

【まんが】イヤイヤ期の息子が道端で座り込んで動かない。解決に役立ったアイデアは<怒らない育児>
今回は友人たまさんの息子が幼稚園へ入園してすぐのころのお話です。
一日の疲れが出るからでしょうか。幼稚園からの帰り道で「うわーん!」と突然泣いて座り込んでしまうことがありました。 私は、このときまだ歩き出す前の次男をおんぶして息子の送迎をしていました。
(困ったなぁ。こうなるとしばらく続くぞ……抱き上げるにも次男をおんぶしながら暴れる息子を抱っこして家まで歩くのは厳しい……)
「ほら立って! がんばろ~」
「おうち帰ろうよ」
「疲れたよね~やだね~。でもママも疲れたよ……」
通りすがりの人の「あらあら~」という声に苦笑いで応えながら、なだめたり、励ましたり、強めの言葉で諭したり。なんとか自力で歩いてもらおうと息子に声をかけます。しかし泣いてばかりでテコでも動かなそうな息子。大きな泣き声で周囲の注目を浴びてしまうことに内心焦る私のことなんて理解できるはずもなく……。
(はぁ。どうしようかなぁ)
焦っても変わらない事態に疲れてきて、あきらめのような気持ちになってきたときです。
泣いている息子を見るとぎゅっと固く目を閉じてしまっていることに気が付きました。
私(こんなにぎゅっと目を閉じてたら、話を聞くどころか周りなんて全く見えないんだろうなぁ)
そんな息子の様子を見ているうちに、ふと思い付きました。私はおもむろにスマホを取り出し……。
写真の中にある景色と、目の前の景色が同じ……? こんなものが近くにあったの? と気づき驚いているようです。息子はじっと写真を見ているうちに泣き止んでいました。
(よし! 落ち着いてくれるかも。このままうまく誘えたら……)
私は、息子が関心を持ってくれた様子に手ごたえを感じ、もう一息だと明るく声をかけました。「この写真と同じ看板あるかな? 一緒に確かめに行こうよ!」
私がそう言うと、岩のように座り込んでいた息子がスッと立ち上がりました。うれしくて笑みがこぼれました。
それから息子は順調にパン屋の看板目指して歩くことができました。そして、立ち止まって写真と見比べて「おんなじだね~!」と大喜び。
しかし目標に到達するとまた動きが止まってしまうので、再び、もう少し遠くの景色を撮影して息子に見せます。そうすることで次の目標を持ってもらうのです。
私「さぁ次は? 写真の中のこれはどこかな~?」
息子はまるで宝探しの探検をしているかのように、目標に向かって次々と歩みを進め、無事、家に帰ることが出来ました。
何度か繰り返していくうちに、写真を撮らなくても歩いてくれるようになりましたが、入園してすぐのころはとても助けられた方法でした。
息子が大きくなった今でも、ふと「あんなときもあったな」と思い出します。
文、イラスト・Ponko 編集・秋澄乃
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