モデルプレスのインタビューに応じたmiyou、アサヒ、MAYU(C)モデルプレス

【リトグリMAYU・アサヒ・miyouインタビュー】衝撃告白から気になる関係性まで 3人だから話せるエピソード続々<モデルプレスインタビュー>

2023.07.15 19:04

【Little Glee Monster『今この瞬間を』インタビュー】

新体制では初となる通算21枚目のシングル『今この瞬間を』を8月23日にリリース(※表題曲「今この瞬間を」は7月15日よりデジタル配信が先行スタート)するLittle Glee Monster

今回モデルプレスではMAYUアサヒmiyouの3人にインタビュー。新曲はもちろん、現在開催中の全国ツアー「Little Glee Monster Live Tour 2023 “Fanfare”」について、さらには3人だから話せることまでたっぷり聞いた。

リトグリの青春ソング『今この瞬間を』

MAYU(C)モデルプレス
MAYU(C)モデルプレス
― まずは表題曲『今この瞬間を』ついて教えてください。

MAYU:久しぶりにリトグリらしい青春ソングです。学生のみなさんが誰かと夢を追いかけているような、それは私たちもグループとしてリンクする部分があり、何かに向かって行く熱くて優しい曲です。

― どんな方に届けたいですか?

アサヒ:特に、部活だったり勉強だったり、たくさん頑張っている学生のみなさんに聞いてほしいです。ぜひSNSでこの音楽をつけて、エモーショナルビデオみたいなのを作ってくれたらなって思います。

― 曲調はゴスペル感たっぷりで、歌いだしはmiyouさんからですよね。

miyou:レコーディングをしていてすごく難しかったのは覚えてます。一言目の歌詞から絶望的なのでその気持ちの込め方と、低いのもあったのでどういう風に表現しようかなと。あそこで心をつかみたかったので、色々考えながらレコーディングしました。

miyou(C)モデルプレス
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― 対して、2曲目『Heart feels…』はガラッと雰囲気が変わりますね。

MAYU:ライブで歌えんのかな(笑)。『WONDER LOVER』のように挑戦した楽曲で、イマドキなサウンドですが、歌詞はすごく可愛いんです。リトグリって恋愛ソングが少ないので、こういう甘い曲も久しぶりですね。歌い回しも難しかったよね?

miyou:リズムとか区切るところとかめっちゃ難しかったけど面白いですよね。

MAYU:『Rolling Rolling Rolling』も言葉遊びが面白難しかったんですけど、それとはまた違う感じで、結果的にたどり着くとこは「ライブどうなるんだろう?」って感じです。『グレーテルのかまど』(NHK Eテレ)のエンディング・テーマで、以前使っていただいていた『幸せのかけら』とは真逆な感じですけど、スイーツ作りの“甘さ”と重なるので若い皆さんには刺さる1曲かなと思います。

― ツアーの後半に聞ける可能性も…?

MAYU:セットリストは多少変わってきますが、この曲は幻になるかも…来てのお楽しみです(笑)。

アサヒの挑戦「家族が喜ぶと思って」

アサヒ(C)モデルプレス
アサヒ(C)モデルプレス
― そしてもう1曲。アサヒさんが1曲通して1人でメインを担当した『おかえりなさい』。

MAYU:来ました!これは私たちもどういう思いか聞きたい!

― 最初に「メインを1人で」と聞いた時はどう思いましたか?

アサヒ:「いや、全然いいです」って(笑)。

MAYUmiyou:(笑)。

アサヒ:『ほっとニュース北海道』(NHK北海道)のテーマとして北海道限定だったので、家族が喜ぶと思ってチャレンジさせて頂きました。

― お2人は出来上がった曲を聞いてどう思いましたか?

miyou:レコーディング終わった後、仕上がりを確認するためにみんなで聞く機会があったんですけど、(アサヒが)「やめて!止めて!」みたいにめっちゃ恥ずかしがってました(笑)。でも、アサヒちゃんの表現力と抑揚もあって、温かくもあってさすがやなって思いました。

