卜部弘嵩のプロフィール
卜部弘嵩(うらべ・ひろたか)
生年月日:1989年5月13日
出身地:東京都江東区
元K-1 WORLD GPスーパーフェザー級王者。キックボクサー卜部功也は実弟。フィリピン人の母親を持つハーフ。血液型O型。
■来歴
小学1年生の時に空手を始める。
2007年
4月1日、日本アマチュアキックボクシング連盟主催「BRAVE-3」に出場。黒須睦夫に判定2-0勝ち、佐野博昭にも判定2-0勝ち。
2007年
5月3日、「K-2 GRAND PRIX 第18回全日本新空手道選手権大会」軽中量級(65kg以下)に出場。決勝で渡部翔太(龍道場)に判定勝ちし、17歳での優勝を果たす。
2007年
7月29日、18歳で全日本キックボクシング連盟興行でプロデビューし、西山洋介と対戦。開始直後から右ストレート、右ストレート、左ハイキックで3ダウンを奪い1R58秒でKO勝ち、プロデビュー戦を飾る。
2008年
1月12日、全日本キックボクシング連盟2007年度年間表彰式が開催され、瀧谷渉太と共に新鋭賞を受賞した。
2008年
2月9日、全日本キックボクシング連盟興行で鈴木真治とライト級ランキング戦で対戦。延長の末、判定負け。プロ4戦目で初黒星となった。
2008年
7月7日、参戦を熱望していたK-1初参戦となったK-1 WORLD MAX 2008 FINAL8でデニス・テリシャと対戦し、右フックでKO負け。
2009年
8月10日、K-1甲子園 〜FINAL 16で坪井悠介と対戦し、判定勝ち。
10月より親元を離れ弟・功也と2人暮らしを始め、所属先もチームドラゴンに変更した。
2010年
5月2日、K-1 WORLD MAX 2010 〜-63kg Japan Tournament 1st Round〜で谷山俊樹と対戦し、1-2の判定負け。
9月20日、Krush.10で野杁正明と対戦し、0-2の判定負け。
12月12日、Krush -60kg級初代王座決定トーナメントに出場。1回戦で元全日本スーパー・フェザー級王者・石川直生と対戦し、2-0の判定勝ち。
Krush王座獲得
2011年4月30日、Krush -60kg級初代王座決定トーナメントの準決勝で、DYNAMITE祐太と対戦し、2-0の判定勝ち。決勝戦で"狂拳"竹内裕二と対戦し、1Rに左ハイキックでKO勝ち。初代Krush -60kg級王座の獲得に成功。
7月16日、Krush -70kg初代王座決定トーナメント〜決勝戦〜で、WBCムエタイ中国王者チェン・ミンミンと対戦し3Rに放った飛び膝蹴りでチェンの鼻骨が骨折。それによりドクターストップがかかりTKO勝ちを収めた。
2012年
1月9日、Krush.15にてKrush -60kg級王座の防衛戦で石川直生と対戦し、0-0の引き分で王座の初防衛に成功した。
7月21日、Krush.20にてKrush -60kg級王座の防衛戦で大沢文也と対戦し、後ろ回し蹴りでKO勝ち。2度目の王座防衛に成功。
12月14日、Krush.25にてKrush -60kg級王座の防衛戦で石川直生と対戦し、0-1の引き分で3度目の王座のに成功。
2013年
8月11日、Krush.30にてKrush -60kg級王座の防衛戦で板橋寛と対戦し、0-3の判定負けで王座防衛に失敗。
2014年
5月1日、フランス・ゲレで開催されたBEST OF FIGHTのISKAオリエンタル世界スーパーライト級(-63.5kg)王座決定戦でグザヴィエ・バスターと対戦し、判定勝ちで王座の獲得に成功。
11月9日、Krush.47のKrush -60kg級王座決定戦で島野浩太朗と対戦し、3-0の判定勝ち。王座獲得に成功。
2015年
1月18日、K-1 WORLD GP -60kg級初代王座決定トーナメントに出場。1回戦でカリム・ベノーイにTKO勝ち。準決勝でハビエル・エルナンデス勝ちするが、決勝戦で卜部功也に0-3の判定負けを喫して、準優勝に終わる。
5月4日、Krush.54にてKrush -60kg級王座の防衛戦でヘルマン・タブエンカと対戦し、KO勝ち。王座の初防衛に成功。
9月2日、Krush.58にてKrush -60kg級王座の防衛戦でジュアン・シューソンと対戦し、TKO勝ち。2度目の王座防衛に成功。
K-1 WORLD GPスーパーフェザー級王座獲得
2015年11月21日、K-1 WORLD GP 2015 IN JAPAN~THE CHAMPIONSHIP~でK-1 WORLD GP -60kg級王者・卜部功也と対戦し、右飛びヒザ蹴りでKO勝ち。王座の獲得に成功。
2016年
3月4日、K-1 WORLD GP 2016 IN JAPAN~-65kg日本代表決定トーナメント~でWKA世界ライト級王者・ヨハネス・ウルフと対戦し、軽快なステップと蹴りに最後まで翻弄され、0-2の判定負け。
4月24日、K-1 WORLD GP 2016 IN JAPAN~-60kg日本代表決定トーナメント~で対戦相手のパウロ・テバウが計量オーバー、テバウは1点減点で試合が行われ、0-2の判定負け。
6月1日、K-1に集中するためKrush -60kg王座を返上。
9月19日、K-1 WORLD GP 2016 スーパー・フェザー級世界最強決定トーナメントに出場。1回戦でヨハネス・ウルフと対戦し、3-0の判定勝ちでリベンジを果たす。続く準決勝で大雅にスピードとパンチ力で圧倒され0-3の判定負け。
2017年
2月25日、 K-1 WORLD GP 2017 JAPAN ~初代ライト級王座決定トーナメント~にてK-1 WORLD GP スーパー・フェザー級王座の防衛戦で大雅と対戦し、序盤は互角の展開だったが徐々にペースを握られ、3ラウンドに入ると動きが落ちパンチのラッシュで2度ダウンを奪われた末に判定負けを喫し、王座の初防衛に失敗した。
9月18日、K-1 WORLD GP 2017 JAPAN ~初代ウェルター級王座決定トーナメント~にて山本真弘と3年ぶりに再戦し、1Rに右ストレートでダウンを奪い、2Rに右ストレートの連打とボディへの右膝蹴りで2度ダウンを奪うと、最後は右ストレートでKO勝ちを収めた。
2018年
3月21日、K-1 WORLD GP 2018 JAPAN ~K'FESTA.1~にてK-1 WORLD GP 第4代スーパー・フェザー級王座決定トーナメントに出場。一回戦で皇治に延長で判定負けを喫した。
■獲得タイトル
全日本新空手K-2軽中量級王者(2007年)
初代Krush -60kg王座 (防衛3度)
ISKAオリエンタル世界スーパーライト級王座
第4代Krush -60kg王座 (防衛2度)
第2代K-1 WORLD GPスーパーフェザー級王座
■人物・エピソード
後輩の大岩龍矢に、観客に印象を残すため、チェーンを巻くように助言した。2018年10月にモデルの高橋ユウと入籍。
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