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<厄介クレーマー>いろいろ許せずクレームをつける自分が手に負えない……原因や解決策を教えて
2025.02.22 13:25
提供:ママスタ☆セレクト
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誰でも一度くらいは、イライラして感情的に振る舞ってしまう、という経験をお持ちではないでしょうか? そんな抑えがたい衝動に悩むママから相談が寄せられています。
『私は今40代なんだけど、最近いろいろなことが許せず、クレームをつけてしまう。歳のせい? フルタイム勤務だけど、子どもが成人していて暇だから? とにかくキレっぽい』
キレる自分が手に負えない様子の投稿者さん。感情を持つ人間ですから、誰でもときにイライラすることはあるものの、頻回となると悩ましい事態でしょう。ママたちの反応をさっそくチェックしていきましょう。
年齢とともに「丸くなった」と語るママたち
困りごとを打ち明けた投稿者さんにとっては、少々気の毒かもしれませんが、まずは共感ができず首をかしげたママがいました。
『私は年々、どうでも良くなっていくけど……』
『怒るってエネルギーがいるから、無駄にエネルギーを使わなくなったよ』
『歳とってスルースキルがついた。仕事を通して愚かなクレーマーをいっぱい見て、「ああはなりたくない」って心底思ったのよ』
年齢を重ねて「丸くなる」ママは多いようです。経験値が増えるなかで、他人のさまざまな考えや事情に触れ、また怒りの感情の厄介さも痛感してきた様子。そこから他人に対する想像力が育ったり、軽やかに生きるためのスキルが身についたりするのかもしれませんね。
厄介クレーマーと化す苦悩が痛いほど分かるママたち
一方で、投稿者さんの苦悩に深く頷くママがいて……。
『分かる。私は42歳だけど、スイッチが入ると些細なことでも言わないと気が済まない』
『私は別人みたいに気が強くなった。因縁つけられて知らない人と怒鳴り合いしたことも。自分でも信じられない……』
「スイッチが入る」や「自分でも信じられない」という表現から、感情や言動のコントロールが難しいことがうかがえます。感情をぶつけられる側がしんどいのはもちろんですが、こうした表現に出会うと、怒りの衝動を抑えられないしんどさもあるのだろうと考えさせられますね。自分で自分がコントロールできない恐怖はたしかに切実でしょう。
人間関係が崩壊?怒りのリスクは大きい
しかしだからといって、感情の赴くままに任せて、相手が悪いのだと攻撃を繰り返していると……。
『私は昔、感情をコントロールできない人にダル絡みされてつらかった。本人も大変なんだろうけど、人間関係を壊しかねないから自己管理はしてほしい』
現状を打破したいと考えなければ、残念ながら人間関係が悪化の一途を辿ってしまうのはたしかでしょう。気がつけば自分の周りに誰もいなくなっていたという事態は、本人にとって悲劇ですね。
『クレームをつけて他人をコントロールしたいと思うのは傲慢なこと。自分を見つめる良い機会だと思うよ』
イライラの原因を突き止めて、解決策を探る
「自分を見つめる機会」として、まずはイライラを自覚し、認める。そこを出発点にして、原因を考え、解決策を探る。この作業には勇気や覚悟が必要で、時間や手間もかかるでしょうが、周囲の人と自身の人間関係を守るためには、きっと欠かせないことのはず。ここからはママたちの推測や経験に基づいて考えられる、イライラの原因を3つ挙げ、対処法の一例もご紹介。
心のあり方が問題
『不安や不満があったりしない?』
『他人を許せないのは、自分に許せていないことや我慢していることがあるからじゃない?』
心理的なストレスゆえ、イラ立ちやすくなるのはよくあることでしょう。投稿者さんの場合コメントからは、子どもが巣立って寂しいなどが考えられます。ストレスの原因を突き止めて、できる限り和らげる工夫ができるといいですよね。
そして興味深いのが、他人を「許せない」のは自分に許せていないことがあるからという意見。たとえばの話で、自分が仕事において完璧主義だったとする。多少のミスや手抜きも自分に許せないわけですから、同僚がヌルい仕事をしていると「許せない」という思いに駆られる。あるいは現実に強い口調で責めてしまう……あり得ない話ではないでしょう。不健全な形で、自身に厳しく禁止していることがないか考えてみる価値はありそうです。
環境が問題
『私は今46歳で、産後からずっとイライラしていた。病院にかかったけど異常なし。よく考えてみたら原因は子どもや旦那だと思い当たり、感情のコントロールが必要だと思った。家族に期待しすぎないようにしたら、イライラが激減したよ』
心理的な問題と重複する部分も大きいですが、自分を取り巻く「環境」をチェックするのも良い手でしょう。ママはつい自身の心のことは後回しにしがちですが、イライラが慢性的なものになると、打開策を見つけようという考えすら思い浮かばなくなるかもしれません。家庭などの当たり前に思える場所のなかに、じつは自分がうまく馴染めていない環境がある場合も。環境から距離を置く、それが難しければコメントのように考え方や接し方を変えることで、イライラから解放されそうです。
体の不調が問題
『投稿者さんは更年期なのかもね。私も更年期でイライラするし、泣きたくなるし、叫びたくなる』
『私も……。今日も些細なことで怒って泣いてしまった。旦那がなだめにきたけど「話しかけんな!」って怒鳴ってしまった』
女性ホルモンの減少が主な原因で起こる、更年期障害の可能性に触れるママが複数おり、そのつらさをリアルに伝える声も届きました。40代だという投稿者さんも、更年期障害を一度疑ってみても損はないかもしれません。
更年期障害に悩んだママたちが、運動や通院など、自分に効いた対処法も伝授しています。
『私は更年期を受け入れつつ、ウォーキングやストレッチを続けていたら、心が安定してきたよ』
『婦人科に月1で通院中。私には効かない漢方もあったけど、他の漢方を試したりして最近は安定してる』
『私も通院していて最近やっと楽になった。通院をためらう人もいると思うけど、私の主治医は更年期障害の治療は、早いほど効果が出やすいと話していたよ』
参考:厚生労働省 女性の健康推進室 ヘルスケアラボ|更年期障害とは?
じっくり今の自分に向き合って
ここまで挙げた心、体、環境などの原因がいくつか絡み合って、投稿者さんのイライラを生んでいる可能性もありますね。忙しい毎日かと思いますが、考えられる原因をひとつずつチェックしていき、ひとつずつ解決策を講じて、うまくいかなければ他を試して……。「急がば回れ」の精神で、じっくり気長に今の自分に向き合うことが、心地よく暮らすことに繋がりそうです。最後はこちらのコメントで、投稿者さんに共感とエールを贈りたいと思います。
『投稿者さん、しんどいの分かるよ~、良い歳のとり方をしたいって思うのにね。自己管理、頑張ろう!』
文・みちはら宵子 編集・きなこ イラスト・加藤みちか
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