キム・ジヌ、ソン・ミノ、イ・スンフン、カン・スンユン (提供写真)

WINNER、日本ツアー感動のファイナル 客席でファンに神対応&MCが胸打つ「心が複雑です…」<ライブレポ/セットリスト>

2018.10.09 07:01

BIGBANG、iKON、BLACKPINKらを擁するYG ENTERTAINMENTのボーイズグループ・WINNER(ウィナー)が8日、日本ツアー「WINNER 2018 EVERYWHERE TOUR IN JAPAN」の神奈川・パシフィコ横浜 国立大ホール公演を行った。モデルプレスでは、同ツアー最終公演となった夜の部の様子をレポートする。


新アルバム「EVERYD4Y」を引っさげた「WINNER 2018 EVERYWHERE TOUR IN JAPAN」完走

3日、約4年ぶりのフルアルバム「EVERYD4Y」をリリースしたWINNER。同アルバムを引っさげた今回のツアーでは、自身最多となる全8都市13公演(9月30日の鹿児島公演は台風のため中止)を敢行。全国各地のインナーサークル(WINNERのファンの呼称)を4人の世界で包み込んだ。

また同アルバムは9月5日に先行配信され、iTunes K-POPアルバムランキング、ポップアルバムランキングで1位を獲得。4月にリリースされた韓国盤は18ヶ国のiTunesチャートで1位、米国で5位にチャートインするなど国内にとどまらない人気を証明している。


新曲『AIR』も披露 爽やかなオープニングでスタート

イ・スンフン、キム・ジヌ、ソン・ミノ、カン・スンユン (提供写真)
イ・スンフン、キム・ジヌ、ソン・ミノ、カン・スンユン (提供写真)
モニターにけたたましい雷の映像が流れ、メンバー4人の名前が映し出される。雷の音が突然一転し穏やかになると、幅6メートル、高さ3メートルもあるという巨大な半円型ステージの上に4人が姿を見せた。その途端、ホールが割れんばかりの歓声が。切ない感性とWINNERの美しいハーモニーが共鳴する、デビューソング『EMPTY』からライブがスタートした。

次は新曲の『AIR』。4人は青と白を貴重としたマリンルックの衣装に身を包み、まるで会場を海に見立てたかのようにショーが進んでいく。最初の挨拶では、ジヌが「ファイナルなので、とても残念です…。後悔しないように、最後まで楽しみましょう!」と会場を盛り上げた。

続いて新生WINNERの醍醐味・トロピカルハウスが心地よい『HELLO』『EVERYDAY』の日本語バージョンを立て続けに披露し、ファンのボルテージはどんどんと上がっていく。

大人の色気溢れるソロステージ SEXYパフォーマンスで魅了

ソロステージではミノが、途中ジャケットのボタンを開け、上裸の見事な腹筋を露出。その後も女性ダンサーと唇を近づける振りつけなど、彼らしいアダルトな雰囲気で包み込んだ。

続くジヌは、先輩のBIGBANG・G-DRAGONの名曲『UNTITLED』を、スタンドマイクを握りしめ感傷的に歌い上げる。

ソン・ミノ、カン・スンユン、キム・ジヌ 、イ・スンフン(提供写真)
ソン・ミノ、カン・スンユン、キム・ジヌ 、イ・スンフン(提供写真)
スンユンは、今回のツアーのため特別にアカペラバージョンにアレンジしたという『IT RAINS』で圧倒的な歌唱力を披露。さらに「この曲を歌う時は自分が一番SEXYな人だと思っています(笑)」とジャケットを脱ぎ、「もっとSEXYに!」会場を煽りながら『本能的に』を熱唱した。

そしてスンフンは、客席の通路に飛び降りファンの一番近くで『SERENADE』を披露。そのままBIGBANG・SOLの代表曲であるハードナンバー『RINGA LINGA』で激しくダンス。途中タンクトップをめくりあげ腹筋を見せつけると、会場からは興奮の歓声が巻き起こった。

MCでは恋のキューピッドに?!&少年の夢を応援

MCでは、今回のツアーで恒例となっている“EVERYWHEREインタビュー”のコーナーがスタート。観客に直接インタビューすべく、スンフンとジヌが仲良く手をつなぎながら客席に降りると、ファンからは悲鳴に使い熱い声が。途中つまずいてしまったファンにスンフンが「大丈夫ですか?」と手を差し伸べる一幕も。

そして、女友達と一緒に来ていた2人の男性ファンを見つけたスンフンとジヌ。2人は「WINNERのコンサートに来ると恋が生まれるんです!」「僕はカップルメーカーですよ!」と大興奮。その場で告白までには至らなかったものの、2組はWINNERのおかげでそれぞれの仲を深めていた。

キム・ジヌ、ソン・ミノ、カン・スンユン、イ・スンフン (提供写真)
キム・ジヌ、ソン・ミノ、カン・スンユン、イ・スンフン (提供写真)
ミノとスンユンのペアも、ファンとハイタッチしながら観客席を練り歩き「ソロステージの中で一番良かった曲を歌ってくれる人いますか?」と質問。

すると1人の少年が『RINGA LINGA』の振り付けを披露することとなり、少年の自身満々なダンスに会場中から歓声が。ここでスンフンが「夢は何ですか?」と尋ねると、彼の夢は「WINNERと同じ事務所に入ること」。メンバーたちは歓声を上げ「WINNERが応援します!頑張って!」とエールを送った。

今回の日本ツアーで「一番思い出に残っていること」は?

