トックマンドゥスープを作るパク・ソジュン「食べて会おう!パク・ソジュンといっしょ!bibigo パーティー」(提供写真)

パク・ソジュン、徹底した役作り明かす「たくさん考えて悩みます」

2023.01.09 19:52

韓国の俳優パク・ソジュンが9日、日本で行われた食品ブランドのイベント「食べて会おう!パク・ソジュンといっしょ!bibigo パーティー」に出演。5年ぶり来日単独イベントとなり、日本でも人気の作品について役作りを振り返った。


パク・ソジュン、5年ぶり来日単独イベント

キャンペーンに当選したファンのみが参加できるレアイベントで、会場の観客のほか、1万人を超える視聴者がオンライン視聴。ソジュンの家に招くというコンセプトでソファとキッチンが用意されたステージにアイボリーのニットを着たソジュンが登壇すると、会場は黄色い歓声に包まれた。

「食べて会おう!パク・ソジュンといっしょ!bibigo パーティー」(提供写真)
「食べて会おう!パク・ソジュンといっしょ!bibigo パーティー」(提供写真)
「皆さんこんにちは、パク・ソジュンです」と日本語で挨拶すると、カメラに向かって両手を振ってアピール。「5年という時間が経ってしまったんですけど、お会いしたら皆さんに聞きたいことがありました。元気でしたか?」と問いかけた。

年明け2日にも名古屋で開催された「KROSS vol.1-kpop masterz-」出演のため来日していたソジュン。2022年の12月31日から2023年1月1日にかけて家族で過ごし、名古屋に行った後は再び韓国に戻りスケジュールをこなし、再来日したと多忙ぶりを明かした。

パク・ソジュン、徹底した役作り語る

着用したエプロンに直筆サインを入れて見せるパク・ソジュン「食べて会おう!パク・ソジュンといっしょ!bibigo パーティー」(提供写真)
着用したエプロンに直筆サインを入れて見せるパク・ソジュン「食べて会おう!パク・ソジュンといっしょ!bibigo パーティー」(提供写真)
イベントでは商品を使って得意な手料理を披露し、オススメのレシピを紹介することに。緑色のエプロンを着用したソジュンは韓国でお正月に食べるというトックマンドゥスープを調理。「誰かに作ってあげるのも好き」というソジュンは慣れた手つきで、コムタンスープにワンマンドゥ(餃子)とトック(餅)を入れて煮込み、その場でMCの古家正亨が試食した。

役作りの話題になり、料理が得意な役柄を演じた際を回顧し、「料理が上手に見えなければいけなかったので、包丁の使い方を慣れるために努力をしました」と撮影時のエピソードを披露。また、別の作品では左利きの役だったため、普段は右利きだが「2ヶ月間ずっと左手を使っていました。ただ字を書くのは無理でした」と徹底した役作りを明かした。

アイボリーのニット姿で登場したパク・ソジュン「食べて会おう!パク・ソジュンといっしょ!bibigo パーティー」(提供写真)
アイボリーのニット姿で登場したパク・ソジュン「食べて会おう!パク・ソジュンといっしょ!bibigo パーティー」(提供写真)
さらに苦労した役作りを深掘りされると、「何かの人物を演じるときに最初に考えるのはその人物について台本にのっていない過去や子供の頃にどんな生き方をしてきたのか、そしてどんな環境で育ってきたのかその人生を考えるんですね。そしてどんな感情を持って生きてきたのかたくさん考えて悩みます。そのためにそれを表そうと思ってキャラクターの癖や習慣を自分で作っていくんです」と演じるキャラクターのバックボーンから人物像を作り上げていくと説明。

某代表作での頭をかきあげる仕草についても、「何らかの感情の変化があったときに見せたいと思って僕が作った習慣」と明かし、「1つのキャラクターを完成させていくとそれが1つのシグネチュアになるんじゃないかなと思って、いつもそんな風に悩んでアプローチしています」と語ると、考えられた役作りに会場からは拍手が起こっていた。

このほか、イベントでは事前に募集したファンからの質問に対して回答する質問コーナーが行われ、最後に日本の年始の恒例行事である書初めにも初挑戦した。(modelpress編集部)


パク・ソジュン プロフィール

1988年韓国ソウル生まれ。今韓流スターで最もホットと言われる韓国人俳優。 2018年からはグローバル韓食ハンシクブランド「bibigo」のイメージモデルを務めている。2020年ドラマ『梨泰院クラス』では主人公のパク・セロイを演じ、日本でも社会現象を起こすほど大ヒットした。『キム秘書はいったい、なぜ?』など、数々の話題作に出演。2023年にも『ドリーム』『コンクリートユートピア』など主演映画が公開予定。アジアンフィルムアワードライジングスター賞(2019)、韓国観光の星観光寄与者分野功労者部門受賞(2018)など様々な賞を受賞。
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