【後編】「3人目は作らないで」不妊治療中の義姉が、妊娠中の私にぶつけた気持ち。今後の関係はどうすればいい?
義実家に訪れた際、不妊治療している義姉と鉢合わせてしまった私。
義父のひと言により、姉の顔は真っ青にそして引きつったものになっていきました。そんななか義姉から発せられた言葉は……。
私と夫は唖然として言葉を失います。 それを傍らで見ていた義父は怒りをあらわにし、義母はひたすらうろたえます。
義父「お前、何を言っているんだ……! 俺たちに、孫に会うなって言うのか!」
義姉「お父さんとお母さんも……! 頼むからもう『私の子どもを見たい』っていうのはやめて。私だってそうしてあげたいけれど、できないの! しょうがないじゃない!」
そして最後には、義姉はこんなことを言い出しました。
義姉「お父さんもお母さんも、もう、リオちゃん(私の娘)を可愛がらないで……!」
義父「お前、いい加減にしろ!」
夫「姉貴! リオは関係ないだろ!」
義母「もうやめて、みんな……! 百合子(義姉)、ちょっと落ち着いて? 隣の部屋に行きましょう?」
義母が義姉を隣の部屋に連れ出します。娘はおびえて私に抱き付きながら震えています。
義姉の気持ちをぶつけられた私は、正直(なんで私があんなことを言われなくちゃいけないの?)と、心に深いダメージを負いました。 何の気なしに立ち寄った義実家でしたが、とんでもない修羅場になってしまったのです。
その日の夜。
娘を寝かしつけた後、改めて夫とこれからのことを話し合いました。 あの後、義母から改めて電話があり、「義姉のことは気にしないでこれからもどんどん遊びに来てほしい。孫娘とも生まれる赤ちゃんともたくさん会いたい」 と言われました。
けれど……
夫と何度も話し合い、今後は義両親が孫に会いたいときはうちに来てもらうこと、盆正月などは義姉夫婦とは日程をずらしなるべく会わないようにする、義姉夫婦とは疎遠にする、というところに落ち着きました。それから子どもの人数はもちろん制限しない、授かったら産むことも改めて確認しました。
義姉が不妊に悩み追い詰められていたこと、周囲からの心ない言葉に傷ついて来たことは同じ女性としてすごくよくわかります。けれど、ああいう言われ方をされても、私としても何もできることはありません……。ほろ苦い結末になりましたが、気持ちを切り替えて子育てと、これからの出産に落ち着いて挑みたいと思います。
※この漫画はママスタコミュニティを元に作成しています。完全なノンフィクションではありません。
原案・ママスタコミュニティ 脚本:大島さくら 作画・いちと 編集・荻野実紀子
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