超特急(写真:米山三郎/深野輝美)

超特急がバンドに?運動会に新曲披露…笑いあり感動ありの“伝説”生まれる

2018.04.04 22:34

メインダンサー&バックボーカルグループの超特急が4日、「超特急ファンクラブイベント 2018 ~僕らの挑戦を見届けてツアー legend for days~」のファイナル公演をZepp Diver cityにて開催した。

イベント演出はタイトルから内容まですべて超特急メンバーがプロデュース。「挑戦」をコンセプトに8号車(=ファンの愛称)とこのツアーでしか見ることのできないステージを演出した。

超特急がバンドに?

開幕早々のチャレンジはなんと生バンド。ボーカル・ユースケ、エレキギター・カイ、アコースティックギター・タカシ、キーボード・タクヤ、ベース・リョウガ、ドラム・ユーキといった担当で、普段はメインダンサーのユースケが「Clap Our Hands!」を熱唱。その後もエアバンドでゴールデンボンバーの「女々しくて」を飛び跳ねながら元気いっぱいにパフォーマンス。

MCでは、制服風の衣装の話題に。この衣装はメンバーのカイがプロデュースしたもので、テーマは「あったらいいな。こんな学校」だそう。続けて「2.5次元みたいなイメージ」と説明した。

超特急がバンド!(写真:米山三郎/深野輝美)
超特急がバンド!(写真:米山三郎/深野輝美)

白熱の運動会 超特急のチームワークに感動

そして「超特急ミニ運動会」と題した罰ゲームありのゲームコーナーへ。競技は「椅子取りゲーム」「リフティング」「長縄跳び」の3種目。「椅子取りゲーム」では1つの椅子を6人が奪い合い、押し倒す、引きずり降ろすなど激しいバトル。結果は、最後まであきらめなかったタクヤが勝利。罰ゲームは変顔で、負けた5人は渾身の変顔を披露した。

ライブの様子(写真:米山三郎/深野輝美)※独占ショット
ライブの様子(写真:米山三郎/深野輝美)※独占ショット
「リフティング」では、サッカー経験者は足からスタートというハンデありで勝負。ここでは、サッカー経験者のカイが6回で優勝、最下位は1回のユーキで、ユーキは即興ラップの罰ゲームを受けることに。たどたどしくも一生懸命、元気よく即興ラップを披露した。

「長縄跳び」は目標回数を設定し、達成できなかったら全員で罰ゲームといったルール。メンバーの話し合いにより、8号車にかけて、目標回数は88回に。リズム良く、呼吸を合わせて長縄を跳ぶ6人はチームワーク抜群。8号車はその姿を見守りながら、回数を数えることでエールを贈った。

回数を重ねる度、緊張感が増していった長縄跳びだが、結果は見事に成功。挑戦を終えたメンバーは喜びつつも、ヘトヘト。全力でのチャレンジは超特急の絆を見せつけたが、ユーキは「8号車のおかげ」と感謝を伝えた。

長縄跳びに挑戦(写真:米山三郎/深野輝美)
長縄跳びに挑戦(写真:米山三郎/深野輝美)

リョウガ、インスタ始める?圧巻パフォーマンスのライブも

そのほか、メンバー私物のプレゼントをかけたビンゴ大会、ファンからの質問に答えるコーナーも。「超激的イメチェンをするなら?」といった質問に、タクヤは「坊主にしてみたい」と願望を告白。マネージャーには「そういう仕事が来たらね」と言われているそうで、タカシが「お味噌のCMとか」とあげると、会場は笑いに包まれた。また、ここで「行動的にイメチェンするなら」とリョウガが切り出したことで、インスタグラムの話題に。メンバーで唯一、個人のインスタグラムアカウントを持っていなかったリョウガだが「始めようかなと思ってます。メンバーと公式だけはフォローする」と宣言し、8号車を沸かせた。

ライブパートは、切なくもクールなダンスナンバー「No More Cry」でスタート。その後、「超えてアバンチュール」を披露し終えたところでMCへ。ライブパートからピンクの衣装へとチェンジしたが、こちらはタクヤがプロデュースしたもので「今の季節と8号車(のイメージカラー)にかけて。春らしい仕上がりになりました」と紹介した。

