＜習い事トラブル＞【後編】何度も強引に送迎を押し付けてくるママ友。彼女へとった行動とその結末は？

前回からの続き。小2になる投稿者さんの娘さんは、仲良しのお友だち・Aちゃんと一緒にスイミングに通うことになりました。すると近所に住んでいるBちゃんも同じ曜日に通うようになり、投稿者さんはBちゃんママから「うちの子を一緒に連れて行って」と頼まれます。しかし投稿者さんはBちゃんママが普段からなかなか連絡がつかない人だということもあり、万が一のことを考えてこのお願いを断りました。ところがそれからというもの、スイミングの日になるとBちゃんが投稿者さんの家の前で待っているように……。結果的に投稿者さんはBちゃんの送迎を押し付けられる形になってしまいました。

トピック内のママたちはこの状況にざわつきます。「送迎ができないなら習い事をさせなければいいのに」と厳しい言葉も寄せられ、Bちゃんママの行動が非常識だとジャッジされたことがよくわかりますね。

もう一度ハッキリと断ろう

『ハッキリ断って放っておこう。家の前で待ってようが、お断りしてるしお願いもされてないし、「ママと連絡も取れないからごめんね」って言って立ち去る。いい人ぶる必要はないし、そんな非常識な人と付き合う気はない』
『Bちゃんママはお互いさまでもなくお願いしますもなく、投稿者さんとAママの善意にただ乗り。ハッキリ拒絶するしかないでしょ』
一度はBちゃんの送迎を断った投稿者さん。しかし現状として押し付けられているならば、もう一度キッパリと「わが家は送迎はできません」と断るのがいいかもしれません。Bちゃんママの真意はわかりかねますが、ひょっとしたらこのままなし崩し的に投稿者さんやAちゃんママを頼ろうとしている可能性も……。これが普通になってしまう前に手を打っておく必要がありそうです。

Bちゃんが可哀想……

ママたちからはBちゃんに対して同情の声も寄せられました。
『投稿者さんたちも大変だなと思ったけど、親からそんな扱いを受けてるBちゃんが不憫でならない……』
『私がBちゃんなら、親が妹だけ送迎して自分はほったらかしなんて精神的に不安定になりそう。妹だけかわいがってるみたいで腹立つわ。なんで2人とも送迎してあげないんだろう』
もちろん投稿者さんやAちゃんママもBちゃんママの行動には頭を悩ませていることでしょう。しかしこちらのママたちは、親からあまり大切に扱われていないようにも見えてしまうBちゃんのことを心配する声があがりました。母親が妹のことは送迎するのに自分のことはほったらかし……となっては、「ママは私のことを好きなのかな」と不安定な気持ちになることもあるかもしれませんね。

Bちゃんママに話したけれど……

さて投稿者さんは今一度、Bちゃんママに話をした様子です。
『Bちゃんママに「これから帰りも暗くなるしお迎えにきてあげて」と言ったところ「Bはもう1人で行き帰りできるんだけど」と不満そうにしながらも「じゃあ次はBが終わるまで待っている」と言っていました。しかし予想通りというか、次の日にスイミングに行くとやはりBママは迎えに来ていませんでした』
「Bちゃんのことを迎えに来てあげて」と話した投稿者さん。Bちゃんママはしぶしぶながらも「わかった」と返事をした様子です。しかしまたスイミングの日になると、結局Bちゃんママはお迎えには来ていなかったのだそう……。
『Bちゃんに「今日は用があるから別々に帰るね」と伝えたら「暗いから怖くて帰れない」と言っていました。なのでスクール側に「Bちゃんの親御さんが来ていないので迎えに来てもらってください」と伝えて、Aちゃんと娘と3人で帰りました』
投稿者さんはBちゃんに「今日は一緒に帰れないんだよ」と伝え、スクール側には「Bちゃんの親御さんに連絡をしてあげてください」と話して帰宅しました。投稿者さんの行動からは「このまま善意に付け込まれたくない」という強い気持ちが見て取れますね。

投稿者さんの決断は？

さて投稿者さんはあることを決意したようです。
『スイミングの曜日を変更することにしました。でもBちゃんママは、また私たちと同じ曜日に変更してくると思います。「もう送り迎えはできない」と言うつもりです。何かあればスクールに伝えてBちゃんママに迎えにきてもらうようにします』
投稿者さんはAちゃんママと相談をして、スイミングの曜日を変更することにしたようです。もしまたBちゃんも曜日を合わせてくるようなことがあったとしても、今後は送迎をするつもりはないと話しました。スクール側からBちゃんママに連絡をしてもらってお迎えに来てもらう……という方法はとてもいいアイディアに見えますね。

習い事の送迎を無理矢理押し付けられ、困惑してしまった投稿者さん。善意に付け込まれるようなやり方をされてはイライラが募るのも無理はないでしょう。今回は投稿者さんが曜日を変えるという方法で相手との距離を取ることにしたようです。この方法でトラブルが解決するといいですね。

文・motte　編集・荻野実紀子　イラスト・マメ美