「紅白」リハーサル3日目/有村架純(左&右)、AKB48(中央上)、乃木坂46(中央下) (C)モデルプレス

嵐、AKB48、乃木坂46…有村架純&相葉雅紀進行で「紅白」リハーサル<3日目まとめ/写真特集>

2016.12.30 20:48

29日、東京・渋谷のNHKホールにて「第67回 NHK紅白歌合戦」の音合わせ・リハーサルの3日目が行われた。

29日~31日の4日間かけて行われる「紅白」音合わせ・リハーサル。前日、前々日と音合わせが行われていたが、3日目となるこの日より、紅組司会を務める有村架純、白組司会の嵐・相葉雅紀、総合司会を務める同局の武田真一アナウンサーの進行のもと、本番同様の通しリハーサルが行われた。

武田真一アナウンサー、有村架純 (C)モデルプレス
武田真一アナウンサー、有村架純 (C)モデルプレス
この日は後半トップバッターのRADWIMPSからスタート。ボーカルの野田洋次郎は、白い衣装を着て、アニメ映画『君の名は。』の劇中歌である「前前前世[original ver.]」を歌唱した。

有村架純、「乃木坂46」の紹介で…

有村架純(C)モデルプレス
有村架純(C)モデルプレス
有村架純(C)モデルプレス
有村架純(C)モデルプレス
続いて、MC陣が登場。相葉は蝶ネクタイに白のストライプスーツ、有村はモノトーンの肩出しドレスで登場。上品な着こなしで、ステージに華を添えた。

有村架純 (C)モデルプレス
有村架純 (C)モデルプレス
Ai (C)モデルプレス
Ai (C)モデルプレス
また有村は、乃木坂46を紹介する場面では「乃木坂フォーティーチックス」と可愛らしく噛み、Aiのステージでは、手を振るなどキュートにエールを送り、順調に進行を進めながらも、愛らしい初司会ぶりを見せていた。

乃木坂46“神々しい”本番衣装で美しさ際立つ

乃木坂46 (C)モデルプレス
乃木坂46 (C)モデルプレス
『サヨナラの意味』を歌唱した乃木坂46。衣装は選抜メンバーが赤で、アンダーメンバーが色違いの紫。1期生、2期生全員の計35人がフォーメーションを組んで歌う姿はまさに“神々しい”という表現がぴったり。来年2月20日のさいたまスーパーアリーナ公演で卒業、芸能界を引退する橋本は今年が最後の紅白となり、「本番頑張ります」と気合を入れていた。

有村架純「浦ちゃん頑張ってね」桐谷健太に熱いエール

有村架純 (C)モデルプレス
有村架純 (C)モデルプレス
桐谷健太 (C)モデルプレス
桐谷健太 (C)モデルプレス
白組で出演する桐谷健太にエールを送る場面があった。「三太郎シリーズ」でお馴染みのCMで共演する2人。CMでは有村が“かぐや姫”、桐谷が“浦島太郎”を演じているが、桐谷のパフォーマンス前の曲紹介時、相葉から「かぐや姫として一言、どうぞ」と振られた有村は「浦ちゃん!桃ちゃん(桃太郎役の松田翔太)も金ちゃん(金太郎役の濱田岳)も鬼ちゃん(鬼役の菅田将暉)も乙ちゃん(乙姫役の菜々緒)もみんな応援してるから頑張ってね!」と笑顔でエール。桐谷は「おぉ!」と力強く答えていた。

有村架純&相葉雅紀が恋ダンス

有村架純 (C)モデルプレス
有村架純 (C)モデルプレス
星野源 (C)モデルプレス
星野源 (C)モデルプレス
歌手の星野源が登場し「恋」を披露。有村は、司会の嵐・相葉雅紀と恋ダンスに“応戦”。特に相葉はサビ部分は完璧で、カメラに向かって笑顔を見せながら踊るなどし、会場を盛り上げた。

