ENHYPEN(左上から時計回りに)/JAY(ジェイ)、SUNGHOON(ソンフン)、NI-KI(ニキ)、SUNOO(ソヌ)、JUNGWON(ジョンウォン)、HEESEUNG(ヒスン)、JAKE(ジェイク)(提供写真)

ENHYPEN、ファンの合唱に感無量で“倒れる”「涙出ちゃうところだった」<「BEAT AX」ライブレポ&セットリスト>

2024.01.18 12:00

グローバルグループ・ENHYPEN(エンハイプン)が、16~17日に神奈川・横浜アリーナにて開催された日本テレビ主催の音楽イベント「BEAT AX(ビートアックス)」に出演。ここでは16日公演の様子を紹介する。


ENHYPEN、冒頭から大迫力パフォーマンス

ENHYPENはJUNGWON(ジョンウォン)・HEESEUNG(ヒスン)・JAY(ジェイ)・JAKE(ジェイク)・SUNGHOON(ソンフン)・SUNOO(ソヌ)・NI-KI(ニキ)からなる7人組グローバルグループ。Mnetの超大型プロジェクト「I-LAND」から誕生し、2020年11月に韓国デビュー、2021年7月に日本デビューを果たし、2023年にはK-POPボーイグループ史上最速で東京ドーム単独公演を実現させた。

今回のイベントのトリを担ったENHYPENは、「Blessed-Cursed [Japanese Ver.]」「Blockbuster」と会場のボルテージを一気に上げるアップテンポナンバーからスタート。激しくも一糸乱れぬパフォーマンスで横浜アリーナを熱気で包んだ。

ENHYPEN、横浜アリーナカムバックで歓喜

1人1人が日本語で自己紹介し、SUNGHOONは「2022年に初めてのワールドツアー『MANIFESTO』でここ横浜アリーナに来たことがありますよね」と回顧。HEESEUNGは「またこのステージに立つことができて本当に嬉しいです」と喜びの気持ちを伝えた。

JAKEが「皆さん、後悔なく楽しむ準備できてますか!?」と煽り、JAYは「今日もかっこいいステージをいっぱい用意してますので、楽しんでください」と呼びかけ。NI-KIが「ENGENE(エンジン/ENHYPENのファンネーム)が大好きなダークな魅力をお見せします」と言うと、そのコメント通り「Drunk-Dazed [Japanese Ver.]」「Bite Me [Japanese Ver.]」でENHYPENの強みでもある妖艶かつダークなコンセプトで引き込んだ。

SUNGHOON「ENGENEは綺麗です」

HEESEUNG・JAY・SUNGHOONのMCタイムでは、HEESEUNGが「ENGENEの皆さんはエネルギーが本当に溢れていて(自分も)コントロールができません!」と会場の熱に自身も影響されたと告白。JAYはワールドツアーの横浜アリーナ公演にも来ていたファンがいるか尋ね、手を挙げた大勢のファンを見て「すごーい!嬉しい!」と興奮。「『いつかまた横浜に戻ってきます』って言ったんですけど、よかった!また会えて!」と当時から応援しているENGENEとの再会を喜んだ。

またHEESEUNGは「ENGENEの皆さんから新しい日本語を学んでみましょうか?」と客席のファンとコミュニケーション。最近覚えた日本語のトークを繰り広げ、SUNGHOONは「ENGENEは…全部綺麗!ENGENEが綺麗ですね」と一生懸命日本語で伝え、ファンを沸かせていた。

JAKE「ENGENEは僕のもの」

JUNGWON・JAKE・SUNOO・NI-KIのMCタイムに切り替わると、JAKEは最近覚えた日本語として「ENGENE、僕のものです」とキュートに放って沸かせた。

さらにJAKEは「ラーメンも僕のものです」と“ENGENE”を自身の好物である“ラーメン”に変えて応用し、戻ってきたSUNGHOONが「ラーメンつけ麺…」と言ったところで、すかさずJUNGWONが「僕イケメン!」とドヤ顔。日本のギャグで盛り上げていた。

ENHYPEN「BLOSSOM」披露

ENHYPEN「BEAT AX」Vol.2(提供写真)
ENHYPEN「BEAT AX」Vol.2(提供写真)
そしてSUNOOが「次に披露するのは、僕たちにとってとっても大切な曲です」と次の楽曲を紹介。NI-KIは「ENGENEの皆さん、なんとなくわかってると思いますが…」とファンをざわつかせ、「ファンの皆さんやこうやって今日出会えた皆さんへの感謝の気持ちを込めて歌うので、もし知っている方がいれば一緒に歌ってください」と日本オリジナル曲初のバラード「BLOSSOM」へ。ステージ全体がピンクのライトに照らされる中で、1人1人が美しい歌声を響かせた。

