モデルプレスのインタビューに応じたDOBERMAN INFINITYの(手前左から時計回り)KAZUKI、P-CHO、GS、KUBO-C、SWAY【モデルプレス】

DOBERMAN INFINITY、ファンと見る“夢”―そのための“挑戦”「プレッシャーは正直デカい」 モデルプレスインタビュー

2015.10.13 13:00

KUBO-C、GS、P-CHO、SWAY、KAZUKIからなる5人組ヒップホップユニット・DOBERMAN INFINITYが、モデルプレスのインタビューに応じた。

昨年6月、KUBO-C、GS、P-CHOの3人に、SWAY、KAZUKIを加え再スタートを切ったDOBERMAN INFINITY。結成から1年が過ぎ、7月15日に1stシングル「SAY YEAH!!」をリリースし、10月7日には2ndシングル「JUMP AROUND ∞」をリリース。最新作は、ハウス・オブ・ペインのヒット曲「JUMP AROUND」の初となる日本語オフィシャルカバーソングで、リンプ・ビズキットをはじめ、ハードコア、ミクスチャー・シーンのアーティストにもこぞってカバーされた名曲を、今回DOBERMAN INFINITYがリスペクトを込めてリメイクした。

DOBERMAN INFINITY は、1stシングルのリリースをきっかけに、ついに本章突入。今年の夏は、ライブや野外イベントに積極的に参加するなど、ファンとのふれあいを大切にしてきた。結成から1年、力をためてきた5人は、“シングル”という形で“自分たちの音楽”を発信し続けている。

「背負ものは多少なりともある」1年で感じた成長

(左から)KUBO-C、SWAY、KAZUKI、GS、P-CHO
(左から)KUBO-C、SWAY、KAZUKI、GS、P-CHO
― 自身初となるシングル「SAY YEAH!!」では、大きな反響を感じたとお伺いしました。

P-CHO:夏フェスに出演させていただいた時期にリリースしたので、一緒にサビを歌ってくださる方も多く「おーーー!」って嬉しくなりました。リリース前後では、全然違いました。

SWAY:こんなに曲が一人歩きしてくれていたのか!って感じましたね。

KUBO-C:みんなで歌いましたから。

― 本章突入ということで、まさに幸先の良いスタートに。

SWAY:華麗なスタートでした!

KUBO-C:あんなスタートを切れるとは想像してなかったですね(笑)。

SWAY:そうですよね。

P-CHO:ありがたい話ですごく嬉しかったです。お客さんがあんなにも、一緒になって盛り上がってくれるのが。想像を超える反響をいただけて、手応えも感じました。

KUBO-C
KUBO-C
KUBO-C
KUBO-C
― なるほど。1stシングルとは印象が全く違いますが、2ndシングル「JUMP AROUND ∞」もライブで盛り上がりそうな楽曲ですよね。

SWAY:相当な振り幅となっていて、端から端まで、西から東まで、南から北まで来たなって感じですね(笑)。実は、制作自体は1年以上前にしていたんですけど、著作権の関係でこのタイミングでリリース出来ることになったんです。過去にも、許諾にチャレンジしたアーティストの方もたくさんいらっしゃったみたいなんですが、取れなかったそうで。今回、やってみるだけやってみれば面白いいんじゃない?と話していて、チャレンジしていたんです。

― 1年間温めた楽曲だったんですね。それは、さらに思い入れが深くなりそうですね。

SWAY:本当に作ったってことを忘れるぐらい(笑)。

KUBO-C:置いてたって感じっすね。

P-CHO:9人の作家さんが関わってたんで、1人1人許可を取るっていうのは至難の業でした。

SWAY:僕らも期待しすぎないで待っていたんです。超有名な楽曲なので、こんなドヒップホップソングをカバーさせていただけることは、本当に光栄です。背負うものは多少なりともありますけれども、この曲を知らない世代の人たちに向けて僕たちが伝えていければ良いなと思います。

― 背負うものとは?何か心境の変化が?

SWAY:事務所の方々の期待だったり、そういうものは確実に。「SAY YEAH!!」であれだけ多くの方に知っていただけたので、「JUMP AROUND ∞」もたくさんの方に届くと嬉しいです。

GS
GS
― そういった期待を肌で感じているんですね。オリジナルメンバーのKUBO-Cさん、GSさん、P-CHOさんはいかがですか?

