＜孫に会いたくない？＞【前編】小2娘と実家に行くと母親に「疲れるから来るな」と言われます

実の親との距離の取り方が難しいと感じる人は、決して珍しくないかもしれませんね。子どもを産んでからさらに距離感がわからなくなったというママたちもいることでしょう。今回の投稿者さんも、母親がわが子に対してあまりにも冷たいと感じているようですよ。
『小2の子どもがいます。親は近距離に住んでいますが、家に来られること自体嫌みたい。行くと子どもに向かって「疲れるから来ないで」と言います。外出ついでに寄ると「なんで来たの？　疲れるから帰って」とか平気で言うんです……。子どもはまだ小さいからか、ニコニコ苦笑いしています。孫が遊びに来たら疲れるから嫌なものでしょうか？』
投稿者さんが実家へと子どもを連れて行くたびに、「疲れるから来ないで」と拒否されてしまうのだそう……。あまりにも拒否を繰り返されてしまうと、子どもも嫌な気持ちになってしまうかもしれませんよね。「孫が来るのは疲れるものでしょうか？」との質問に、ママたちはどのように答えたのでしょうか。

傷つけられるお子さんがあまりにも可哀想……

投稿者さんの話を聞いて、投稿内にはどよめきが起こりました。
『「孫が可愛いからいつ来ても大歓迎」って人もいれば、「老後せっかく自分の趣味や楽しみを見つけて謳歌してるのに面倒くさいな、邪魔だな」って人もいるからね。投稿者さんの場合は「会いたい」って呼ばれない限り行かない方がいいよ。子どもが無駄に傷つけられるだけ』
『まだ小さいって……小2なら何を言われてるか充分わかる年齢だよ。きちんと子どもを守ってあげてね。親である投稿者さんがうまい具合にコントロールしてあげないと、子どもが傷つくことが出てくるよ』
実家に行くたびに子どもが「来ないで」と言われていることに驚いたママたち。孫にはニコニコとして、投稿者さんにこっそりと「あまり頻繁に来られると困る」と言うのであれば、まだいいかもしれません。しかし幼い子どもが直接、冷たい言葉をぶつけられているとなると……ママたちが心配になるのも無理はないかもしれませんね。しかも投稿者さんは「子どもは小さいからまだよくわかっていないはず」と判断していますが、ママたちはこれを否定。すでに小2ならば、自分が何を言われているのかよくわかるはずだと考えられたようです。少なくとも「おばあちゃんにはあまり好かれていないのかも……」くらいは理解できるのでは、というのがママたちの考えなのでしょう。

実家にはもう行かないほうがいいんじゃない？

『おばあちゃんと孫の関係がすでにひびが入ってるよね。お子さんの気持ちを思うと切ない。それでも子どもを連れて行くって理解ができない……連れて行かない方がいいよ』
『お互い不幸だからもう行くのやめたら？　今度はお母さんの方から「おいでよ」って言われるくらいになってから行ったら？』
これ以上実家に行くのを止める声も聞こえてきました。今の実母との関係を見ると、お互いに嫌な思いをしているようにも見えますよね……。今までと同じように今後も頻繁に実家に行ったら、余計に傷つけあってしまう可能性も。もし用事がないならば、積極的に行かないほうがいいのかもしれません。

近距離だと、余計に距離感が難しいのかも……

家同士の距離が関係しているかも……とのコメントも寄せられました。
『距離が近いからというのもあるのかな？　うちは遠方でたまにしか帰れないからか、行くと大歓迎される』
『あまりにも実家が近いパターン、頻繁に行くと嫌がられるかもね。お母さんにも生活リズムがあるわけだから。投稿者さんだって疲れてるときに突然来られたら困るでしょう？』
『うちは離れてるからか、「来ないで」とは言われたことないな。行くと子どもの好きな食事にしてくれたり、花火用意してくれてたりするし。近くに住んでると、思うところも多くなるのかもね』
実家が近距離だと、意図せずとも頻繁に実家に通ってしまう……なんてこともあるのかもしれませんね。少なくとも遠距離よりは実家に行きやすくなるものでしょう。そうすると、実家からしてみれば「また来た！」と感じてしまうのではないでしょうか。適度に物理的な距離があるほうが、「もう来ないで」とは言われにくい……なんて可能性も。人間関係の距離感はなかなか難しいものです。

実家に行ったら「疲れるから来ないでほしい」と言われて、ショックを受けてしまった投稿者さん。しかも自分に言われるならまだしも、まだ小さいわが子に言われるのは余計に心が痛みそうですよね……。ひょっとしたら実母としても、もう我慢の限界に来ているからこそ、わざと子どもにひどいことを言っている可能性もあるでしょう。いずれにしてもこれ以上わが子が傷つかないために、またお互いに嫌な思いをしないために、これからは頻繁に実家には行かないほうがいいのかもしれませんね。ほどよい距離を保つことで、今後はよりいい関係を築けるのではないでしょうか。

後編へ続く。

文・motte　編集・みやび　イラスト・マメ美