<美しいママがいい?>「見た目をきれいにして」と言う娘。失礼な発言には釘を刺すほうがいいよね?
2024.09.07 19:25
提供:ママスタ☆セレクト
子育て中のママは忙しいので、それ以前のように自分自身をかまう時間はなさそうです。時間だけではなくお金も同様で、「自分の洋服を買うのなら、子ども服を」と考えることもあるでしょう。
「子どものために」と頑張っているそんなママから、ママスタコミュニティに投稿がありました。当のわが子から、強烈なダメ出しをくらってしまったといいます。
お友達のママを褒めまくる娘。それに引き換え、うちは……?
『中学生の娘が「見た目をきれいにしてほしい」と、注文をつけてくる。娘の塾や息子の習いごとでお金がかかるから、そんなにおしゃれできないのに。白髪はちらほら出ているが、まだ染めるほどではない。必死で子育てしてお金もかけているのに、今度言ってきたら「そういうことは言ってはいけない」と注意しようと思うのですが』
娘さんは「Aちゃんのママはきれい」「Bちゃんのママはおしゃれ」「Cちゃんのママは若い」と、いちいち報告してくるのだそう。若い頃に出産したという投稿者さんは、今40代前半。周囲のママたちと比較しても若いほうだし、体型もごく標準。白髪についても、美容師さんに「まだ染めるほどではない」と言われているとか。「何がいけないのか、わかりません。人の見た目をとやかく言うのは、人としてどうかと思いますよね?」と、憤慨している様子です。
集まったコメントには、同じようにわが子から見た目のダメ出しを受けたママからのものも。息子からではなく娘からが圧倒的だったのは、同性ゆえの気づきの多さからでしょうか?
『うちの娘は「どんなに近所でも、外出時は絶対に化粧して」と言ってくる。面倒だけど、応じてます』
『園児の娘に「細長くなって」とお願いされている。ダイエットするかな』
見た目を気にする子は自分だけでなく、ママも素敵であってほしいと願うようです。とくにまだ幼い頃は、ママが自分の一部のように感じられるのかもしれません。
『私も子どもの頃は母親の格好に悩まされたから、娘さんの気持ちがわかる』
子どもの頃に母親に対して同じ気持ちを抱いていたという方も、少なからずいました。「学生の頃は授業参観が嫌だった」「恥ずかしかったし、おしゃれしない母が劣等感だった」という声も。投稿者さんは軽く考えているようですが、娘さんにとっては大きな悩みなのかもしれません。
お金はなくてもおしゃれはできる。まずは意識を変えてみては?
自分のどこがダメなのかわからない投稿者さんの、よからぬ部分を想像するコメントも多々ありました。
『実年齢はさほどでも、服装や姿勢、髪型で老け込んで見える人はいる。きれいでいようと心がけるだけで、全然違って見えると思うけど』
投稿者さんが「まだ染めるほどではない」という白髪についても、「一般的な同年代の感覚なら、それはもう”染めるほど”だよ。そう考えてしまう大雑把さが、メイクや服装にも出ているんじゃない?」という声があります。
どこか決定的に悪い部分があるわけではない。でも、なんだか素敵に見えない。それは全体的に行き届いていない、つまり「きれいにしていたい」という意識が希薄なためではないでしょうか。投稿者さんは「自分のおしゃれにはお金がかけられない」といいますが、意識するだけならお金はかかりません。
『毎日すっぴんなら、せめて軽くメイクする。きちんとヘアケアすれば髪に艶も出て、若く見える。服装はシンプルで小綺麗に。これくらいならできるのでは?』
具体的なアドバイスも届きました。毎日のスキンケア、ヘアケアを丁寧にする。外出時は薄くていいのでメイクをする。何より姿勢がシャンとしていれば、若々しく見えます。そして服装はシンプルで清潔感のあるものに。ただ、似たように見えるアイテムでも、シルエットは少しずつアップデートしています。プチプラでもいいので、外出着には”今年”を取り入れたほうがよさそうです。何年も着続けているものは、部屋着やパジャマとして有効活用してもいいのでは?
『娘さんに具体的に、どこをどう直せばいいか聞いてみたら?』
若い感性のアドバイスを取り入れてみると、新たな気づきもありそうです。それが的外れだったとしても、改善すべき方向性は見えてくるでしょう。
ダメ出しできるのは身内ゆえ。怒る前に現状の一考を
また、投稿者さんの「そういうことは言ってはいけないと、注意しようと思う」というところに反応した方もいます。
『娘さんは人の見た目を悪く言うのではなく、褒めてるよね。もちろん母親になら何を言ってもいいわけじゃないけど』
『他人のダメ出しと、親へのダメ出しは違うと思う。わが子のダメ出しは他人が言ってくれない、真実だよ』
他人の見た目を悪くは言わない娘さん。投稿者さんの躾が行き届いている証拠ですね。それがママにだけ向いてしまうのは、おそらく親子だからこそ。「指摘できる親子関係がうらやましい」という声すらありました。
娘さんが小学生だった当時「おしゃれして」と言われ、最低限の格好はしていたものの「自分のスタイルではない」と考えていたという方もいました。
『娘が言うことに対して、別に注意もしなかったけどね。反抗期が過ぎてからは「母のスタイルはこれなんだ」と尊重してくれるように。見た目にお金をかけなかったのも、自分の教育費のためだったと気づいてくれたよ』
「見た目に気を遣ってほしい」娘VS「見た目に気を遣いたくない」母。投稿者さんに貫きたいポリシーがあるなら、この方のように希望を突っぱねるのもアリです。ただ「気を遣ってほしい」という娘さんの願い自体は、注意を入れるところではないのでは? 思春期の娘さんが見た目に神経質になるのは自然なこと。お互い対等な立場になって話し合えばいいだけです。
見た目に無頓着な現状が気に入っているのなら、「これがママのスタイルだから」と宣言してみてはどうでしょう。ただ、自分でも現状を改善したいと思うのなら、まずは「きれいにしよう」と意識することから始めてみては? 娘さんも自分の要望に沿うような行動してくれるママを、頼もしく感じるのではないでしょうか。
文・鈴木麻子 編集・すずらん イラスト・Ponko
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