P-CHO:1つひとつステップを踏んでいくごとに、DOBERMAN INFINITYってグループが成長してるのを感じます。5人になってからは、アリーナツアーを本気で目指せるグループだなって思うようになりました。3人の頃には、そういう夢を見ることができなかったので、今「アリーナツアーをやりたいね」って素直に言えてることが一番大きな心境の変化かなと。

GS:同じ感覚です。今まで想像してもリアルじゃなかった光景が、少しずつリアルになっています。さらなるステージが見えて、また次の想像ができてっていうのが、たくさんあるんです。5人になったときに、アリーナツアーという漠然とした目標を立てたんですが、それがどれだけ大変で一筋縄ではいかないことかってことも、活動していくうちにリアルに感じるようになりました。でも、このグループになったからこそ、見れなかったものが見れてるので、そういった意味では自分たちも現実と向き合い強くなっているような気がします。

KUBO-C:ライブして、お客さんの反応とかを見させてもらって、いけるんじゃないかって気持ちが大きくなっています。そういう気持ちになれたのも、このグループだからやし、「JUMP AROUND ∞」もライブを観てもらえたら絶対盛り上がってもらえる自信があるので。

今の時代にシングルをリリースする意味「プレッシャーは正直デカい」

P-CHO
P-CHO
P-CHO
P-CHO
― 夢が徐々に現実に近づいていっている感覚でしょうか?そんな中で、昨年とは違い、コンスタントにシングルをリリースする意味はどのように捉えていますか?

GS:アルバムとなると短いスパンで出せないし、早くても1年に1回っていうイメージが自分たちにはあったんです。でも、シングルなら時間を空けずにリリースすることができる。コンスタントにシングルをリリースするということは、それだけ応援してくださるみなさんに常にワクワク感を提供できるってことだと思うんです。作り手からすると、このご時世にシングルを出すってプレッシャーは正直デカいですが、このグルーブだからこそ、それを感じることなくリリースすることができる。「SAY YEAH!!」も出すまでは、恐さがあったんですけど、結果、経験値や自信に変わりました。

― 5人だからこそ、そういったプレッシャーを感じなくていられる、と。

GS:今はそこじゃないところで、シングルを作ってる感じがするんですよね。数字を追っかけるんじゃなくて、より僕達らしくより楽しんでもらえるものを目指していれば、世の中が評価してくれるんじゃないかなって。グループの存在をアピールできるものを作ろうって気持ちでいれば、プレッシャーを感じずに、数字にも縛られずにいられる。

SWAY:今は話題が流れていくのが早いですからね。リリースして覚えてもらえてる時間が短いというか。アルバムはGSさんのいったように1年に1回だとしても、その間にシングルを挟めるっていうのは、世の中に自分たちの存在を知ってもらえるチャンスだと思っています。そういう部分では、シングルはとてもありがたい武器なんです。情報を小出しにできるし、シングルにしか入らない曲もあるので、そこにしかないものを味わってもらえる。

KAZUKI:僕も自分が好きなアーティストがいっぱいシングルを出してくれたら嬉しいし、単純にそういった意味も込めて、この短いスパンで出そうって決めました。「SAY YEAH!!」で大きな反響をいただいたので、そこから下がるわけにはいかないという葛藤が個人的にはありますが、楽曲自体もクオリティの高いものに仕上がったので、アルバムに向けての良い助走になるんじゃないかなと思っています。

SWAY
SWAY
― これまでの歴史あってこその、「JUMP AROUND ∞」ですね。

SWAY:「INFINITY」から始まって、プロローグが「#PRLG」、そして前回の「SAY YEAH!!」で本編に入ってって、自分たちなりストーリーがあるんですけど、それを感じてもらいたいです。ファンの方は、一緒に夢を見る相棒だと思っているので。アリーナツアーも、僕たちだけの夢じゃないんです。