MAYU:すごくアサヒに合ってるなって思います。アサヒは“朝日”っていう歌詞を歌うことが多くて、今回の曲には“朝日”はないですが“光”“陽”の言葉がやっぱり似合います。本当に北海道のアサヒの家族も喜んでくれると思うし……私は誰目線なんですかね(笑)。こういう機会があってアサヒの良さがみなさんに伝わるのは嬉しいです。

今までも誰かがメインで歌うことはあったんですけど、基本的にはみんなで歌うことが多いので、私たちは10年ぐらい一緒はいるけど、今回新しいアサヒの良さを見つけられましたし、個人的には後半のコーラスが難しくて歌い応えがあってやりがいがありました。

― 1人のメインは緊張するもの?それとも楽しみのほうが大きかった?

アサヒ:いつもだったらワンフレーズずつどう表現しようかなって考えていましたが、1曲通してのストーリーの中で、どう声を操りながら表現したら飽きないかなとか考えるのが大変でした。

アサヒ(C)モデルプレス
アサヒ(C)モデルプレス
― アサヒさんはご自身で聞いてみてどう感じましたか?

アサヒ:えぇ…………(困笑)。

MAYU:(笑)。歌ってる人と別かな。

アサヒ:そうですね(悩)……よく出来上がってたらいいなっていう願望のまま旅立っていきました。

MAYUmiyou:(笑)。どこに?世に?

アサヒ:うん。

― この曲もツアーで披露する可能性がある?

MAYU:タイミング的には夏にリリースですし、北海道公演も夏なので可能性は非常に高いと思います!

アサヒ:まあ0.1%ぐらい?

MAYUmiyou:いやいやいや!

miyou、衝撃の告白

miyou(C)モデルプレス
miyou(C)モデルプレス
― ツアーは12月までありますが、6人体制での初全国ツアーということで、この時点で印象に残っていることをお聞きしたいです。

miyou:私たち3人が入ってから初めての声出し開催で、ライブ中は自分に一生懸命だったのでそこまで意識出来てなかったですけど、ライブが終わった後にマネージャーさんが撮っていた動画を観た時、ガオラーのみなさんの声を聞いて号泣したぐらいです。

ライブってこういうことなんだって思ったし、みんなで一緒に1つのものを作り上げていくってこういう感覚なんやなって徐々に分かり始めて、楽しさが変わり始めたなって感じています。

アサヒ:声を聞けない環境に慣れ始めていた自分がいたので、こんなにみんなの中に秘められた声がたくさんあったんだって嬉かったし、なにより一体感が生まれて1つひとつ思い出に残る公演になっていると思います。

― SNSで「新メンバーの成長がすごい」というガオラーさんたちの声を多々拝見しますが、お2人にはどう映っていますか?

アサヒ:毎日進化していくし、限界がなさそうで「怖い」って思います(笑)。

miyou:怖がられてた(笑)。

アサヒ:毎公演、自分の最高を更新しているなって感じていますし、おしゃべりも徐々に成長している過程を嬉しく感じながら見ています。

MAYU:本当にまだ入って半年ちょっとか、ってめっちゃ思うんです。特にみゆみゆ(=miyou)はMCも安定してるんで、うちらのデビュー当時はなんやったんやろって思っちゃうぐらい(笑)。3人ともすごく努力家なので、アサヒの言う通り毎日進化が止まらないんだと思います。3人でやったツアーも楽しかったですけど、今回は安心というか、ホッとしながら出来ていると思います。

miyou:良かっっった。ホッとしてほしい(笑)。

MAYU(C)モデルプレス
MAYU(C)モデルプレス
― miyouさん自身はいかがですか?春頃お話を聞いた時は「毎回反省がある」と仰っていましたが?

miyou:……分かんないんですよね…成長してるつもりも別になくて(笑)。でも、ちょっと前よりも冷静にできるようになったかなって思います。曲自体に慣れてきたのもあると思いますし、ガオラーのみなさんの空気感に馴染んできた感覚もあるから、1歩引いて冷静に声の出し方とかを考えながら歌えるようになりました。

