスで閉幕 5周年を10万人が祝福 (提供写真)

「ULTRA JAPAN 2018」感動的なクライマックスで閉幕 5周年を10万人が祝福 

2018.09.18 13:25

9月15日(土)~17日(月・祝)にかけて、TOKYO ODAIBA ULTRA PARKで「ULTRA JAPAN 2018」が開催された。一部あいにくの悪天候に見舞われながらも3日間でのべ10万人(15日3万人、16日3.5万人、17日3.5万人)を動員し、5周年目を迎えた今年も連日数多くのドラマを生み出した。


ジャンルの枠組を超え、あらゆるサウンドを体感

DJ Snake(提供写真)
DJ Snake(提供写真)
午前中は雨が降りしきっていたものの、早くからオーディエンスが会場に集結した初日。MAIN STAGEでは、「ULTRA JAPAN」初出演となるJonas Blue、そしてOliver HeldensにGalantis、さらにはAxwell Λ Ingrossoが登場。DJブースにドラムを持ち込み、他アーティストとは異なるスタイルで大観衆を魅了したGalantisのオリジナリティ溢れるパフォーマンスも光っていたが、他3組のハウスを主体としたセットもそれぞれ独創的でオーディエンスを虜に。初日から進化するダンスミュージックの多様性、新たな潮流の兆しを垣間見せた。

「ULTRA JAPAN 2018」(提供写真)
「ULTRA JAPAN 2018」(提供写真)
そして、2日目には日本でも人気のNicky Romeroが持ち前のビッグルームなサウンドでオーディエンスを圧倒すれば、Steve Angelloは熟練の妙技でフロアを見事にコントロール。トリを務めたDJ Snakeも破壊力抜群のトラップ~ベースミュージックで会場を終始沸かせていたが、圧巻だったのは怒濤のトランスセットを披露したArmin van Buuren。エネルギッシュでありながらトランスの醍醐味である高揚感やメロディの美しさ、煌めきを随所に見せるアンストッパブルなプレイに、オーディエンスは歓喜し、終始激しく踊り続けていた。

大トリにZedd登場 ヒット曲続々

Afrojack(提供写真)
Afrojack(提供写真)
Zedd(提供写真)
Zedd(提供写真)
3日目最終日はCash Cash、Tchami × Malaa - No Redemption、そしてAfrojack。日中は快晴だったものの、惜しくも夕方から天気が崩れてしまったが、オーディエンスは逆境をも楽しむかのように大熱狂。そんななか、「ULTRA JAPAN」初出演となるZeddが大トリとして登場すると、MAINSTAGEは満員のオーディエンスで埋め尽くされ、もはや悪天候もなんのその。そんなフロアに対し、Zedd は“Beautiful Now”を皮切りに自身のヒット曲をたっぷりとプレイ。メロディアスで親しみやすい彼のアンセムの数々に会場からはたびたび大合唱が巻き起こり、なかでも一番の盛り上がりを見せたのは代表作“Stay”。その後も興奮が冷めやらぬなか、ラストは美しいメロディが光る名曲“Clarity”。会場が一体となり、大きな歌声がお台場に響き渡ると同時に夜空には大輪の花火が咲き乱れる、なんとも感動的なクライマックスで「ULTRA JAPAN 2018」は幕を閉じた。

日本人若手DJも活躍

「ULTRA JAPAN 2018」(提供写真)
「ULTRA JAPAN 2018」(提供写真)
今年もアンダーグラウンドのハウス~テクノに幅広くアプローチしていたRESISTANCE。その大トリを務めたのは、世界各国で開催されているULTRA史上一度もプレイしていない、正真正銘ULTRA初参戦となるシーン屈指の女性アーティストNina Kraviz。テクノを中心とした繊細かつ男勝りなパワフルなプレイでオーディエンスを支配し、MAIN STAGEに負けない熱気を生み出していた。

「ULTRA JAPAN 2018」(提供写真)
「ULTRA JAPAN 2018」(提供写真)
MAIN STAGE、RESISTANCEともに多くの海外アーティストが登場するなか、今年も日本人アーティストが活躍。KSUKEやYASUTAKA NAKATAらが相変わらずのプレイでMAIN STAGEを沸かせる一方、これまでダンスミュージック、EDMが主体の同ステージでヒップホップDJ、DJ LEADが奮闘。サプライズゲストとして今最も勢いのあるヒップホップクルー:BAD HOPが登場したのもこれまでにない試みだった。

Galantis(提供写真)
Galantis(提供写真)
また、今回会場に設置された3つ目のステージULTRA PARK STAGEでは、国内のクラブで現在活躍しているドメスティックなDJが多数プレイ。その中には若くフレッシュなプレイヤーも多かっただけに、オーディエンスは日本のシーンの今を感じ、DJにとっては未来への大きな足がかりとなった。(modelpress編集部)


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