デヴィッド・ゲッタ、Afrojackら「ULTRA JAPAN 2015」に世界最高峰DJが豪華集結 9万人熱狂<全日レポ>
2015.09.22 16:57
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9月19日(土)、20日(日)、21日(月・祝)の3日間、TOKYO ODAIBA ULTRA PARK(お台場ULTRA JAPAN特設会場)にて、米マイアミ発の世界最高峰都市型ミュージックフェス「ULTRA JAPAN 2015」が開催された。モデルプレスでは、3日間取材を敢行した。
Afrojackがサプライズ演出
世界トップクラスのDJ陣が集結する同イベントを国内で開催するのは今年で2回目。前日までの悪天候が嘘かのように晴れた初日のメインステージは、Chillで開幕。朝早くから会場には多くの人たちが集結し、夕方になるにつれステージエリアは満員に近づいていった。そして日が落ちはじめた午後6時にスタートしたグラミー賞受賞歴を持つDJ&プロデューサーのAfrojack(アフロジャック)ステージでは、PKCZや三代目J Soul Brothersもサプライズ登場。三代目JSBの「Summer Madness」を手がけたのがAfrojackということで、同曲をAfrojackが回し三代目JSBが歌い踊るという奇跡のコラボパフォーマンスを繰り広げた。
また、ヘッドライナーをつとめたオランダ出身でダンスミュージック界のスーパースター・Armin van Buuren(アーミン・ヴァン・ブーレン)や、ハウスミュージック界において最も影響力を持つDJ&プロデューサー・Fedde Le Grand(フェデ・ル・グランド)、ドイツ出身のエレクトロニックDJ・Robin Schulz(ロビン・シュルツ)など、世界中のトップDJが出演した。
ニッキー・ロメロやDJ SNAKEらに熱狂
2日目も初日に続き、快晴に恵まれた会場。ダンスミュージックの世界最高峰のフェスとあって、この日も朝早くから音楽を堪能しようと多くの来場者が集結した。メインステージには、トリを飾った“最もブッキングしたいDJ”Skrillex(スクリレックス)、アメリカのプログレッシブハウス・トラップミュージックのDJ&プロデューサーであるCarnage、オランダ出身のDJ・プロデューサーデュオVicetone、LAを拠点とするDJ・プロデューサーMija、TJO、Ale More、Banvox、m-flo(DJ SET)が出演し、初日に負けぬ盛り上がりを見せていた。
日中の暑さも和らいできた頃、メインステージにはオランダ人DJのNicky Romero(ニッキー・ロメロ)が登場。すぐさま会場は熱気に包み込まれたが、人気曲「Toulouse」をかけると、さらに盛り上がりを増した。同曲のMVに登場する“アノニマスマスク”を身に付けたファンの姿も見られ、会場は一体となって楽しんだ。
Alesso、デヴィッド・ゲッタら世界最高峰DJが盛り上げる
3日目となる最終日。オープニングにはTOM TAUSが登場し、電子ドラムを用いてDJプレイするなどトップバッターを熱く盛り上げる。その後、ウクライナ生まれUK育ちと、日本生まれNY育ちで国境を超え結成された2人組のXXX$$$が雷のように素早いミックスを響かせ、2013年、カナダ・トロントで開催された世界一のパーティ・ロックDJを決定するイベントで日本人初チャンピオンになったDJ SHINTAROも堂々のパフォーマンスで観客を魅了。Raiden feat.Bright Lights、Ansolo、Zeds Dead、Dashらも続々と登場し、灼熱の太陽の下でパフォーマンスを繰り広げボルテージを最高潮に。すっかり日も落ち始めた頃、全世界のオファーが絶えないグローバルスター・DJ&プロデューサーのAlessoが登場すると、観客は大興奮で「アレッソ~!!」と割れんばかりの大歓声が沸き起こる。手を掲げ煽るAlessoに観客は次第にヒートアップ。お台場の夜空に熱いサウンドを響かせる中、ラストは「HEROES(WE COULD BE)」で日本国旗を大きく振り回しながら、「Thank you TOKYO~!」とメッセージを贈った。
「JAPAN~~~~!」という呼び声とともに出だしからテンション最高潮で登場した、2年連続グラミー賞受賞の経歴を持つ“人類史上最強のDJ”デヴィッド・ゲッタ。「Make some noise~!」と煽り繰り広げられるダンスミュージックに、観客は悔いを残さぬよう体を揺らし盛り上がる。最後は豪華に花火が打ち上がり、夜空を明るく染めイベントの幕を閉じた。
都市型フェスファッションのオシャレガール集結
音楽はもちろんのこと、来場者のコーディネートやフードエリアも見どころのULTRA。今年のフェスファッションは、街にそのまま着ていけるようなファッショナブルで洗練されたスタイルが世界中でトレンド。日本でも、目立つだけでなく、ブラックなどの落ち着いたカラーをベースに旬のアイテムをプラスしたスタイリッシュなコーディネートや、ほどよく肌を露出したセクシーでヘルシーな肌見せスタイルが主流になっていた。
また、会場の「MAIN STAGE」「UMF RADIO STAGE」「ULTRA PARK」にはグルメブースが多数設けられ、ガッツリ食べたい人向けの牛カルビ丼や広島焼き、会場を周りながら食べられる肉巻きやアメリカンドッグなどが充実。さらにアルコールのラインナップも豊富に取り揃えており、お酒を片手に音楽を楽しむオシャレガールたちの姿も目立っていた。
VERBALら多くの芸能人も参戦
多数の芸能人も来場。VERBALやMINMIらアーティストはもちろん、宮城舞、尾崎紗代子、今井華らギャルモデルも各々フェスファッションに身を包み勢揃い。カラテカ入江慎也やアンジャッシュ渡部建らお笑いタレントの姿も見られ、思い思いにULTRAを楽しんでいた。
「ULTRA JAPAN 2015」
エレクトロニックダンスミュージック(EDM)の火付け役となった、世界最大級の野外フェス「ULTRA MUSIC FESTIVAL」(通称:UMF)。1998年からマイアミで始まり、高層ビルを見上げる普段の生活圏のなかで、世界のトップDJたちが入れ替わり立ち代わり最高のプレイを披露するスタイルが特徴。出演DJの数も桁外れで、世界中のTOP DJがこのフェスへの出演を熱望し、スケジュールを調整。昨年初開催された「ULTRA JAPAN」。今年は規模、内容ともにさらにパワーアップし3日間で9万人を動員。世界トップクラスのDJ陣がULTRA JAPANの為に集結し『ULTRAの世界』を体感できる最高の3日間で幕を閉じた。(modelpress編集部)
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