あとは、喋るのが苦手だったんですけど、今もそんな得意じゃなくて…。

MAYUアサヒ:衝撃の事実!(ザワザワしたり、絶句したり…)。

miyou:やめてやめて(笑)。

― (絶句)。

MAYU:(笑)。本当に衝撃ですよね!

miyou:(笑)。ドキドキしながら喋っていたんですけど、ガオラーのみなさんと仲良くなってきたというか、距離が縮んだと感じているので、楽しく喋れるようになったのかなって思います。そうやってコミュニケーションが上手に出来てきたからこそ、歌に込めるエネルギーも変わってきて、そこが1番大きい変化だと思います。

― ツアーは12月まであるので、どこまで進化していくのか楽しみですね。

MAYU:どうなっちゃうんだろうね。(加入して)1年経つぐらいか……えっヤバない。

miyou:ヤバい!

MAYU・アサヒ・miyouトリオの関係性

miyou、アサヒ、MAYU(C)モデルプレス
miyou、アサヒ、MAYU(C)モデルプレス
― これまでたくさんリトグリさんにお話を聞いてきましたが、今回のようにメンバーを限定したインタビューは初めてです。この3人の共通点を挙げるとしたら?

MAYU:詳しく言えないんですけど、実は結構固い絆で結ばれていて、もしかしたらライブ中でそれが……(笑)。

miyou:これ以上のことはライブでね(笑)。

MAYU:関係性でいうと、2人(=MAYUmiyou)が関西人なので考え方や捉え方が似てます。私がアサヒをイジることが多くて、関西人のツッコんでくれる人が増えたのでトリオみたいになってるかもしれん。

miyou:ずっとツッコんでるかも。

アサヒ:ありがたいね~。

MAYU:今までコンビだったものがトリオになった感じですね。

miyouが気になっていた“あさまゆ”ワールド

miyou(C)モデルプレス
miyou(C)モデルプレス
― この3人だからこそ話してみたいことはありますか?

miyou:もう3人(=かれん・ミカ・結海)と私の4人でいることが多くて、わちゃわちゃやかましくしてるんですけど、この2人は2人の世界にいるので、どう思ってんのかなと。

MAYU:(笑)。昔からかれんはしっかりしてるけど実は1番妹っぽくて、でも今までかれんについていける人がいなかったんだよね。

miyou:えぇ!1人であれやってた?

MAYU:そう。基本かれんは1人でもどこでも行ける子やから基本楽屋にいなかったの。そこに良い意味でかれんについていける3人が入ってきた感じだけど……無理してる(笑)?

miyou:してない(笑)。

MAYU:よかった、一応確認(笑)。だから私たちとしては「かれん良かったね」っていう親心もあるし、楽しそうで何よりって思いますね。

miyou:そうだったんですね。

アサヒ:逆にどう思ってる?

miyou:いつも「うるさいって思われてないかな?」って心配してる。この2人って独特の空気感があって、いつも「それ、なんの話?」っていう会話をしてて不思議やなって思ってる。

MAYU:ほとんど意味ないねん。

miyou:それが不思議。miyouたちも意味ある会話してるわけじゃないけど…。

MAYU:言いたいことは分かる!うちらも自分たちで「なに、この話」って思ってる。

アサヒ:謎の想像の話とかしてる。

MAYU:同級生なのが大きいかもしれないですね。

アサヒ(C)モデルプレス
アサヒ(C)モデルプレス
MAYU(C)モデルプレス
MAYU(C)モデルプレス
― 2人だからこそ分かる話が多いんですね。

MAYU:何を話したかって聞かれると、表で言われへんというか、自分らでも認めるぐらい内容がアホすぎて(笑)。お互いに他では通じないって思ってるから2人で喋ることが多いですよね。多分メンバーに話しても、受け入れてはくれると思うけどワンチャン引かれる。

miyou:かれんちゃんに、冷静に「何言ってんの?」って言われそう(笑)。

若者に混ざりたい“あさまゆ”、先が見えているmiyou

MAYU(C)モデルプレス
MAYU(C)モデルプレス
― MAYUさん、アサヒさんから聞きたいことはありますか?

