松村北斗＆西畑大吾「ノッキンオン・ロックドドア」

本作はSixTONESの松村北斗＆なにわ男子の西畑大吾、ドラマ初共演となる演技派2人が“相棒かつライバルの最強ダブル探偵”に扮し、W主演を務める本格ミステリードラマ。松村演じるトリック＝不可能【HOW】専門探偵・御殿場倒理と、西畑演じる動機や理由＝不可解【WHY】専門探偵・片無氷雨が時にいがみ合いながらも協力し、数々の難事件に挑んでいく。

畑は、倒理と氷雨が共同経営する探偵事務所「ノッキンオン・ロックドドア」で家政婦のアルバイトをする女子高生・薬師寺薬子を演じている。

畑芽育、薬子に共感する一面

― まずは改めて畑さん演じる薬師寺薬子について教えてください。ご自身から見てどんなキャラクターですか？

畑：最初は、ものすごく可愛らしいキャラクターですが溌剌としていて物怖じしない面白い子という印象でした。クランクインする前から演じるのを楽しみにしていましたが、実際に撮影に入ってみてコミカルで大人に負けないしたたかさもあると感じて、演じていてすごく楽しいです。

― ご自身と似ているところはありますか？

畑：すごく似ていると感じることはありませんが、私自身も小さい頃から芸能の仕事を始め大人たちに囲まれながら生活していたこともあり、小・中学校時代は周りとのギャップを感じて葛藤していた時期がありました。そういった面では、薬子の、“人と違った独特なところ”が少し似ているのかなと思います。

松村北斗＆西畑大吾の印象・現場の“喧嘩事情”語る

― 薬子は小悪魔的な要素も感じるキャラクターですが、共演者の方にそういった要素を感じる方はいらっしゃいますか？

畑：小悪魔というより、この現場には“悪魔”しかいないんです（笑）。皆でそれぞれの抜けている部分を探してはいじる対象を見つけてツッコんでいるので毎回ターゲットにならないかと緊張していますが、私は今のところ上手く逃げています（笑）。（近くに共演者がいたため一緒に笑いながら）そんな現場ですが、良いお兄さん、お姉さん方ばかりですごく頼りになります！

― 松村北斗さんと西畑大吾さんの第一印象、また撮影を経て変わった印象があれば教えてください。

畑：2人ともクールで大人っぽいイメージでを持っていたのですが、お二人に限らず、皆さん親しみやすくてお話しやすくて、すごく和気藹々としています。いつも誰かしらがふざけて喧嘩（？）していたりと、幼稚園みたいに楽しい現場です（笑）。朗らかで、常に現場の雰囲気がとてもいいです！

― どなたがよく喧嘩されているのですか？

畑：石橋（静河）さんと松村さんがよく喧嘩していて、それこそさっきも喧嘩していたんです（笑）。役柄とも似ているのですが、どの相性診断をしても良い結果が出ず、全部「気が合わない」と診断されていたのでお互いにふざけて嫌味を言い合っていました（笑）。

― すごく楽しそうな現場の雰囲気が伝わってきます。畑さんはどなたかと相性診断されましたか？

畑：私はしていないです。ただただ皆さんの会話を聞いているのが楽しくてそれでお腹いっぱいです（笑）。

― 西畑さんはいかがですか？

畑：西畑さんは俯瞰で見てくださる方です。なんでも拾って笑ってくださって、一番大人かもしれません（笑）。

畑芽育、松村北斗＆西畑大吾との掛け合いシーンで意識していること

― ミステリードラマならではの難しさを感じることはありますか？

畑：台本を読んでいても何がトリックでどういう仕組みなのか、どうやって映像になっていくのかが整理できずなかなか頭が追いつかないときがあるので、視聴者の方と同じ感覚で、放送を楽しんでいます！私の役は難しいセリフがほとんどありませんが、倒理さんと氷雨さんがスラスラと難解な事件を解説していて本当にすごいなと尊敬しています。

― 倒理・氷雨とのテンポ感の良い掛け合いも魅力的ですが、薬子として意識していることはありますか？

畑：本当にお二人のセリフ量が尋常じゃないので、私のセリフで突っかからないようにしようということを考えています。他の方とのシーンも含め、とにかく足を引っ張らないように常に神経を張り巡らせて、間をうかがいながら「ここだ！」というところで力を出せるよう頑張っています。

