

ママたちの輪に入れずいつもひとりぼっち……。その原因は?
2021.05.04 06:10
提供:ママスタ☆セレクト

子どもが集団生活を送るようになると、ママにも新たなコミュニティができることもあるでしょう。しかしみんながみんな、新しい環境で周囲の人とすぐ馴染めるわけでもなく、誰かと仲よくなりたいと思っていてもうまくいかないこともあるのかもしれません。
今回ママスタコミュニティに寄せられたお悩みは、ママ友がなかなかできない原因は何かと悩んでいるママからのものでした。
『いつもひとりぼっちになっちゃう、どうしてだろう。今日も幼稚園のお迎えでひとりぼっちになってしまった。挨拶は意識してやっているんだけどなぁ。前年度、少し幼稚園のお手伝いをさせてもらったときに一緒だったお母さんたちともお話しできないまま……。近所の公園でも、挨拶はするけれど結局違うお母さんたち同士で話していて、私はなかに入れない。少し話ができても、すぐ違うお母さんのところに行かれてしまう。何が原因だと思いますか?』
人と人との付き合いというのは、得手不得手もありますので、いちがいに何が原因なのかを判断することは難しいかもしれません。それでも原因がわかれば何かが変わるかもしれない。投稿者さんはそう思ったのかもしれませんね。
ママたちは意外に孤独?続々と寄せられた共感の声
『私と同じだね。話していてもつまらないって思われているのかも。子どもと遊んでいればいいよ。あとあまり気にしない方がいいかもね、気になるけど』
『私も小学校でそうだよ。挨拶されたのに、他のお母さんと話しがしたいのかすぐ違う人の所へ行かれてしまう。今日も保護者会だったんだけど同じような扱いだったわ。そのせいでなんかモヤモヤしている最中』
ママたちから寄せられる「自分も同じ」という声に、人付き合いの難しさがひしひしと伝わってきそうです。
楽しそうに話に花を咲かせているママたちを見ると、自分だけが輪に入れずおかしいのだろうかと感じてしまうのかもしれません。しかし実際は、ひとりぼっちでポツンとなっているママも少なくはないようです。
すでにできあがっている人間関係の輪に入ることは難易度が高いのかも
『ただ単に輪ができあがっているだけじゃないかな? 幼稚園の頃って子どもも親も視野が狭いんだよね。小学校から中学校、高校へと進んでいくと、親も子どもも視野が広がって、孤独感とかは少なくなっていくんだけどね』
『幼稚園で仲がいいママ友ってプレのときから一緒だったり、よちよち歩きのときから公園で会っていたりとか、そこそこ関係を積み重ねてきた人たちだったりするんだよね。もしくは上の子がプレのときからの友だちだったとか。投稿者さんが悪いわけじゃなくて、みんな純粋にすでに仲がいい人と話したいだけだと思う』
幼稚園のプレや習い事、近所付き合いなどで、幼稚園に入園する前にすでにママ友関係ができあがっている人もいるようです。そのような人間関係の輪に入ることは、とても勇気や度胸が必要で、難易度も高そうです。
相手にしてみても新たな人間関係の構築をするより、すでにできあがっている人間関係の方を無意識に選んでしまうのかもしれません。そう考えると投稿者さんが原因でひとりぼっちになってしまっているとは言い切れなさそうです。
ひとりぼっちにならないためにはどうすればいい?
投稿者さんが投げかけたお悩みに対し、ママたちから寄せられたアドバイス。すべてが正しいわけでも間違っているわけでもないと思いますので、ご自身のなかで気になるアドバイスがあれば、ぜひ参考にしてみてください。
挨拶は基本。その上で必要なことは?
『挨拶するのは当たり前として、笑顔・明るさ・フレンドリー。このうち足りないものはある?』
ママからのアドバイスとして投げかけられたこの言葉。たしかに挨拶は基本として考えたほうがいいのかもしれませんね。挨拶ひとつにしても相手に与える印象はかなり違ってくるもの。自分ではできているつもりでも、相手から見たら堅苦しさやぎこちなさが伝わってしまうかもしれません。
仲良くなるまではそのような些細なことがきっかけで、関係性に進展がうまれず悩むママもいそうです。鏡の前で笑顔を作ってみる、声のトーンを少しだけ高くしてみるなど、自宅で練習してみてはいかがでしょう?
話し上手なママに人気が集まるのかも
『話が続かないタイプかな? ごめんね、こちらが話を振っても続かないタイプは、疲れるから自然と離れちゃうわ』
『話し上手な人以外は、聞き上手になれば人が集まるんじゃない? 相手が話したことをきちんと聞いて興味を示す。自分の話は聞かれたことだけを話すとか』
話題が豊富であったり、会話が途切れなかったりするなど、話していて楽しい気分になれる人には周りの人も引き寄せられるのでは? といった声も寄せられました。会話が苦手な場合は聞き役に回ることもひとつの手ですが、聞き上手というのは話を聞くだけの人ではないので、きちんと話に興味を示さないと、「聞くだけ」になってしまい会話が続かなくなるのかもしれませんね。
テレビに出ている芸能人や有名人、周囲の人で話をしていて楽しそうな人はいませんか? もし少しでも気になる人がいたらその人をよく観察してみてください。観察して真似をしてみることで、自分のいい所や足りない部分が見えてくるかもしれませんよ。
ひとりでいることは悪いことじゃない。気になるならできることからはじめてみよう
いつもひとりぼっちになってしまう自分は何がいけないのか。そのように問いかける投稿者さんへのアドバイスは、何かアクションを起こそうというものばかりではありませんでした。
『自然体でいることが一番いいよ』
『子ども同士も仲よくなくちゃ、話す機会ってあまりないよね』
『ママ友はできたらできたで、いろいろあるよ?』
会うたびに楽しくお喋りできるような仲よしのママ友ができればいいですが、そのためにムリをしては気持ちがしんどくなってしまうかもしれませんよね。
ママたちの輪に入れずにひとりでいることは、それほど悪いことでもないと思います。そのようなことよりも大事なことは、笑顔で挨拶ができることや、会話になったときにたとえ短時間でも丁寧に受け答えができるかどうかではないでしょうか。ひとりぼっちになってしまう原因を探すよりも、まずは相手によい印象を与えることからはじめてみてはいかがでしょう。
ムリせず自然の流れに身を任せて、自分がされて嬉しいことを続けていれば、何かが変わるかもしれません。たとえ何も変わらなかったとしても、自分を変えようと努力したことは、きっとムダにはならないはずです。子育てと同じく、できないことを意識するより、できることを伸ばすように意識して、ムリせずいきましょう!
文・櫻宮ヨウ 編集・山内ウェンディ イラスト・マメ美
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