日向坂46平尾帆夏、加入1年で実感する“四期生1番の課題” 心に残る渡邉美穂からの言葉も<「脈打つ感情」インタビュー>
2023.11.10 07:00
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日向坂46が11月8日に2ndアルバム 「脈打つ感情」をリリース。モデルプレスでは四期生の平尾帆夏(ひらお・ほのか/20)にインタビューを実施し、今作に収録される四期生楽曲「ロッククライミング」で初センターを務める心境や、夢を叶える秘訣を聞いた。
平尾帆夏、初センター抜擢の心境
― 今作には四期生楽曲「ロッククライミング」が収録されます。最初に楽曲を聴いた時の感想を教えてください。平尾:今回も爽やかな曲調で、何度も聴いてさらに好きになる曲だと思いました。
― 平尾さんは初めてセンターを務めますが、フォーメーションが発表された時の心境はいかがでしたか?
平尾:よく分からなかったです…(笑)。これまでの四期生楽曲は3列目で歌っていて、発表の時も最初に名前を呼ばれることが多かったので、2列目あたりの発表から記憶がなくて。気づいたら周りにみんながいた、くらいの驚きでした。サイドにはセンター経験者の正源司(陽子)と藤嶌(果歩)がいるので “自分が”というよりは、みんなに助けてもらいながら良い曲にしたいなと思います。
平尾帆夏、日向坂46の思い出の楽曲
― 「ロッククライミング」は聴く人の背中を押すような歌詞が印象的ですが、メンバー同士で励まし合ったエピソードはありますか?平尾:ツアーで四期生楽曲の「シーラカンス」を披露しているのですが、四期生でエンジンをしてから本番に挑んでいます。すごく励まされますし、四期生の絆を感じるタイミングです。背中を叩き合って気合を入れている子もいっぱいいます(笑)。
― アルバムには加入前の楽曲も収録されていますが、思い出の楽曲があれば教えてください。
平尾:「僕なんか」は研修生になってすぐのレッスンで練習していた楽曲だったので1年前を思い出します。それと、去年初めてツアーを観にいかせていただいたのですが、その時に披露していた「月と星が踊るMidnight」や、「ゴーフルと君」で三期生さん4人がすごく楽しそうに踊っていたのが印象的で思い出に残っています。
― 思い出の楽曲に並んで四期生楽曲が収録されているのは感慨深いですね。
平尾:元々おひさま(ファンの名称)なので、私たちの声がアルバムに入っているというのがとても感慨深いですし、嬉しいです。
平尾帆夏、佐々木久美の言葉に涙
― 8月末から全国ツアー「Happy Train Tour 2023」が始まり、残すは追加公演のみとなりました。先輩メンバーとの交流もより一層増えたかと思いますが、印象的なエピソードやアドバイスなどはありましたか?平尾:ツアーの練習中、四期生のレッスンにキャプテンの佐々木久美さんが来てくださったことがあり「こうしたらもっと良くなる」「私たちはこうしてるよ」と前向きなアドバイスをたくさんいただきました。「先輩たちはみんなのこと大好きだから」という言葉にみんな涙が出ていました。とても感謝していますし、先輩方と話せるようになってきて、さらに活動が楽しいです!それと、加入前から濱岸ひよりさんが大好きで推しメンだったのですが、最近誕生日にご飯に連れて行っていただきました。それ以来、さらに仲良くさせていただいていて、今回のツアーでたくさんハグをしています(笑)。ハグでいうと「NO WAR in the future」という楽曲で、2人で好きなことをするタイミングがあるのですが、私は金村美玖さんとペアなので、そこでもハグしあっています。先輩の愛をたくさん受けてます!
平尾帆夏、新期生ライブは「1つ目の壁」
― 最近では坂道3グループの新期生によるライブ公演「新参者 LIVE at THEATER MILANO-Za」が発表されました。平尾さんは日向坂46の新期生として、どのように公演に挑んでいきたいですか?平尾:四期生の1つ目の壁だと思いますし、頑張り時だと思います。この公演を成功させないことには未来はないと思っているので、少しでもグループの力になれるように頑張りたいです。そして、一回り大きい姿でツアーの追加公演に参加できたら良いなと思います。
― 公演が決定した時、四期生同士で話し合いはしましたか?