― では現場ではみなさんずっと台本に集中されている？

畑：そんなことはなくて…皆さん、いつ台本を頭に入れているのか疑問に思うくらい、現場で楽しく笑い合って過ごしています。

― これまでの撮影で印象に残っているセリフやシーンがあれば教えてください。

畑：第6話の「10円玉が少なすぎる」の話は、個人的にすごく楽しみな回です（※インタビュー時は第6話放送前）。薬子が事件を持ってくるのですが、事務所内で推理を繰り広げながら解決していくお話で、現場のテンポ感も良く集中力がより高まった日だったと撮影を振り返ってみて思います。

畑芽育の夢を叶える秘訣

― モデルプレス読者の中には今、夢を追いかけている読者もたくさんいます。そういった読者に向けて、出演作が絶えず注目を集め続けている畑さんの「夢を叶える秘訣」を教えてください。

畑：今まで嬉しいことや自分にとって大きな転機があったのは、たまたま自分がツイていただけで全部運やタイミングだと思っていたんです。特にこの世界は1分1秒のズレで何事も変わってしまうような世界だと捉えていたのでタイミングがすごく大切だと考えていました。ですが、それを話したら「小さい頃から自分で気づかないうちに努力してきてるから、その運が回ってきたんだよ」と言ってもらえたことがあり、見えないところでもコツコツやることの大切さを実感しました。見ている人は見てくれているんだなと思えて嬉しかったです。

― 最後に今後の見どころや放送を楽しみにしている視聴者に向けてメッセージをお願いします。

畑：倒理さん、氷雨さん、穿地さん（石橋）、そして美影さん（早乙女太一）の大学時代の同級生4人の関係性、倒理さんと氷雨さんの2人の間に何があったのかという関係値がこれからどんどんストーリーに絡んできてすごく面白い展開になると思うので注目して観ていただきたいです。また、薬子が活躍する部分も出てくるので、薬子というキャラクターも愛していただければ何よりも嬉しいです！

― 貴重なお話をありがとうございました。ドラマも楽しみにしています。

（modelpress編集部）

畑芽育（はた・めい）プロフィール

生年月日：2002年4月10日
出身地：東京都
身長：152cm
趣味：音楽を聴くこと
特技：ダンス

「ノッキンオン・ロックドドア」第7話あらすじ

不可能（HOW）専門探偵・御殿場倒理（松村北斗）＆不可解（WHY）専門探偵・片無氷雨（西畑大吾）が探偵事務所の宣伝動画を撮影していると、警視庁捜査一課の刑事・穿地決（石橋静河）から連絡が入った.。3人の元ゼミ仲間である犯罪コンサルタント・糸切美影（早乙女太一）が指南した、新たな殺人事件が発生したというのだ。それは前夜、一人で自宅の書斎にいた検察官・片桐道隆（朝井大智）がライフルで射殺され、世間を騒がせている『検事射殺事件』。ドンという物音に驚いた妻・佳代子（入山法子）が駆けつけると、片桐が仰向けに倒れて絶命していたという。しかも現場を見た倒理と氷雨は、天才・美影が仕掛けた“不可能トリック”に思わずうなる。なんと犯人は屋外から、遮光カーテンが閉まった書斎の中にいる“見えないターゲット”を狙撃していたのだ。

重要参考人として浮上したのは、ライフル射撃大会の入賞経験を持つ上野美貴（市川由衣）。実は1週間前、美貴らが所属するNPO団体の懸命な支援でようやく認められた『料亭放火殺人事件』の再審請求の扉が、検察の不服申し立てによって閉ざされていたのだ。さらに、今回の『検事射殺事件』の背景には、彼女が大きく関わる“もうひとつの事件”も絡み合っているようで…？だが、美貴の腕をもってしても、カーテン越しに見えないターゲットを狙撃するのは不可能。はたして美影は犯人にどんなトリックを指南したのか。そして、犯人は本当に美貴なのか。闇に葬られた真実につながる“開かずの扉”の鍵を求め、一筋縄ではいかない謎に挑むＷ探偵と穿地は、やがて“前代未聞の窮地”に立たされることに。一方、美影はゼミの恩師・天川考四郎（渡部篤郎）の前に突然姿を現し…？

オシドラサタデー「ノッキンオン・ロックドドア」

毎週土曜よる11：00～／テレビ朝日系
松村北斗（SixTONES） 西畑大吾（なにわ男子）　
石橋静河　畑芽育　駒木根隆介・早乙女太一・角田晃広　渡部篤郎 ほか

見逃し配信
https://tver.jp/series/srlxv6mww1