有村架純、嵐の「ふるさと」歌唱へ 相葉雅紀と入念リハ

有村架純 (C)モデルプレス
有村架純 (C)モデルプレス
有村架純 (C)モデルプレス
有村架純 (C)モデルプレス
今年のテーマ「夢を歌おう」に合わせ、相葉と有村が、全国で力強く生きている人々を訪ねるロケを敢行。有村は今年8月に発生した台風10号で大きな被害を受けた岩手県久慈市を訪問。復旧活動のボランティアを行ってきた久慈市立大川目中学校の生徒達と一緒に、クリスマスイブに街の人々にサプライズしたVTRが流れた。

その後、2011年の第61回NHK紅白歌合戦で生まれた嵐の楽曲「ふるさと」を紅白歌手全員で歌唱する。この日のリハでは、相葉と有村だけで移動から立ち位置までを確認した。歌うことはなかったが、気持ちを込めてVTRについてのコメントをしていた。

有村架純、“紅ドレス”に衣装チェンジ 揺れる裾がSEXY

有村架純 (C)モデルプレス
有村架純 (C)モデルプレス
有村架純 (C)モデルプレス
有村架純 (C)モデルプレス
有村は進行途中で衣装をチェンジし、真っ赤なドレス姿をお披露目。可愛らしい襟元のデザインと、アシンメトリーに揺れる裾が色っぽい印象。ヘアスタイルもポニーテールからアップスタイルにアレンジ。29日の囲み取材では、早着替えの不安を明かしていた有村。本番でも華やかなファッションに注目が集まりそう。

X JAPAN・YOSHIKI、リハーサル欠席

リーダーのYOSHIKIは、この日予定していたリハーサルを欠席し、取材対応もキャンセル。その理由は、29日に香港で行われる予定だったライブが、現地プロモーターによる興行ライセンス申請不備により同日夕方頃に急遽キャンセルに。YOSHIKIは現地ファンのために、この日(30日)同会場にてチケット購入者を対象とした無料ライブを行うことを発表したため。

同日には香港から帰国し紅白リハーサルに参加予定だったが、間に合わず欠席となった。

AKB48、“紅白選抜”お披露目

(C)モデルプレス
(C)モデルプレス
AKB48は今年、AKB48グループの全メンバーを対象にした投票による「夢の紅白選抜」で紅白のステージに立てる48人を決定。29日には出場メンバーが発表され、“センター”は当日までのお楽しみ。この日のリハーサルでは、メンバーの配置がダミーで行われた。

9回目の出演となるAKB48は本番で「夢の紅白選抜SPメドレー」を披露する。リハーサルでは2009年の曲「RIVER」や今年リリースされた「君はメロディー」を含むメドレーを今年6月に開催した「AKB48 45thシングル選抜総選挙」の順位に従って指原莉乃がセンターで歌唱した。

またAKB48のすぐ後の順番にあたる五木ひろしの出番も、引き続き同グループが登場し、ペンライトを持ったメンバーが五木の舞台を盛り上げる。

miwa、熊本の中学生たちと一緒に歌う

miwa (C)モデルプレス
miwa (C)モデルプレス
今年で4回目の出演となるmiwaは、熊本の中学校の合唱部と「結 -ゆい-」を披露する。この日のリハーサルでは、スタッフが舞台準備している間、ステージ上で中学生たちと楽しげに談笑するmiwaの姿も見られた。

リハ後に囲み取材に応じたmiwa。今年は「NHK全国学校音楽コンクール 全国コンクール」などで中学生と合唱することが多かったmiwaは「中学生にとって『結 -ゆい-』が中学時代の思い出になってくれたらいいなと思い作りました。今年1年間でたくさんの中学生が歌ってくれて、紅白でも歌えて嬉しいです」と笑顔を見せた。

KinKi Kids初紅白、V6が応援に駆けつける!