ライブの様子(写真:米山三郎/深野輝美)※独占ショット
ライブの様子(写真:米山三郎/深野輝美)※独占ショット
さらに、タカシのアカペラからスタートした「Synchronism」、「BREAK OFF」「バッタマン」といったアッパーチューンを畳みかける。MCではバンドに挑戦することになった経緯を紹介し、「バンドやってみようぜ」とメンバーによる提案だとカイが明かすと、タクヤも「まさか通るとは。軽いノリだった」と回顧。誰がどのパートをするか、話し合った際は全員がボーカルを希望したといい「楽器をやったことがなくて難しそうだから」(カイ)と苦笑した。生バンド披露に向け、ユースケがボイストレーニングを受けたといい「どれくらい練習した?」とメンバーに問いかけ。リョウガは「贅沢な練習をさせていただいた」と話し、カイも「一流の先生に来ていただいた」と胸を張った。

超特急(写真:米山三郎/深野輝美)
超特急(写真:米山三郎/深野輝美)

新曲「a kind of love」&新コールをレクチャー

アンコールでは、この日リリースしたばかりの新曲「a kind of love」をパフォーマンス。そして「Burn!」の前には、新体制に伴いコールが変わったことを紹介し、新しいコールをレクチャー。「バッタマン」、「Burn!」でのコールで、カイから始まり、超特急で終わる新しいコールをメンバー自ら8号車に伝授した。これまでは「タカシやで」で終わるコールだったが、新しいコールでは「やで」をカットすることに。これにリョウガは「断腸の思いだった」と吐露。また、「小笠原海(カイ)」から「タカシやで」で締めるパターンや、間に「村田(ユーキの名字)」を入れる案もあったことをトークの中で明かし、笑いを誘った。

ライブの様子(写真:米山三郎/深野輝美)※独占ショット
ライブの様子(写真:米山三郎/深野輝美)※独占ショット
「Burn!」では、新しいコールで一体となったメンバーと8号車。ライブ終盤のMCでは、1月にグループからの脱退を発表したコーイチへの思いをユーキとユースケが吐露。ユースケは声を詰まらせながら、コーイチからの言葉を紹介。コーイチには「6人なら絶対やれる。8号車のみんなとなら夢を叶えられる」といった言葉を受けたといい、さらに「僕(コーイチ)は超特急が大好きだよって言ってた」と伝え、「また前を向こう、がんばろうと思った」と気持ちを新たにした。

ユーキは「心の底からあいつ、本当にバカだなって思う」と強い口調でやりきれない思いを告白。「何よりも8号車の気持ちを裏切ったこと、本当に僕は許せません」とグループ愛が強いからこその思いをぶつけつつも「メンバーが、コーイチが大好き」と話した。そして「ここにいるメンバー、8号車と一緒に夢の先まで連れて行くから」と誓った。

超特急(写真:米山三郎/深野輝美)
超特急(写真:米山三郎/深野輝美)
ライブの様子(写真:米山三郎/深野輝美)※独占ショット
ライブの様子(写真:米山三郎/深野輝美)※独占ショット

ラストナンバーは「Starlight」

アンコール3曲目、この日のラストナンバーは「Starlight」。超特急のライブでは珍しく、ミディアムバラードでしんみりと、そして温かい雰囲気の中で、ライブは幕を閉じた。

最後にリーダーのリョウガは「たくさんいろんな道のりを歩んでいくと思います。それにあたって、コールだとか様々な変化がたくさんあると思いますが、今までコーイチと歩んできた超特急、その全てを無駄にしないため。何より8号車のみなさんと夢を叶えるため、掴み取るためです」とメッセージ。これからも悩むことがあるだろうというが「後ろを振り向いたりするべきじゃない。前だけを見て走っていきます」と約束した。(modelpress編集部)

超特急(写真:米山三郎/深野輝美)
超特急(写真:米山三郎/深野輝美)

セットリスト

M1.Clap Our Hands!
M2.女々しくて
ゲームコーナー
Ovreture
M3.No More Cry
M4.DJ Dominator
M5.超えてアバンチュール
M6.Billion Beats
M7.Synchronism
M8.走れ!!!!超特急
M9.BREAK OFF
M10.バッタマン
EC1.a kind of love
EC2.Burn!
EC3.Starlight

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