会場が一つになり、NI-KIの「盛り上がる準備できますか!?」という掛け声に続いて「Go Big or Go Home」をパフォーマンス。HEESEUNGがJUNGWONに肩を組みに行ったり、NI-KIがステージの縁に腰掛けファンへ接近したり、全員で飛び跳ねたりと、熱いステージを見せた。

ENHYPEN、ファンの合唱に“倒れる”「涙出ちゃうところだった」

最後のMCタイムでは、NI-KIが「ENGENEの皆さんにやっぱり頻繁に会えるわけじゃないので、『BLOSSOM』一緒に歌えますか?」、HEESEUNGが「今日のENGENEの歌声がどんなに素敵か、ちょっと聴いてみたいと思います」と言い、ファンたちが「BLOSSOM」をアカペラで合唱。会場一体となり響かせた歌声にENHYPENは感動し、「すごいじゃん…」「最高!」と胸を押さえ、メンバーが次々に床に倒れてしまう…という展開に。メンバーたちのユーモアたっぷりの“団体芸”に、笑いが巻き起こっていた。

SUNGHOONは「歌がすごく嬉しい、すごく綺麗、美しい!」「ENGENEの声が本当に綺麗。僕よりも」と絶賛し、SUNOOも「ENGENE~!可愛い!!」と直球の褒め言葉を放った。JAYは「涙出ちゃうところだったよ。『もしもし涙さんだよ~』とか急に来ちゃう曲」と個性的な語彙で「BLOSSOM」の合唱について語り、「なんだっけ?『ときめき』!」と感じた気持ちを日本語で正確に表現。JUNGWONは「ときめき」の意味が「キュンキュン」と似たような意味だと知り、「ENGENEキュンキュンです!」「ENGENEの声はハチミツより甘いです」と可愛らしくトーク。JAYはそんなJUNGWONの頭を撫で、会場からは一層大きな歓声が上がった。一連での日本語でのトークで会場を沸かせた。

ENHYPEN、ラストまでボルテージMAX

ENHYPEN/(左から)NI-KI(ニキ)、JAKE(ジェイク)、HEESEUNG(ヒスン)、JUNGWON(ジョンウォン)、SUNGHOON(ソンフン)、SUNOO(ソヌ)、JAY(ジェイ)(提供写真)
ENHYPEN/(左から)NI-KI(ニキ)、JAKE(ジェイク)、HEESEUNG(ヒスン)、JUNGWON(ジョンウォン)、SUNGHOON(ソンフン)、SUNOO(ソヌ)、JAY(ジェイ)(提供写真)
その後はメンバーたちが来場者へペンライトでウェーブを作ることを提案し、ウェーブととともに花道を走って会場と一つに。さらにテンションが上がったHEESEUNGはTikTokでバズっている“スリックバック”を花道で披露していた。

最後にはNI-KIが「もっとやりたい人~?明日も来る人~?」と名残惜しそうにするファンへ問いかけ、JUNGWONがENGENEのみならず全出演グループのファンネームを呼び「今日素敵な時間をともにしてくださって本当にありがとうございます」と感謝。NI-KIは「こうしてまた皆さんとお会いできるように、そして日本もたくさん来れるように頑張るので、皆さんまた絶対に遊びに来てください!」とメッセージを送った。

そして2023年11月にリリースされた最新アルバム『ORANGE BLOOD』に収録された「Sweet Venom」のサビ部分、人差し指を口の前で立てて首を左右に揺らすダンスを来場者へレクチャー。会場が一体となり一緒に踊っていた。

全ての楽曲が終わった後も7人のファンサービスは止まるところを知らず、皆でステージを一周したり、JAYが「横浜叫べー!」と煽ったり、JUNGWONが「おやすみなさい、愛してる」と可愛らしい日本語を披露したりと、ラストのラストまで盛り上げきったENHYPEN。一度捌けた後もひょっこり壁から顔を覗かせたりと、どこまでも愛嬌たっぷりな姿で最後まで魅力溢れる姿を見せた。

ENHYPENセットリスト

1.Blessed-Cursed [Japanese Ver.]
2.Blockbuster
3.Drunk-Dazed [Japanese Ver.]
4.Bite Me [Japanese Ver.]
5.BLOSSOM
6.Go Big or Go Home
7.Sweet Venom

「BEAT AX」

「BEAT AX」Vol.2(提供写真)
「BEAT AX」Vol.2(提供写真)
「BEAT AX」は国や地域、ジャンルも超えた、豪華アーティストの祭典。今回の公演には、ENHYPENのほか、&TEAM(エンティーム)、BOYNEXTDOOR(ボーイネクストドア)、MAZZEL(マーゼル)、WATWING(ワトウィン)が出演した。(modelpress編集部)

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