今年、紅白初出場となるKinKi Kidsは来年でデビュー20周年を迎えるにあたり、デビュー曲「硝子の少年」を歌唱。真っ白な本番衣装で登場したKinKi Kidsのもとには、一足先に昨年デビュー20周年を迎えたV6が応援に駆けつけ、白組司会の嵐・相葉雅紀も「僕もKinKiさんの後ろで踊ってたんで嬉しいです」と笑顔でエールを送った。

「SMAPに一番近い後輩」TOKIOがコメント

この日の囲み取材に登場したTOKIO。紅白不出場、そして年内で解散となるSMAPについて話題を振られると、松岡昌宏は「僕らはバックでずっと先輩方の背中を見て育ったので、光GENJIさんもそうですし、気がつけば1番上になってしまった。それは歴史の一つとして気を引き締めて頑張りたいという気持ちです」と語り、「先輩たちの栄光はずっと残るもの。勉強してきたので受け継ぎながら頑張りたい」と心境を吐露。

また、「SMAPに一番近い後輩という印象です」と声を掛けられると、長瀬智也は「僕らは何一つ気持ちが変わらない。いつも通り。先輩たちの方を向いていきたいと思いますし、リスペクトもしていますし、何も変わりません」と解散による気持ちの変化はないときっぱり。

櫻井翔、“再結成”イエモンに興奮

2016年に再結成を果たしたロックバンド・THE YELLOW MONKEY。同グループの大ファンだという嵐の櫻井翔も歌唱前のトークコーナーに登場。白組司会を務める相葉雅紀から「イエモンの皆さんの魅力をお願いします」と求められると、「それは本番でお話します。今はちょっと恥ずかしいから(笑)」と本番の“お楽しみ”を予告していた。

嵐、メドレーで「A・RA・SHI」披露 相葉雅紀の“予想外センター”も

白のスーツ姿で登場した嵐は、「嵐×紅白スペシャルメドレー」を披露。会場全体を使ったプロジェクションマッピングや、花壇のセット、特効など豪華な演出が行われる。

デビュー曲「A・RA・SHI」(1999年)や、「Happiness」(2007年)、普段センターではない「One Love」(2008年)で今回番組の司会を務める相葉雅紀がセンターを飾るなどスペシャルメドレーを披露する。

この日はほか、島津亜矢、西野カナ、Perfume、大竹しのぶ、坂本冬美、高橋真梨子、石川さゆりらがリハーサルに参加した。

出演者顔合わせ・セレモニー

全体顔合わせ (C)モデルプレス
全体顔合わせ (C)モデルプレス
出演者顔合わせ・セレモニー行われ、紅組司会の有村架純、白組司会の相葉雅紀をはじめ、全46組の出演者がステージに集まった。まずは、有村、相葉のほか、紅白裏トークチャンネル、ラジオ中継、楽屋トークの司会が紹介され、和やかなムードでスタートした。

「夢や希望や背中を押せるような番組に」

出演陣から拍手される有村架純 (C)モデルプレス
出演陣から拍手される有村架純 (C)モデルプレス
NHKエンターテイメント番組部部長・井上氏は「改めて本当に素晴らしいみなさんに出演していただけたなと思ったのですが、こうやって向き合って、素晴らしい方々と感謝の気持ちでいっぱいです」と出演者に感謝。「日本中、そして世界各地のみなさまに歌声を伝えられるようにスタッフ一同頑張ります。あと2日ですが、良い年越しをみなさんの歌声を聞いてできるよう、よろしくお願いします」と意気込みをみせた。

紅白チーフプロデューサーの矢島氏は「紅白歌合戦に出演していただけて、歌声と思いを全国に届けなくてはいけないという使命感にしまる思いがあります」と本番直前の心境を明かし、「今年のテーマは『夢を歌おう』です。貴重な時間を割いて、テレビをご覧になってくださるみなさんに、夢や希望や背中を押せるような番組にしたいと思っています」とコメントした。

今年の紅白の裏テーマとは?