平尾:不安を語り合うことはありました。でも「やるしかない!」という結果に辿り着きました。
― どなたかが率先して気持ちを切り替える空気感を作っているのでしょうか?
平尾:誰かが鼓舞するというよりは、 個々がだんだん頑張ろうという気持ちになっていると思います。
― 平尾さんが思う日向坂46四期生の強みを教えてください。
平尾:難しいですね…。「これが強みです」と言えないのが今の私たちの1番の課題です。四期生として活動していて、他のメンバーの良いところはたくさん見つけられますし、ハッピーオーラは私たちもたくさん持っているのではないかと思うので、日向坂46特有の空気感だったり、ハッピーオーラだったりを「強みです」と言えるように成長したいです。それと「ライブが楽しい!」「ライブが強い!」と思われたいなと思います。櫻坂46さんはダンスがカッコよくて特徴的ですが、私たちはお客さんを巻き込んで一緒に楽しむグループになりたいです。
― プライベートで交流のある坂道メンバーはいらっしゃいますか?
平尾:実は(山下)瞳月ちゃんとはすごく前から連絡先を交換していて、1番仲が良いです。瞳月ちゃんが櫻坂46の三期生としてお披露目される前から喋る仲で、「一緒にお出かけしよう」「ご飯食べに行こう」と話しています。あとは「新参者」の撮影が櫻坂46さんも同じ日だったので村井優ちゃん、向井純葉ちゃんともお話しました。
平尾帆夏が不安を乗り越える方法
― 四期生がお披露目されてからおよそ1年が経ちましたが、加入当初は葛藤や不安はありませんでしたか?平尾:お披露目の時は楽しさが100%でした。ですが、加入前から先輩方で日向坂46は完成されていたので、そこに新しく人が加わるというのは全員が肯定的ではないというのも、おひさまとして分かっていました。なので、オーディションを受ける時は大好きな日向坂46を自分たちが変えてしまうことへの怖さや、「きっと受け入れられないだろう」というのを考えていました。
― その不安にどのように立ち向かって行こうと思いますか?
平尾:認めてもらえるように、目の前の活動を頑張るしかないと思っています。
平尾帆夏、心に残る渡邉美穂の言葉
― 平尾さんは、昨年グループを卒業された渡邉美穂さんの勧めでオーディションを受けたそうですね。平尾:美穂さんのミーグリ(ミート&グリートイベント)に行って、そこで「受けてみなよ!」と一言いただいたのがきっかけです。加入してから、お会いさせていただく機会があり、直接報告もできました。今回のアルバムに美穂さんのセンター曲「恋した魚は空を飛ぶ」と一緒に自分のセンター曲も入れていただけることになってすごく嬉しいです!
― お会いした時は、どのようなお話をされたのでしょうか?
平尾:その時の悩みを相談したのですが、すごく優しくて、全てを経験された先輩なのでアドバイスや乗り越え方などを教えていただきました。その時に「いつか私のポジションに入ってね」と言ってくださったのがすごく心に残っています。私も美穂さんのような存在になれるように頑張ろうと思いました。
平尾帆夏の夢を叶える秘訣
― モデルプレス読者の中には今、夢を追いかけている読者もたくさんいます。そういった読者に向けて、平尾さんの「夢を叶える秘訣」を教えてください。平尾:私も夢を叶える途中なのですが、それこそ「ロッククライミング」を聴いて最近はとても励まされています。歌詞が夢を叶えるまでの助言のような歌詞なので、上を向いて頑張れています。
― 今後グループで叶えたい夢はありますか?
平尾:テレビだったり、雑誌だったり、「毎日メディアで見るね」と言っていただけるグループになりたいです。どこかしらで日向坂46を見てもらえるように私も頑張らないといけないと思います。
― ありがとうございました。
(modelpress編集部)
PHOTO:矢沢隆則
日向坂46・2ndアルバム「脈打つ感情」
約3年ぶりのアルバムとなる本作には「君しか勝たん」「僕なんか」などの既存曲のほか、形態別に一期生楽曲「最初の白夜」、二期生楽曲「自販機と主体性」、三期生楽曲「青春ポップコーン」、四期生楽曲「ロッククライミング」が収録。表題曲「君は0から1になれ」のセンターは一期生・佐々木久美が務める。平尾帆夏(ひらお・ほのか)プロフィール
生年月日:2003年7月31日/星座:しし座/身長:156cm/出身地:鳥取県/血液型:A型
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