AKB48柏木由紀&ももクロ佐々木彩夏、競演で個性くっきり 対照的なステージに
2017.03.15 02:21
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14日、東京・国立代々木競技場第一体育館にてTBS系音楽番組『COUNT DOWN TV』(土曜深夜24時58分~25時53分)によるガールズフェス『COUNT DOWN TV GIRLS FES』が開催された。3時間強に及ぶフェスの最後を締めくくったのは、“ゆきりん”こと柏木由紀(AKB48/NGT48)と“あーりん”こと佐々木彩夏(ももいろクローバーZ)だった。
「COUNT DOWN TV GIRLS FES」
昨年に引き続きとなった『CDTVフェス』は、今年は『COUNT DOWN TV GIRLS FES』と題し、女性アーティストが多数集結。2人のほか、NGT48、SILENT SIREN、Flower、miwa、Little Glee Monsterが出演。約1万人の観客を動員した。一瞬でホームにするあーりん
終盤、佐々木、そしてトリの柏木と続いた2人のステージは実に対照的だった。昭和アイドル風のヘアスタイルにピンクに水玉のキュートな衣装で登場した佐々木は、披露した4曲の楽曲のうち、『Link Link』以外の3曲が全てタイトルに「あーりん」が入っている「あーりん」尽くしの攻めたセットリスト。佐々木のイメージカラーのピンクをまとい、会場に集結したモノノフ(ももいろクローバーZファンの愛称)の熱狂的盛り上がりは外のイベントでもさすがのもの。鳴り響いて止まらない「あーりん」コール、ピンクで染まった客席…モノノフ以外も瞬時に巻き込む圧倒的な一体感で、代々木は一気にホームと化した。
「今日は1人ということで確実に覚えて帰って頂きたいと思ってます!」という宣言通り、強烈なインパクトを他のアーティストファンにも残したことは間違いない。
演出で一体感を作るゆきりん
対して、柏木は自身のソロ楽曲は1曲にとどめ、残り4曲を『フライングゲット』や『大声ダイヤモンド』といった誰もが知っているAKB48のヒット曲中心に構成。『365日の紙飛行機』では、「最後なので1つになってあることをやりたい」とサイリウムのスイッチ消灯を呼びかけ、柏木の合図でスマートフォンのライトを点灯するという演出を提案。白い光が煌々と輝く景色が代々木に完成し、観客の心は1つとなった。最初はタイミングが合わなかったため、「ちょっと私の説明不足だったかもしれないけど(笑)皆さん協力ありがとうございます!」「すごい綺麗でした」と謝りながら感謝する姿はその謙虚な人柄がよく表れていた。
対照的な魅力
世界観そのままにアウェーもまるごとホームにしてしまう佐々木と、誰でも楽しめる演出を用意しながら、伸びやかな歌声や目が離せなくなるようなダンスで、じわじわとその魅力を伝えていく柏木。2組の国民的アイドルグループからそれぞれ1人で大舞台に立った2人は、双方がそれぞれの持ち味を発揮し、お互いのファンを魅了したことだろう。(modelpress編集部)
セットリスト
<佐々木彩夏(ももいろクローバーZ)>M1.Link Link
M2.あーりんは反抗期
M3.あーりんはあーりん
M4.だってあーりんなんだもん
<柏木由紀(AKB48/NGT48)>
M1.フライングゲット
M2.ショートケーキ
M3.365日の紙飛行機
M4.大声ダイヤモンド
M5.ポニーテールとシュシュ
「COUNT DOWN TV GIRLS FES」概要
正式名称:COUNT DOWN TV GIRLS FES Supported by dヒッツ/dポイント開催日時:3月14日(火)開場17:30 開演18:00
場所:国立代々木競技場 第一体育館
放送予定:3月31日(金)深夜25時57分~(関東ローカル) ※センバツ高校野球の日程次第で放送時間変更の可能性あり
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