超特急/撮影:米山三郎、冨田望、西村廣起、山下陽子

超特急を360度堪能 心ひとつにした挑戦に新曲披露…魅力凝縮&全力の2時間半<ライブレポ/セットリスト>

2018.05.28 08:00

メインダンサー&バックボーカルグループ・超特急が27日、東京・武蔵野の森総合スポーツプラザ・メインアリーナでアリーナツアー『BULLET TRAIN ARENA TOUR 2018 SPRING 「Sweetest Battlefield」』の東京公演2日目を開催。ここでは2時間半のライブに詰め込まれた彼らの魅力をライブレポートで伝える。

この日の公演は会場中央に設置された“360度ステージ”で実施。観客に取り囲まれたステージ上で、6人は全方位に向けて熱いパフォーマンスを贈る。

360度ステージで魅せる/撮影:米山三郎、冨田望、西村廣起、山下陽子
360度ステージで魅せる/撮影:米山三郎、冨田望、西村廣起、山下陽子

「超えアバ」などで前半から猛加速

オープニング映像で会場の熱気が高まったところ、ステージ上にメンバーが登場。1曲目は、超特急のらしさ溢れる「超ネバギバDANCE」でこの日のライブがスタートする。

続いて、リョウガの「超超行くぞー!」のかけ声で、今やライブの定番曲となった「超えてアバンチュール」へ。8号車(ファンの愛称)のボルテージを一気に高めて、その後も「OVER DRIVE」「No.1」といったアップチューンを畳み掛ける。

ユースケの「次は新曲をお届けします」で始まったのは「SAY NO」。軽快なリズムにのせ、楽曲中には腕立て伏せも盛り込むなどパワフルなパフォーマンスで会場を圧倒させた。

カイ/撮影:米山三郎、冨田望、西村廣起、山下陽子
カイ/撮影:米山三郎、冨田望、西村廣起、山下陽子
リョウガ/撮影:米山三郎、冨田望、西村廣起、山下陽子
リョウガ/撮影:米山三郎、冨田望、西村廣起、山下陽子
超特急/撮影:米山三郎、冨田望、西村廣起、山下陽子 ※独占ショット
超特急/撮影:米山三郎、冨田望、西村廣起、山下陽子 ※独占ショット

360度ステージで魅せる超特急の新しいカタチ

人気曲の数々を惜しみなく披露したところで最初のMCへ。自己紹介では、このステージを活かし、全方位に向けて挨拶。リョウガの「全方位からジロジロ見られています。後ろとか前とかない!全部の前」の言葉で、一体感がさらに増す。

ステージはリフトアップしたり、回転したりする造りで、ミディアムバラードの「Starlight」では、リフトアップとともに、ソロダンスにスポットライトが当たる場面も。「Billion Beats」でも優しい雰囲気を作り出し、タクヤは「これからもたくさんの8号車と一緒に最高の時間を作りましょう。大好きです」とファンにはたまらない言葉を贈った。

タクヤ/撮影:米山三郎、冨田望、西村廣起、山下陽子
タクヤ/撮影:米山三郎、冨田望、西村廣起、山下陽子
ユーキ/撮影:米山三郎、冨田望、西村廣起、山下陽子
ユーキ/撮影:米山三郎、冨田望、西村廣起、山下陽子
超特急/撮影:米山三郎、冨田望、西村廣起、山下陽子 ※独占ショット
超特急/撮影:米山三郎、冨田望、西村廣起、山下陽子 ※独占ショット

メドレーに新曲、圧巻のカラーガード

メドレーは、タクヤ、ユーキ、ユースケによるダンスパフォーマンスで魅せた「Turn Up」、タカシがソロで登場し、高らかに歌唱した「Yell」、「押さないで」「割り込みしないで」とかけあいで楽しませた「Rush Hour」など、充実のラインナップ。メドレーラストとなる「HOPE STEP JUMP」は公式コールで大いに盛り上がった。

応援ソング「fanfare」では、グループ初となるカラーガードのパフォーマンスに挑戦。大きな旗を華麗に回したり、投げたりと難易度が高い技を次々と決めると会場からは「おぉ!」といった歓声が思わず漏れる。心を一つに、息の合った圧巻のパフォーマンスで釘付けにする。