坂本冬美ステージ (C)モデルプレス
坂本冬美ステージ (C)モデルプレス
総合演出の岩井氏は、裏テーマを説明。「人肌の、人懐っこい紅白を作りたいなと思っていて、ここまでやってきました。デジタルで完成されたものではなく、アナログで面白くて、泣いたり、笑ったり、感動があったり、人の心に引っかかるような紅白を作りたいと思いました。台本に書いてあることは僕たちが想定したことです。みなさんには本音ベースでお話されていただくことが1番心に届くのではないかと思っています。今回1番大きくあ変えたのはセット。その裏にあるテーマはお客さんに近くで見ていただくことと思って、セットを作りました。5メートルほど歌う位置が近くなりました。お客さんやテレビの前の視聴者の方により届くパフォーマンスができるんじゃないかと思いました。是非本番で最高のパフォーマンスを届けられるようにしましょう」と語った。

東京五輪に向けて“夢”を応援

今年のテーマは「夢を歌おう」。東京オリンピック・パラリンピックが開催される2020年に向かって、多くの人々が夢や希望を持ち歩み始める中、「紅白歌合戦」では「歌の力」で夢を応援したいと考え、オリンピックイヤーを目前にした2019年の「第70回 NHK紅白歌合戦」までの4年間、この「夢を歌おう」をテーマに掲げ、様々な世代の人々の夢を「歌の力」で応援していく。

放送は2016年12月31日午後7時15分から午後11時45分まで(5分間の中断ニュースあり)。(modelpress編集部)

第67回NHK紅白歌合戦 出場歌手・曲順(カッコ内は出場回数)

<前半>
1.関ジャニ∞(5)「ズッコケ男道~紅白で夢を歌おう~」
2.PUFFY(初)「PUFFY 20周年紅白スペシャル」
3.AAA(7)「ハリケーン・リリ、ボストン・マリ」
4.E-girls(4)「DANCE WITH ME NOW!」
5.欅坂46(初)「サイレントマジョリティー」
6.三山ひろし(2)「四万十川~けん玉大使編~」
7.山内惠介(2)「流転の波止場~究極の貴公子編~」
8.miwa(4)「結 -ゆい-」
9.Sexy Zone(4)「よびすて 紅白’16」
10.天童よしみ(21)「あんたの花道」
11.SEKAI NO OWARI(3)「Hey Ho from RPG」
12.市川由紀乃(初)「心かさねて」
13.三代目 J Soul Brothers(5)「Welcome to TOKYO」
14.香西かおり(19)「すき~真田丸スペシャル Ver.~」
15.椎名林檎(4)「青春の瞬き -FROM NEO TOKYO 2016-」
16.福田こうへい(3)「東京五輪音頭」
17.絢香(8)「三日月」
18.郷ひろみ(29)「言えないよ」
19.V6(3)「Smile!メドレー」
20.水森かおり(14)「越後水原~白鳥飛翔~」
21.いきものがかり(9)「SAKURA」
22.ゆず(7)「見上げてごらん夜の星を ~ぼくらのうた~」

企画「紅白 HALFTIME SHOW」渡辺直美・ピコ太郎

<後半>
23.RADWIMPS(初)「前前前世[original ver.]」
24.乃木坂46(2)「サヨナラの意味」
25.福山雅治(9)「2016スペシャルメドレー」 ※中継
26.島津亜矢(3)「川の流れのように」
27.RADIO FISH(初)「PERFECT HUMAN」
28.西野カナ(7)「Dear Bride」
29.桐谷健太(初)「海の声~みんなの海の声バージョン~」
30.AI(2)「みんながみんな英雄」
31.AKB48(9)「夢の紅白選抜SPメドレー」
32.五木ひろし(46)「九頭竜川」
33.KinKi Kids(初)「硝子の少年」
34.Perfume(9)「FLASH」
35.星野源(2)「恋」
36.大竹しのぶ(初)「愛の讃歌」
37.坂本冬美(28)「夜桜お七」
38.TOKIO(23)「宙船」
39.松田聖子(20)「薔薇のように咲いて 桜のように散って」
40.X JAPAN(7)「紅」
41.高橋真梨子(4)「ごめんね…」
42.THE YELLOW MONKEY(初)「JAM」
43.氷川きよし(17)「白雲の城」 ※中継
44.宇多田ヒカル(初)「花束を君に」 ※中継
45.石川さゆり(39)「天城越え」
46.嵐(8)「嵐×紅白スペシャルメドレー」

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