<義母の介護で家族バラバラ>家族よりも母親を優先した夫「優しい」ってムズカシイ!【第7話まんが】
【第1話】から読む。
前回からの続き。私(リエ)は、夫(ツヨシ)と2人の子ども(サクラとハルト)と暮らしていました。5年前に義父が亡くなり、ツヨシは義母のサポートをするため義実家で暮らすようになりました。しかし義母が亡くなりツヨシが自宅に戻ってみると、子どもたちの反応は想像以上に冷たいものだったのです。日に日に悪くなる家庭の空気をどうにかしたいと思い、私は友人のモモコとマホに相談をしました。するとモモコには「すべて自業自得。子どもの気持ちを考えるなら離婚か別居」と言われてしまいます。するとマホが……。
「無責任すぎる! 離婚するか、少なくとも別居状態に戻すべき」と息巻くモモコを、マホは「まぁまぁ、話が飛躍しすぎだよ」となだめます。「よく義両親の介護に巻き込まれる人の話とか聞くじゃない? ムリヤリ同居させられたとか、介護の手伝いをさせられたとか……。リエや子どもたちは一切そういったことに巻き込まれなかったんでしょ? それって、旦那さんが一生懸命守ってくれていたってことだよね?」
「じゃあ、子どもたちはどうなるの? 結局、家族より母親を取ったってことだよ? それって子どもにとってすごく傷つくことでしょ?」「うん。家族のためって言いながら、自分の家族にはたくさん我慢させているよね。そんなの本当の優しさじゃない。だからといって……」
「旦那さんは、子どもたちに謝ったの? たくさん裏切ったことについて」「まだ……」「だったら、まずはそこからだよ。旦那さんも、リエも、子どもたちに謝らないと。その上で、これからどうしていくのが一番いいのか話し合うんだよ? 話し合いもしないで、先に離婚を決めてしまうのは違うと思うな」
確かにツヨシのやり方は間違っていたのかもしれません。もっと他にいい方法があったのかもしれない。でもツヨシは私たち家族に一切の負担をかけずに、義母のサポートをひとりで背負いこんでくれていました。こうなる前にもっと一歩踏み込んで話し合っておけば良かったのに……。
自分が手伝えないこともあり、私は口を出すことをためらってしまっていたのです。その結果、子どもたちを傷つけてしまいました。
もう一度ツヨシと話し合い、今度こそ子どもたちの気持ちに一番に寄り添って、これからのことを決めていこうと思っています。
【第8話】へ続く。
原案・ママスタコミュニティ 脚本・渡辺多絵 作画・猫田カヨ 編集・井伊テレ子
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