【1100人超が回答】お正月のおせち、どうしていますか?最も多かったのは… <ママのリアル調査>
2025.12.25 09:30
提供:ママスタ☆セレクト

お正月料理といえば「おせち」。昔ながらの風習として親しまれてきた一方で、近年はライフスタイルの変化により、その向き合い方は大きく変わりつつあります。
今回ママスタセレクトでは、「お正月のおせちはどうしていますか?」をテーマにアンケートを実施。選択肢に「自分でおせちを作る」「おせちは買う」「実家、義実家のおせちをもらう(食べる)」「おせちは食べない」の4つを設定したところ、1,100人を超えるママたちから回答が寄せられました。
その結果からみえてきたのは「おせち離れ」と「自分たちが楽しめる形」へのシフトです。
おせち料理。約4割のママは……?

アンケートの結果、もっとも多かった回答は「おせちは食べない」を選択したママたち。全体の40.8%となりました。
『食べなくなってだいぶ経つ。年末はお鍋で、年始はお寿司食べることが多い』
『鍋! カニとか普段食べないちょっと豪華なものにします』
『大晦日はすき焼き。正月3日間はカニ鍋!』
外食や鍋など別の楽しみ方が定着し、代替メニューでお正月料理を楽しむ家庭が増えているようですね。
『あまりおせちは好きじゃない。カロリーも高いし……』
おせちそのものを好まない、という人も少なくないのかもしれません。
“好きなものだけ”買うスタイルが定着
「おせちは買う」を選んだママは29.2%と約3割に。
『おせちは旦那しか食べないので、旦那の好きなものだけスーパーで購入』
『好きなおせちをスーパーで買っている。誰も食べないものは買わない』
「食べないものは買わない」をモットーにしている家庭も多く、お重に入っているおせちではなく“おせちの中の必要なものだけ買う”という選択も広がっていることがわかります。ムダを省きながら満足度を高める合理的なスタイルが定番化しているようです。
実家・義実家からもらう派も一定数
「実家、義実家のおせちをもらう(食べる)」と答えたママは18.3%でした。
『義父が料理人なので、伊勢エビの入った豪華なお重が届きます』
帰省文化との結びつきもありそうです。帰省先で豪華なおせちを囲む家庭も少なくないのかもしれません。
手作り派は約1割。少量生産やこだわりも
「自分でおせちを作る」と答えたママは11.7%と1割程度にとどまりました。
『ひとり暮らしでおせちを作らずにいたら、食べたくなったので、ここ数年は自分用に作っている』
『伊達巻き、黒豆、お雑煮くらいは作っている』
『家族が食べる分だけ作って皿に盛りつけている』
『お雑煮と筑前煮とかは毎年作るけど、あとはそのときの気分で作っています』
手作りする人たちは「少量」「家族が確実に食べるものだけ」など、負担を抑えながら自分たちのこだわりを反映している様子が見られました。

お正月料理は“再編集”の時代へ
今回のアンケートでは「おせちは食べない」が最多の40.8%と、おせち離れが浮き彫りとなりました。しかし単純な“伝統離れ”ではなく、コメントから見えてくるのは、家庭ごとの事情や価値観に合わせてお正月料理のスタイルを“再編集”している姿です。大きくわけて次の4つの背景がみられます。
1.生活環境の変化
『今は元日からお店が開いているから』
のコメントに代表されるように、近年は元日から営業しているスーパーや飲食店もあるでしょう。日持ちのするおせちを作りおき、それを数日かけて食べる、ということは必要なくなってきたともいえます。
またお惣菜や単品おせちなど、市販品の選択肢も広がっています。「好きなものを好きなだけ」購入する楽しみもありますね。かつてのように「三が日はおせちを食べ続ける」という過ごし方は必須ではなくなり、「好きなものだけを楽しむ」「普段食べない豪華なものを食べる」など、自由度の高い正月の過ごし方が選ばれるようになったと考えられます。
2.合理性と満足度を両立したスタイルが主流に
「誰も食べないものは買わない」「好きなものだけ買う」といったコメントも少なくありませんでした。「おせちは高価だけれど残りやすい」という課題は避けるためにも、満足度を保ちつつ合理的な選択を、と考えるママたちがいることがわかります。
3.伝統の“象徴だけ”を残す家庭も
「おせちは食べない」という声や「簡略化する」という家庭でも「黒豆やだし巻き卵だけは作る」「毎年お雑煮は旦那が作る」など、家族にとって意味のある一品を受け継ぐ家庭も多く見られました。形を変えた伝統の継承といえるでしょう。
『歳神様をお迎えするので少しだけ用意して、御相伴としていただきます』
『御神酒として日本酒をいただく』
など、お正月を祝う気持ちを大切にしている家庭もありました。
4.代替メニューの“豪華化”という新しい傾向
おせちの代わりに「すき焼き」「カニ鍋」「寿司」などを恒例とし、楽しんでいる家庭も多くありました。代替メニューがむしろ豪華になっているケースが多数みられます。「ごちそう=おせち」という枠組みが薄れ、「わが家ならではのごちそう」を楽しむ家庭が増えているようです。
わが家流のお正月がスタンダードに
今回のアンケートでは、お正月料理のスタイルは大きく多様化していることが明らかになりました。「伝統を守る」よりも、「家族が喜ぶ形に合わせる」「自分たちに無理のないやり方を選ぶ」という価値観が浸透しているようです。
好きなものだけを並べる家庭、鍋で特別感を演出する家庭、伝統の一品を手作りする家庭、帰省先で豪華なおせちを囲む家庭……。どれも違っていても、共通しているのは家族が楽しく過ごせるお正月にしたいという思いでした。形式にとらわれず、家族のライフスタイルに寄り添った「わが家流のお正月」。これからますます、その選択肢は広がっていきそうです。
【アンケート概要】
総回答数:1,119票
調査方法:インターネット
調査月:2025年11月
調査・分析:ママスタセレクト編集部
【人気】の記事:ほかにもママたちの気になる回答結果は……?
文・編集部 イラスト・Ponko
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