続く『MOVIE STAR』では、“I’m a movie star.”とそれぞれが自分に言い聞かせるように、ファンの美しい合唱が会場にこだまする。そして4人の“子供の頃の妄想”がテーマのキュートな映画風VTRが流れると、今度は赤と黒の衣装に身を包んだ4人が再登場。『IMMATURE』『LOVE ME LOVE ME』『SPECIAL NIGHT』でエネルギッシュに盛り上げた。

キム・ジヌ、イ・スンフン、ソン・ミノ、カン・スンユン (提供写真)
キム・ジヌ、イ・スンフン、ソン・ミノ、カン・スンユン (提供写真)
またツアーファイナルということで、全国各地を巡った今回のツアーで「一番思い出に残っていること」を1人ずつ話すことに。

スンフンは「みんなでスポーツをしたこと」と明かし、「スンユン君とかミノ君とかと一緒に運動したのは初めてだったし、青春ドラマみたいでした」とにっこり。

ミノは「僕は今日、今が一番特別な記憶になったと思います」とさすがのコメントで沸かせ、ジヌは「静岡で富士山のコスプレをして、ファンのみんなが富士山ダンスを一緒にしてくれたこと」。

スンユンは「仙台、長崎、静岡など、初めてのところにたくさん行けたこと。鹿児島はすごく残念だったけど、必ず会いに行きます」と語った。

さらに「最近すごく忙しかったのですが、このツアーがヒーリングになりました。『どこにでも行くよ』という思いで作った『EVERYWHERE』ツアーでしたが、逆にどこでも皆さんからエネルギ-と応援をもらったと思います。本当にありがとうございます。この瞬間が本当に嬉しいし幸せです」とスンユン。

ソン・ミノ、キム・ジヌ、カン・スンユン、イ・スンフン (提供写真)
ソン・ミノ、キム・ジヌ、カン・スンユン、イ・スンフン (提供写真)
そして本編最後の『ISLAND』『REALLY REALLY』『LA LA』では、ファンの熱気が最高潮にヒートアップ。スンユンの「EVERY BODY JUMP!!」の掛け声で、会場の床がゆれるほどの盛り上がりとなった。

アンコールで感動メッセージ「練習生のときに…」

アンコールではメンバーたちがステージを自由に動き回り、ファンと一緒に思い切り飛び跳ねる。特にスンフンやスンユンは、再び客席に降りてファンサービスを振りまきながらパフォーマンス。

ソン・ミノ、カン・スンユン、イ・スンフン、キム・ジヌ (提供写真)
ソン・ミノ、カン・スンユン、イ・スンフン、キム・ジヌ (提供写真)
最後のあいさつでジヌは「楽しく盛り上がってますが、今日がファイナルでしょ?心が複雑です。もっと皆さんに逢いたくて寂しいです。皆さんのおかげで、ジヌは元気をたくさんもらって癒やされました。本当にありがとうございます」と涙目になりながらコメント。

ミノは「今回のツアーでは、人生の中でも本当に特別な経験が出来ました。そして今回、WINNERだけじゃなくて、インナーサークルもみんな成長した気がします。みなさんもエナジーが素晴らしくなりました」と笑顔に。するとスンユンも「そうそう!このツアーのジャンプが今までで一番高かったよ!」とファンの盛り上がりを褒め称えた。

イ・スンフン、キム・ジヌ、カン・スンユン、ソン・ミノ (提供写真)
イ・スンフン、キム・ジヌ、カン・スンユン、ソン・ミノ (提供写真)
スンフンは「さっき、練習生の時に日本語の授業を受けていたことを思い出しました」と切り出し「ダンスと歌の練習で時間が無いのに、なんで日本語を習うの?という思いもあったけど、この瞬間のためだったと思います。たくさんの人たちの前で歌うことができて、感謝しています。もっと頑張ります」と話し、会場からは感動の声が。

最後にスンユンは「皆さんのいるところ、全ての場所に行きたかったんです。もっと全国の皆さんに会いに行けるように頑張るので、期待してください」と呼びかけ、「すべてが大事な美しい思い出でした」と締めくくった。

WINNERとインナーサークルの“AIR”はこれからも

(提供写真)
(提供写真)
切なく感傷的な失恋ソングから、明るくおしゃれなモダンサウンド、エネルギッシュでパワフルなロック曲まで、多様な顔で魅了した今回のWINNER

メンバーが観客席まで降りてファンと触れあえば、ファンはアンコール前にWINNERへの替え歌ソングをプレゼントし4人へ気持ちを伝える。

圧倒的なボイスパフォーマンス、そして流れるようにしなやかなダンスに酔いしれるだけでなく、4人のフレンドリーなキャラクターがインナーサークルを巻き込み、ポジティブな“AIR”でホール中を一杯にしたライブとなった。

今後WINNERは、「EVERYD4Y」の発売を記念して、2月3日大阪、2月4日東京、2月5日福岡での「メンバー全員ハイタッチイベント」を開催。他にも発売を記念したTwitter企画などが目白押しとなっているため、こちらも合わせてチェックしたい。(modelpress編集部)

「WINNER 2018 EVERYWHERE TOUR IN JAPAN」10月8日夜公演<セットリスト>

1.EMPTY
2.AIR
3.HELLO
4.EVERYDAY
5.BODY(MINO SOLO)
6.TURN OFF THE RIGHT(MINO SOLO)
 UNTITLED(JINU)
7.IT RAINS(YOON SOLO)
 本能的に(YOON)
8.SERENADE(HOONY)
 RINGA LINGA(HOONY)
9.WE WERE
10.FOR
11.RAINING
12.MOVIE STAR
13.IMMATURE
14.LOVE ME LOVE ME
15.SPECIAL NIGHT
16.ISLAND
17.REALLY REALLY
18.LA LA
<ENCORE>
19.DON’T FLIRT
20.LUXURY
21.SMILE AGAIN
22.EVERYDAY(REMIX)
23.GO UP
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