アサヒ:(ゆっくり優しい口調で)3人は~どんな会話が楽しいの~?ちょっと入りたい気持ちはある。

miyou:聞き方、お母さんみたい(笑)。

MAYU:確かに。若者たちに混ざりたい。

miyou:歌の話が多いです。人の歌声を聞いて、どこまでが地声なのか、どこからミックスなのかとか。3人で話してからかれんちゃんに聞いて、その話を真面目にしているのが楽しいし、さっきもしてた。

アサヒ:確かにさっきも聞こえた。

miyou:めっちゃうるさかったやろ?

MAYU:元気やなって思ってた。

アサヒ(C)モデルプレス
アサヒ(C)モデルプレス
― 2人が会話に入りたかったら、ミックスかどうかを聞けばいいんですね?

アサヒ:わちゃわちゃしてるだけじゃないんだね。

miyou:そう、楽しくて大事な話。

MAYU:うちらも参戦していこうよ。

アサヒ:そうね。

MAYU:「ちなみにうちのミックスは…」とか?

miyou:いや、もうmiyouには見えてる。その話からどんどん2人が逸れていって、2人だけの話になって、2人で笑って終わっていくと思う。

MAYUアサヒ:ツラい(笑)。

リトグリMAYU・アサヒ・miyouからメッセージ

miyou(C)モデルプレス
miyou(C)モデルプレス
― 最後に、3人からファンのみなさんへメッセージをお願いします。

アサヒ:『今この瞬間を』は、Theリトグリという感じの曲で、青春を感じながら爽やかさがあり、絆を歌った歌です。今当てはまる人もいれば、昔を思い出す人もいますし、色んな方に当てはまると思うので、ぜひこの曲で元気になってもらいたいです。ツアーも12月まで続くので、お近くに行ったときはぜひ遊びに来てくれたらなと思います。

MAYU:コロナも落ち着いて日常が戻ってきて、夏らしく過ごせるのが久しぶりだと思うので、ぜひこの曲たちとともに、より楽しい夏にしてほしいなと思います。ツアーは、1度行ったから十分だと思っている方もいるかもしれないですが、「(新曲が)この辺で聞けるんじゃないか?」っていう期待も持ちながらまた遊びに来てほしいです。

miyou:この曲は、わかりやすく“青春”って言ってますけど、きっと学生の時だけが“青春”じゃないと思うし、色んなことが学生時代の時と重なると思うので、たくさん捉え方がある曲だと思います。何歳になっても夢に向かって頑張る人はたくさんいると思うので、そんな方々に届いたら嬉しいです。ライブでも魂込めて歌っておりますので、ちょっと元気出したいなって時とか、ちょっとでも興味を持ってもらえたら会いに来てほしいなって思いますね。6人で全力で背中を押させていただきます。

MAYU:お願いしますっ!

アサヒ:……ますっ!

― ありがとうございました。

(modelpress編集部)

miyou、アサヒ、MAYU(C)モデルプレス
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Little Glee Monster『今この瞬間を』(8月23日発売/7月15日デジタル先行配信)

Little Glee Monster(提供画像)
Little Glee Monster(提供画像)
【発売形態】
・通常盤(CD)

・初回生産限定盤(CD+BD)
※BDには「Little Glee Monster リトグリ CLUB 限定 LIVE “Fanfare” 0」から10曲収録

・期間生産限定盤(CD+BD)
※アニメ版権描き下ろし。JK、BDにはノンクレEDムービー収録予定

【収録内容】
M1.今この瞬間を(TV アニメ「MIX MEISEI STORY ~二度目の夏、空の向こうへ~ 」2023年7月クールエンディングテーマ)

M2.Heart feels…(NHK E テレ「グレーテルのかまど」エンディング・テーマ)

M3.おかえりなさい(NHK 北海道「ほっとニュース北海道」テーマ曲)

M4.(初回限定盤・通常盤)今この瞬間を - Lead Off ver. - / (期間限定盤)今この瞬間を – TV Size -
(modelpress編集部)
【Not Sponsored 記事】

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