最新の「夢を叶える秘訣」を明かす

KAZUKI
KAZUKI
― ファンは相棒、素敵な関係性ですね!では最後になりますが、そんなみなさんから、今考える「夢を叶える秘訣」をぜひ教えてください。

KUBO-C:やっぱり言い続けることだと思いますね。言い続けてたら周りの人が協力してくれるかもしれないし、絶対に夢に近づいていくと思います。

SWAY:味方をどんどんつけること。味方をつけるってことは、自分の夢をその人に語るってことだと思うんです。夢を口に出すことで納得することもできるし、逆に間違ってるかな?って考え直すこともできる。味方がいれば、その人が夢に繋がるきっかけを作ってくれるかもしれないので、そうやってチャンスを増やすことだと思います。

KAZUKI:自分の夢を口に出すことですね。積極的に口に出すことで責任も生まれるし、周りの人のためににもがんばろうって思えるんです。あと、最近ライブ前に1日1回お祈りをするようになりました。神棚があるんですけど、そこに向かってお祈りをすることで、夢を常に意識していられるので、欠かさないようにしています。

GS:願うことだと思うんですよね。叶えたいと願うこと、強く思うこと、そして口に出すこと。夢って1人で叶えられるものではないですから。また、SWAYが言っていたように、仲間を増やすってことも大事です。人の協力によって、自分が思っていた以上の夢を叶えることができるかもしれない。僕らなら、HIROさんやEXILEさんと出会って夢が大きくなりました。クラブでラップをやっていた時代には、アリーナツアーをやりたいなんて想像もしていなかったんです。でも、出会いによってそうやって夢が膨らみました。あと、この間行った清水翔太くんのライブで感銘を受けて、自分の中から「人は人に人を学ぶ」って言葉が出てきたんです。人がいて夢に繋がっていく。人と出会って、助けられて、教えられて、学んで、それで自分は夢を叶えられるんじゃないかと改めて気付きました。

P-CHO:夢を叶えるためには、ステップを1つひとつクリアしていくことが大事なのかなと思います。自分たちならアリーナツアーという目標があって、そのためにまず第1シングル「SAY YEAH!!」を出す、そして結果を残すっていう一歩ずつ。階段を1つずつ登っていくことが夢を叶える秘訣だと思います。

(手前から時計回り)KAZUKI、SWAY、KUBO-C、GS、P-CHO
(手前から時計回り)KAZUKI、SWAY、KUBO-C、GS、P-CHO
― ありがとうございました。

ブレずに同じ方向を向いて走り続ける5人。今、“それ”に挑戦する意味を常に持ち、着実にステップアップしていく様は、多くの人の心を打ち掴んでいる。「挑戦もぎっしり詰まった一枚で、前作とは180度違う内容になってる」(SWAY)という新曲「JUMP AROUND ∞」。また、新たな魅力を開花させた彼らは、さらに高みを目指し駆け抜けていく。(modelpress編集部)

(左から)P-CHO、SWAY、KAZUKI、GS、KUBO-C
(左から)P-CHO、SWAY、KAZUKI、GS、KUBO-C

DOBERMAN INFINITY プロフィール

2014年6月、DOBERMAN INC として活動して来た、KUBO-C、GS 、P-CHOの3人に加え、札幌のクラブシーンを中心に全国で活動、また劇団EXILEのメンバーで、“野替愁平”名義で俳優として、ドラマ、映画、舞台などで活動中のSWAY 、『EXILE Presents VOCAL BATTLE AUDITION 4』ファイリストのKAZUKIが新メンバーとして加入。ユニット名をDOBERMAN INCから『DOBERMAN INFINITY』へ改名し、新たなスタートを切った。

(手前左から時計回り)KAZUKI、P-CHO、GS、KUBO-C、SWAY
(手前左から時計回り)KAZUKI、P-CHO、GS、KUBO-C、SWAY
(手前左から時計回り)KAZUKI、P-CHO、GS、KUBO-C、SWAY
(手前左から時計回り)KAZUKI、P-CHO、GS、KUBO-C、SWAY
KUBO-C
KUBO-C
GS
GS
P-CHO
P-CHO
SWAY
SWAY
KAZUKI
KAZUKI
(手前から時計回り)KAZUKI、SWAY、KUBO-C、GS、P-CHO
(手前から時計回り)KAZUKI、SWAY、KUBO-C、GS、P-CHO
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