新曲の「Feel the light」は哀愁漂うバラードナンバー。タカシが美声を会場に響かせ、ダンサー5人と作り上げる世界観はどこか切なくも美しい。情感たっぷりに披露すると、8号車からは拍手が贈られた。

ユースケ/撮影:米山三郎、冨田望、西村廣起、山下陽子
ユースケ/撮影:米山三郎、冨田望、西村廣起、山下陽子
タカシ/撮影:米山三郎、冨田望、西村廣起、山下陽子
タカシ/撮影:米山三郎、冨田望、西村廣起、山下陽子

全力のラストスパート

本編終盤の「バッタマン」では、ユースケが「そろそろみんなの声が聞きたいと思っていました!一緒に遊びましょう」と呼びかけ、全力の雄叫びで会場を揺らす。「BRAEK OFF」でも、ユーキが「ラストスパート、みなんさん、まだまだ声出していこうぜ」と仰ぎ、一体感を生み出していく。

そして、本編ラストに披露したのは、最新シングルの「a kind of love」。ポップなメロディに遊び心たっぷりの振り付け、「E」のポーズで盛り上がり、最高の形で本編を終えた。

タカシ、ユーキ/撮影:米山三郎、冨田望、西村廣起、山下陽子 ※独占ショット
タカシ、ユーキ/撮影:米山三郎、冨田望、西村廣起、山下陽子 ※独占ショット
圧巻パフォーマンスの2時間半/撮影:米山三郎、冨田望、西村廣起、山下陽子
圧巻パフォーマンスの2時間半/撮影:米山三郎、冨田望、西村廣起、山下陽子

超特急が語るファンへの思い

アンコールは「Party Maker」でスタート。MVでもおなじみの独特なTシャツの着こなしで登場するが、次第にいつものカッコいい超特急に変身。「まだまだ盛り上がっていくぞ!俺たちがParty Makerだ!」と全力の熱いパフォーマンスを8号車に届ける。

「Burn!」では「今日は超特急全員で歌いたいと思います」(ユーキ)と大サビを全員で熱唱し、残すところ1曲に。ここで、メンバー一人ひとりが思いの丈を伝える。カイは「みなさんが楽しいといってくれるのが僕達の生きがい」とメッセージを送り、タカシは「これからももっともっと先まで突っ走っていきたい」と意気込みを新たに。カラーガードパフォーマンスで旗を落としてしまったユースケは「今日は準備が足りなかったと思っている」と苦笑しつつ「これを機に、みなさんやってみてください(笑)」と笑いを誘って「またがんばりたい」と前を向いた。

この日のラストナンバーは「走る準備、できてますか?」で始まった「走れ!!!!超特急」。歌唱後には「僕達は超特急でした」とおなじみの挨拶で締めくくり、「ありがとうございました」と溢れんばかりの感謝を伝え、ステージを後にした。

会場の様子/撮影:米山三郎、冨田望、西村廣起、山下陽子
会場の様子/撮影:米山三郎、冨田望、西村廣起、山下陽子
ノンストップといっても過言ではないほど、次々と激しいパフォーマンスを繰り出したおよそ2時間半に渡る今回の公演。なお、同アリーナツアーは6月9日、10日に神戸ワールド記念ホールでも開催。10日の公演でファイナルを迎える。(modelpress編集部)

超特急 (C)モデルプレス
超特急 (C)モデルプレス

セットリスト

M1.超ネバギバDANCE
M2.超えてアバンチュール
M3.OVER DRIVE
M4.Pretty Girl
M5.No.1
M6.SAY NO
M7.One Life
M8.Starlight
M9.Billion Beats
M10.Clap Our Hands!
M11.メドレー
My Buddy
DJ Dominator
Turn Up
Yell
Rush Hour
HOPE STEP JUMP
M12.fanfare
M13.DANCEナンバー
M14.Feel the light
M15.We Can Do It!
M16.Kura☆Kura
M17.Synchronism
M18.バッタマン
M19.BRAEK OFF
M20.浮つきWAVES
M21.a kind of love
EC1.Party Maker
EC2.Burn!
EC3.走れ!!!!超特急

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