旦那さんに「大事な話がある」と言われたら、みんなは何を想像する？お金や離婚、義親のこと……？

昨日まで普段どおりだった旦那さんの様子が、今日になって急におかしくなったり、あらたまった顔つきになったりすることはありませんか？　もし旦那さんにこんなことを言われたら？　とあるママさんが、ママたちの意見交換の場であるママスタコミュニティに質問をしています。
『もし旦那に「今夜大事な話がある」と言われたら何を想像する？　普段の関係、様子、環境などによって皆の想像が変わるよね』

急に改まった旦那さんから深刻な感じで「大事な話がある」と言われた……。皆さんも想像してみてください。どんなことだと思いますか？　他のママたちは何を想像したのでしょう。早速紹介していきましょう。

深刻そうな感じの旦那さんの言葉。ママたちは何を想像する？

本気で避けたい！「義親との同居」
『義母との同居。そのまま離婚話に持って行くと思う』
『義母と同居するか、施設に入れるかの相談一択だな。それ以外はない』
『実家の親を呼んで一緒に暮らすか、実家に引っ越すかだと思う。子どもたちの学校があるから呼ぶになると思う。もう旦那の両親は80歳過ぎの高齢で足腰が弱い。同居して私に介護をさせようとするかも。そうなれば離婚』
ママたちにとって義両親との同居は、できるだけ避けたいことの1つでしょう。仮に義両親と仲がよくても、ときどき遊びに行くのと同居では意味あいが違ってきます。それを承知で話すとなると深刻さは増しますし、旦那さんなりに覚悟を決めた「大事な話」になってきますね。
今後どうしよう……「体調や健康の悪い知らせ」
『少し前に健康診断を受けたから、結果が悪かったのかなと思う』
『昨年に実際あったなぁ。そのときはガンの報告だった。頭が真っ白になった』
健康診断の結果が悪かったり、何かしらの病気が見つかった場合、旦那さん自身もショックを受けてしまいます。またそれをママたちに話すとなると、心配をかけるし、おそらく仕事のことやお金のことも心配でしょう。体のこと家計のことの両方を考えると、深刻になるのは当然といえそうです。
「借金があること」
『うちは借金だったよ。離婚した』
『友達は借金だった。ギャンブルで1千万円まで借金が膨らんで、どうにもならないと言われたみたいで、離婚していたよ』
お金のことは夫婦で共有しておきたい大切なことですね。でも借金となると話は別。ママたちには話しづらく、相談するタイミングも難しいはずです。そのためずっと隠していた借金があると結婚後に言われることもあるようです。一般的な家庭で対応できる金額ならまだいいのですが、数百万円、数千万円になると手に負えません。コメントにもありますが、借金があると言われて離婚をしたママもいます。そのくらいお金のことは隠して欲しくないことですね。
収入の面で心配も。「仕事関係の良くない話」
『田舎に転勤かなと思う』
『会社経営なので、経営状況が悪いとか事業縮小とかかな』
『仕事を辞めたいと言うと思う』
『倒産した。かな』
旦那さんの収入だけで生活が成り立っている家庭では、仕事が順調でないと不安ばかりになってしまいます。日々の生活費もそうですが、子どのの教育費、夫婦の老後のお金なと今後必要になるお金も高額です。家計を支えていくという意味でも旦那さんの仕事は鍵になりますから、「大事な話」と深刻に言われると、もしや仕事のこと？　と思ってしまいます。
もしかして……。「離婚や浮気について」
『あっちで好きな人できた、かなぁ。今単身赴任だから』
『あー、これ実際あったわ。旦那が不倫中に相手の旦那が尾行してばれて言い争いになり、私を含めて4人で話をしたいと言われた』
『不倫がバレたのかと冷や汗が出る』
旦那さんがやけに神妙な顔つきで「話がある」という場合、離婚を想像するママも少なくありません。もしかしたら、旦那の浮気どころか、ママ自身の不倫まで！　まさにドキリ！　どう対応していいのか悩みどころです。

「大事な話がある」と言われたときのママさんの心境は？

『いろいろ考えられて心臓が潰れそう……。想像しただけで潰れそう……。心臓が痛い……』
『前向きな話ではないと予想ができるから、とりあえず心の準備をする』
『考えるのが面倒くさいから「もったいぶらずに早く言え！」と思う』
『昼間に電話で「帰ったら話がある」と言われて気になり過ぎた。「どんな話か言わないなら変に匂わせるのやめてくれない！？　1日中なんだろなんだろとモヤモヤする方の気持ちになってみなさいよ！」とキレたわ』
いつもとは違う真剣で深刻な旦那さんの言葉に、「いい話」を想像するママはいませんでしたね……。どうしたって想像するのは悪いことばかり、心配で何も手につかなくなってしまい、話の内容が判明するまでの「あれこれ想像してしまう待ち時間」はストレスでしかありません。実際はママたちが思っているほどの深刻さがない可能性もゼロではありませんが、「もう！ どんなことであっても早く話して！」というのがママたちの本音でしょう。

話の内容が判明した後は。返事は焦らずに、じっくり考えてもいい

いつもとは違うテンションで「大事な話がある」と言われると、なんだか悪いことを想像してしまいがち。このトピックで筆者も「もし言われたら……」と考えてみたのですが、「仕事のことかな」「体調のことかな」とやはりどちらかというとネガティブな内容を想像してしまいました。

いい知らせであれば2人で喜びを分かち合えばいいと思いますが、もし悪い知らせであっても、まずは旦那さんの話に耳を傾けてみましょう。内容によっては旦那さんも勇気を出したのだと思います。その気持ちを汲んであげることも大切ですね。そうして、ママさんの判断を仰ぐような内容であった場合には、ママさんも冷静になって考える時間を取るといいのではないでしょうか。

その瞬間の感情に流されてしまっては、正しい判断ができません。「今すぐには返事ができない」と正直に話して、「3日間考えるね」など期限を決めてみましょう。そうすれば旦那さんも「返事はいつだろう」と心配することもありません。夫婦にとって重要なことであればあるほど、時間をかけて慎重に考えていきたいものです。

文・川崎さちえ　編集・blackcat　イラスト・Ponko