「アイドルになって一番悲しかったのは口座残高がゼロだったとき」苦労続きのK-POPアイドル、日本デビューを目指しJ-POP楽曲でチャレンジするも「完成度が低い」「やりすぎ」

「アイドルになって一番悲しかったのは口座残高がゼロだったとき」苦労続きのK-POPアイドル、日本デビューを目指しJ-POP楽曲でチャレンジするも「完成度が低い」「やりすぎ」

2024.10.26 12:00
提供:ABEMA TIMES

 ボーイズグループリアリティサバイバル番組『Re:Born』第5話にて「J-POPミッション」が開始し、AIMERSがSPYAIRの楽曲を披露するも、厳しい評価を受けた。

【映像】「残高ゼロ」当時のK-POPアイドルの生活

 『Re:Born』は、『PRODUCE 101 JAPAN SEASON2』『SHOW ME THE MONEY』を手がけた日韓トップクラスの制作陣が集結し、K-POPボーイズグループ12組が日本デビューをかけて真剣勝負を繰り広げる番組。AIMERS、BeMAX、BXB、DIGNITY、DKB、DXMON、EASTSHINE、E'LAST、L5ST、WAKER、WEUS、XODIACが参加し、AIMERS、DKB、DXMON、EASTSHINE、E'LASTの5組が2次競演に駒を進めている。番組のMCは“アジアのプリンス”ことチャン・グンソクが務める。

KARAギュリ「自分が興奮するのは大きなミス」と先輩アイドルの視点で指摘

 2次競演は「J-POPミッション」。1次競演で1位に輝いたAIMERSは、高い期待を受けながらステージに上がる。2023年にはオリコンデイリーチャート2位に輝いた経験も持っており、すでに日本市場への足がかりを持っているとも言えるグループだ。

 練習期間のある日、緑に囲まれた漢江で束の間の休息を楽しむ6人。ピザを頬張りながら、過去の過酷だった日々を回想する。スンヒョンは「お金がなくて、引き出しを開けては100ウォン、500ウォンとお金を集めて、900ウォンのカップ麺を買って食べて食事を済ませていた」と語り、「アイドルになって一番悲しかったのは、口座の残高が0ウォンだったとき。寮にあった賞味期限切れのお菓子や、ファンの方に送ってもらったものを食べて食事を済ませていた」と振り返る。

 掃除や工事現場など、いろいろなバイトも経験してきたメンバー。ウンジュンは「デビュー前は芸能人は稼げると思って始めたのに、とんでもないほど違いました」と苦笑い。そんな過去があるからこそ、今があると笑う。彼らが2次競演で披露するのは、SPYAIRの「サムライハート」だ。スンヒョンは歌詞やSPYAIRについて調べたといい、「SPYAIRは僕たちと似ている。彼らは路上ライブをたくさんやって、今の地位に上り詰めたんだ」とメンバーに話した。

 パフォーマンスの振付はメンバーがすべて創作。アクロバティックも盛り込み、AIMERSは意欲的に練習を重ねる。本番のステージにはTシャツとジーンズをまとって現れた。ロックサウンドに合わせて、スタンドマイクを活用した「サムライハート」のパフォーマンスを見せていく6人。溌剌としたダンスを繰り広げ、「Hey!! Hey!! 応えて 誰かいませんか?」という歌詞を、自分たちに重ねて歌い上げていく。終盤ではアクロバットも無事に成功。しかしボーカル面では、不安定さが目立ってしまうステージとなった。

 険しい表情の審査員たち。キム・テウは「これはロックだけど、それをパフォーマンス的に見せようとするから、全部流れていった感じがしました。スタンドマイクを持ってきたから歌唱を披露するのかと思えば、サビのパートでいきなりスタンドマイクを捨てて、普通にアイドルダンスをしながら合唱で消化しようとしたのが残念でした」と伝える。

 シン・ユミは「清涼なボーカルでロックサウンドを歌った感じ。今のバージョンが好きな人もいると思います。でもエネルギーがあるのと完成度が高いのは違うんです。完成度はけっこう低かったです。本人たちも気づいているでしょう?ボーカルで不安定な姿を見せましたね」と、音程を外したメンバーに厳しいひと言。またKARAのニコルは「エネルギーが伝わらない。この曲を消化するのは難しかったのでは」、ギュリは「アイドルは楽しく見えなければいけない。自分が興奮して音とリズムを外してしまうのは大きなミスです。エネルギーは受け取ったけど、少しやりすぎでした」と鋭いアドバイスを届けた。

(『Re:Born』/ABEMA K-POPチャンネル)

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